アウトドア用インナーとは
アウトドア用高機能インナーとは、ウィンドブレーカーやトレーナー、フリースなどの下に着る、高い保温機能や汗などを素早く吸収し発散させる機能などを兼ね備えた薄手の下着のようなものです。
もちろんアウトドアだけでなく、通勤や部屋着としても使えます。
インナーの素材
メリノウール
登山用のインナーなどで特に人気なのが、メリノウールです。メリノウールとは、メリノ種の羊からとれるウールのことで、ウールの中でも最高級のものです。特徴としては、繊維が特に細くて柔らかくウールにありがちなチクチクした感覚が全くないので、インナーなど肌に直接触れる衣類として適しています。そして、保温性と吸収除湿性に優れ汗を素早く大量に吸収し、湿気を外気に吐き出してくれるため、大量に汗をかく登山などのスポーツでも威力を発揮します。
また、アウトドアに嬉しい機能が、優れた防臭力です。合成繊維でも、消臭を売りにしている商品はたくさんありますが、合成繊維の消臭加工とは違い、天然素材であるメリノウールは、雑菌に対しての免疫力を持っているため、臭いの原因となる菌を抑制する効果があります。
化学繊維(ナイロン・ポリエステル)
ナイロンやポリエステルで作られているインナーは、とにかく速乾性に優れているのが特徴です。そして、薄くて非常に軽いので、夏にハードな運動をする際に適しています。値段もメリノウールに比べると安価なものが多いので、気軽に使って買い換えることができます。
最近は、ウールと化学繊維のハイブリット素材を使ったいいとこ取りの素材などが、各メーカーから発売されているので、目的に応じて適したインナーを選ぶといいと思います。
おすすめのインナー
モンベル
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モンベルのスーパーメリノウールは、ウール85%+ポリエステル15%でできています。通常のメリノウールよりも伸縮性に優れているため、スポーツにも最適です。ただ着ているだけでも暖かいので、じっとしていることの多いキャンプでもおすすめです。
THE NORTH FACE
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Heavy Weight PP 光電子® Double Cloth(ポリエステル79%、ポリプロピレン18%、ポリウレタン3%)という素材でできています。光電子とは遠赤外線効果によって温める仕組みの素材です。人が発している熱を利用し、繊維に含まれる微粒子セラミックにより輻射式で暖めます。暖まりやすく、またその暖かさが持続する仕組みになっています。
finetrack(ファイントラック)
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ファイントラックは、アウトドアスポーツ全般に向けたアイテムを開発、販売する国産アウトドアブランドです。全て日本製で、優れた繊維技術をもって作られたアイテムばかりで、高い安全性、品質を誇っています。商品開発には、実際に社員のフィールドでの体験が多く反映されているため、本当に欲しかった役に立つ製品が出来上がっています。
まとめ
いかがだったでしょうか?どこのメーカーも発売しているインナー、どれを選んでいいのか本当に必要なのか、悩んでしまいますよね。ただ、私はここ数年一番下に着るものが一番重要だと実感することが多く、そこにはお金をかけてでもこだわりたいと思っています。それがアウトドアを心置きなく楽しむための一つのポイントではないかと思うのです。
着た瞬間から暖かい、天然の吸湿発熱素材ウールを使用した中厚手のアンダーウエアです。優れた保温性とストレッチ性を備え、日常からスノースポーツまで幅広いシーンで活躍します。