キャンプオンパレードとは?
キャンプオンパレードは、東京・渋谷にあるビンテージランタンやオリジナルのキャンプギアを展開するアウトドアショップです。オープンしたのは2016年で、当初は浅草橋に店舗を構えていましたが、現在は渋谷区・神宮前に移転しています。店内にはオーナーの水山さんが自らヨーロッパに出向き買い付けたビンテージランタンや、キャンプオンパレードでしか買えないオリジナルアイテムが所狭しと並んでいます!
※写真はオーナーの水山さん。当日取材させて頂きましたが、非常に物腰の柔らかいお方でした!
キャンプオンパレードを開いたきっかけ
「キャンプを初めてしたのはお店を開く2年前くらい。最初はキャンプをしたことがなくて、誘われて行ってみたらのめり込んでしまって。虫も苦手なくらいだったのですが…(笑)」と意外なきっかけを語ってくれた水山さん。一度キャンプに行ってみてハマるというのは誰にでも心当たりはあるのではないでしょうか?そして「キャンプの楽しさ・素晴らしさを知ってほしい」という思いから『キャンプオンパレード』が誕生しました。
キャンプオンパレードの展開アイテム
それでは所狭しと並んでいる、オーナー・水山さんセレクトしたこだわりのキャンプギアの一部をご紹介します!普段お目にかかれないオリジナルアイテムばかりなので、店内にいると色々と目移りしてしまいます。(笑)
ヨーロッパで買い付けたビンテージランタン
こちらのビンテージランタンは、水山さん自らの確かな目でイギリスで買い付けてきたもの。他のお店では見かけることはあまりないレアアイテム!ボディは真鍮でできていて、クラシックな雰囲気が良いですね。「当店のビンテージランタンのラインナップの中でも、特に人気があります。パーツが少ないため手間も掛かりません。」と水山さん。
こちらはランタンコレクター垂涎のドイツ製の灯油ランタン。「ドイツ国内にはほとんど残っていないため、隣国から調達しています。」とのこと。これもキャンプ場でもあまり見かけない激レアアイテム。価格は¥50.000~¥100.000程度ですが「うちは販売代理店ではなく、メーカーだと思っているので、この価格は安いと思います。他のお店さんでしたらもう少し値段は上がってしまいます。」と水山さん。
キャンプオンパレードと言えばオリジナルタープ
キャンプオンパレードでは、自分の好きな生地を組み合わせ、オリジナルのタープを作れます!素材は「ポリコットン」と「パラフィン帆布」の2種類から選べ、カラーも豊富。また「糸の束を釜で茹でて撥水加工をしています。(水山さん)」と独自の撥水加工も施されているため安心。ガンガン使って自分だけの味を出していきたいですね。
こちらは別売りのウッドタープポール。ポールもオリジナルで「ciia」さんという作家さんが製作しています。繋ぎ目がポールの素材としては珍しい真鍮を使用し、160cmと240cmの2パターン展開。20cmの継ぎ足し用も販売されています。またタープ購入の方にはこのウッドポールのヘッドにつけるかわいいウッドカバーも無償で付属します。
こちらはウッドポールケース。なんとタープを選んだ生地(カラー・素材)に合わせて作れるオンリーワンのケース!どうせならこれも揃えたい!
実際にフィールドに設営したオリジナルタープはこちら。以前にYAGAIでも取材させて頂きました@ito.famさん所有のタープ。ウッドのファニチャーとも相性が良く、レトロな雰囲気がとても良いですね。1m間隔で幕体の生地のカラーを変更できるため、こんな自分好みなタープを作成できます!
オリジナルタープ基本情報
形状 :レクタタープ(正方形もしくは長方形)
素材 :ポリコットンとパラフィン帆布の2種類(撥水加工済)
付属品 :真鍮製自在付きガイロープ6本(内2本はメインポール用)
オプション:オリジナルウッドタープポール
160cm(税込み¥9720)
240cm(税込み¥12960)
上記以外の長さは延長ポールキット(20cm、30cm)が別売りで販売あり。
タープポールをオーダーした方は、ポールの先端キットも無償で付属。
納期 :オーダーから3~5週間(時期により異なる)
価格表:ポリコットン(税抜)
- 3m×3m 25000円
- 3m×4m 30000円
- 3m×5m 35000円
- 4m×4m 35000円
- 4m×5m 40000円
- 5m×5m 45000円
- 5m×6m 47500円
- 5m×7m 50000円
- 5m×8m 52500円
価格表:パラフィン帆布(税抜)
- 2m×3m 30000円
- 3m×3m 35000円
- 3m×4m 40000円
- 3m×5m 45000円
- 4m×4m 45000円
- 4m×5m 50000円
こだわりのウォルナットのファニチャー
オーナー水山さんこだわりのウォルナットを使用したテーブルとチェア。無垢材を使用しているため、こちらもガンガン使って味わい深くしたい一品。写真右のサイドテーブルはスノーピークのIGTシリーズとサイズの整合性があるため、バーナーを設置できます。
「高さ30cmのチェアでは焚火をするには少し低い。テーブルについて食事をメインにした高さのチェアがあっても良いのでは?と思い作りました。」と水山さん。これ実際に座ってみると、一番左の50cmの高さのチェアが如何に楽チンかが分かります。
作家さんとのコラボ・ガスカートリッジ
こちらは「Yu.To.Ri」さんという作家さんが手作りをしているOD缶のカートリッジカバー。「デザインはノースフェイスのジオドームテントからフォーカスされています。」とのこと。確かに似てますね…。こちらもオーダーメイドで自分好みのカラーを選べます。
こちらのかわいいカートリッジカバーは「boo-lea」さんという作家さんの手作り。「一時期はオーダーから納品まで1年ほど頂いていました。(水山さん)」という人気っぷり。250缶の他に110缶とCB缶用も発売されています。
男心をくすぐるレザー製のカートリッジカバーは「U.C.D」さんもの。このカートリッジ、OD缶の底部まで覆っているため、下から見たときにOD缶が見えなくなるデザインをしています。なかなか無いデザインですね。
最後に
今回取材させて頂いたキャンプオンパレードさんは、オーナー・水山さんの思いが詰まったこだわりを感じるショップさんでした!ここでしかゲットできないアイテムはもとより、水山さん・スタッフさんの温かい雰囲気がにじみ出ていました。遠くてなかなか行けないというキャンパーさんも、東京に来る機会があればぜひ立ち寄ってみてください!
おまけ(今日の戦利品)
こちらは取材当日ゲットした記事内で前述した「boo-lea」さんという作家さんのOD缶カートリッジカバー。250缶にピッタリのサイズです。写真右の生地はオリジナルタープのサンプル生地。オリジナルタープを検討されている方は、キャンプオンパレードの公式サイトでもゲットできますので、生地感の参考になりますね。