【自転車旅のススメ】最適な自転車選びで快適な旅を!

【自転車旅のススメ】最適な自転車選びで快適な旅を!
一生の思い出になる自転車旅行。その成功のカギは、あなたに合った自転車を選ぶことです。

ロードバイク、マウンテンバイク、ランドナーなど、様々な種類の自転車がありますが、それぞれ特徴が異なり、旅のスタイルや目的に合っていないと、せっかくの旅が台無しになってしまうことも。

このブログ記事では、自転車旅行初心者の方でも迷わず選べるように、最適な自転車の選び方と、おすすめの自転車の種類、さらに旅を快適にするためのポイントをご紹介します。

更新:2024.4.18 作成:2024.4.18
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目次
  1. 自転車旅行のスタイルと目的に合わせた自転車選び
  2. 自転車選びのチェックポイント
  3. おすすめの自転車の種類
  4. 自転車旅行を快適にするコツ
  5. まとめ

自転車旅行のスタイルと目的に合わせた自転車選び

自転車旅行と言っても、様々なスタイルがあります。

ロードバイク: 
長距離をスピーディーに走ることに適しています。舗装された道路をメインに走る場合は、ロードバイクがおすすめです。

マウンテンバイク: 
悪路や未舗装の道を走ることに適しています。山岳地帯やキャンプ場などを含むルートを走る場合は、マウンテンバイクがおすすめです。

ランドナー: 
ツーリングやキャンプツーリングに適しています。荷物を積んで長距離を快適に走る性能と、悪路にもある程度対応できる性能を兼ね備えています。

ママチャリ: 
街乗りやちょっとしたサイクリングに適しています。荷物を積んだり、子供を乗せたりすることもできます。

また、旅の目的によっても最適な自転車は異なります。

観光: 
景色を楽しみながらゆっくり走る場合は、快適性重視のランドナーなどがおすすめです。

グルメ: 
地元のグルメを巡る場合は、小回りが利くロードバイクなどがおすすめです。

トレーニング: 
体力づくりを目的とした場合は、高負荷なトレーニングに対応できるロードバイクなどがおすすめです。

このように、自転車旅行のスタイルや目的に合わせて、最適な自転車を選ぶことが重要です。


なお、筆者が初めて自転車旅行をしたときは、マウンテンバイクでした。理由はパンクが嫌だったから。峠を超えるような行程だったので、パンク修理も1回もしたことがない状態で、パンクは恐怖でした。マウンテンバイクであれば、パンクのリスクは減るだろうと思ったのです。(結果は大成功でした)
その後、ロードバイクやランドナーなども乗りましたが、結局1番使ったのはママチャリ。。盗難の危険性を考えてというのもありますが、1番の魅力は「日本のどこでも修理道具が手に入ること」です。ロードバイクやマウンテンバイクは以外と地方の自転車屋さんには部品がないことも多いのですが、ママチャリであればどこでも修理可能です。この安心感は大きいです。

自転車選びのチェックポイント

自転車を選ぶ際には、以下のポイントをチェックしましょう。

フレームサイズ: 
体に合ったフレームサイズを選ぶことが重要です。小さすぎると窮屈で、大きすぎると漕ぎにくくなります。
一般的には、股下サイズの約58.5%が目安となります。
自転車ショップで試乗したり、専門スタッフに相談したりして、自分に合ったフレームサイズを見つけることが大切です。

ギア: 
旅のルートや目的に合わせて、適切なギア数の自転車を選びましょう。坂道が多い場合は、ギア数の多い自転車がおすすめです。
ロードバイクの場合は、22段ギアや30段ギアなど、様々なギア数のモデルがあります。
マウンテンバイクの場合は、27段ギアや30段ギアなど、より多くのギアを搭載したモデルがおすすめです。
ランドナーの場合は、22段ギアや24段ギアなど、ツーリングに適したギア数のモデルが一般的です。
ママチャリの場合は、3段ギアや7段ギアなど、街乗りに適したギア数のモデルが一般的です。

タイヤ:
ロードバイクの場合は、700Cと呼ばれるサイズのタイヤが一般的です。タイヤ幅は23mm~28mm程度が主流で、空気圧は8気圧前後です。
マウンテンバイクの場合は、26インチまたは27.5インチと呼ばれるサイズのタイヤが一般的です。タイヤ幅は1.5インチ~2.3インチ程度が主流で、空気圧は2気圧前後です。
ランドナーの場合は、700Cと呼ばれるサイズのタイヤが一般的です。タイヤ幅は28mm~35mm程度が主流で、空気圧は6気圧前後です。
ママチャリの場合は、26インチと呼ばれるサイズのタイヤが一般的です。タイヤ幅は1.75インチ~2.3インチ程度が主流で、空気圧は4気圧前後です。

サドル: 
長時間座ることを考えると、快適なサドルを選ぶことが重要です。
サドルの硬さや形状は、人によって好みが異なるため、実際に試乗して自分に合ったものを選ぶことがおすすめです。
近年は、女性向けに設計されたサドルや、クッション性の高いサドルなど、様々な種類のサドルが販売されています。

荷台: 
荷物を積む場合は、荷台付きの自転車を選びましょう。
荷台には、リアキャリアとフロントキャリアの2種類があります。
リアキャリアは、リアホイールに取り付ける荷台で、比較的大きな荷物を積むことができます。
フロントキャリアは、フロントフォークに取り付ける荷台で、軽量な荷物を積むことができます。
荷台を選ぶ際は、積載量や取り付け方法などを確認しましょう。

おすすめの自転車の種類

以下に、自転車旅行におすすめの自転車の種類をご紹介します。

ランドナー

特徴: 
・ツーリングやキャンプツーリングに適しています。ロードバイクとマウンテンバイクの間みたいな自転車です。荷物を積んで長距離を快適に走る性能と、悪路にもある程度対応できる性能を兼ね備えています。自転車旅行者の中にはランドナー愛用者も多い気がします。

おすすめポイント:
・荷台や泥除けなどが標準装備されていることが多く、ツーリングに必要な装備が充実しています。
・サイドキャリーやフロントキャリーなど自転車旅行を前提にしたアタッチメントが多いです。
・ロードバイクよりも太いタイヤを採用しているため、ある程度の悪路にも対応できます。
・近年は、ディスクブレーキ搭載モデルや、ロードバイクに近い性能を持つモデルなども増えています。

注意点:
・良く言えば万能、悪く言えば中途半端。ロードバイクよりはスピードが出にくく、マウンテンバイクよりは速いです。
・車体が頑丈な反面、重くて漕ぎ出しが遅い。

マウンテンバイク

特徴: 
悪路や未舗装の道を走ることに適しています。太いタイヤとサスペンション搭載により、衝撃を吸収し、安定した走行が可能です。

おすすめポイント:
・山岳地帯やキャンプ場などを含むルートを走る場合は、マウンテンバイクがおすすめです。
・近年は、ディスクブレーキ搭載モデルや、電動アシスト付きモデルなども増えています。
・タイヤが丈夫なため、ほぼパンクしないです。たくさん荷物を積んで走っても安心。

注意点:
・ロードバイクに比べて重いため、長距離の舗装道路を走る場合は不向きです。
・空気抵抗が大きいため、スピードが出にくいというデメリットもあります。

ママチャリ(シティサイクル)

特徴: 
・街乗りやちょっとしたサイクリングに適しています。安定した車体と、荷物を積んだり子供を乗せたりできる機能が特徴です。

おすすめポイント:
・故障がしにくいです。また、故障したとしても、日本全国だいたいどこでも直せます。
・頑丈なため、荷物の積載量が多いです。
・フロントキャリア、リアキャリア、サイドキャリアなど自転車中に荷物を載せられます。
・比較的安価で購入できます。

注意点:
・ロードバイク、マウンテンバイク、ランドナーに比べて、走行性能が劣ります。遅いです。
・ギアが3段とか多くても7段。山道がキツイです。
・見た目がいまいち。
・長距離のツーリングには不向きです。が、筆者はママチャリの自転車旅行で1日200kmくらいは走ったことがあります。大体は1日70~100kmくらいの距離になります。

ロードバイク

特徴: 
長距離をスピーディーに走ることに適しています。軽量で空気抵抗が少なく、舗装された道路を快適に走行できます。

おすすめポイント:
・とにかく速い。1日で数百キロメートル走るような長距離ツーリングに最適です。
・レース志向の方にもおすすめです。
・近年は、ディスクブレーキ搭載モデルや、快適性を重視したモデルなども増えています。

注意点:
・拡張性が低く、荷物がほとんど乗らない。テントや寝袋を積んだ旅行には不向きです。
・段差や悪路には弱いため、山岳地帯や未舗装の道を走る場合は不向きです。
・荷物を積むためのキャリアや泥除けなどが標準装備されていないことが多いです。
・大容量の荷物を積んで走るときにも不向きです。重量が大きくなると、タイヤへの負担が大きくなってパンクします。

自転車旅行を快適にするコツ

自転車旅行を快適にするためには、以下の点に注意しましょう。

服装: 
・動きやすく、速乾性の高い服装を選びましょう。雨具も忘れずに持っていきましょう。
・サイクルジャージやサイクルウェアと呼ばれる専用の服装もおすすめです。
・日焼け対策や虫よけ対策も忘れずにしましょう。
・峠越えのときなどは、登っているときは汗だくだく、休憩や下りのときには体が冷えます。ウィンドブレーカーもおすすめです。

荷物: 
・できるだけ荷物に抑えましょう。重い荷物は、リアキャリアに積むようにしましょう。
・リュックは原則厳禁。背中が汗でビショビショになります。
・荷物は、防水性の高いバッグやパニアバッグに収納しましょう。
・パンク修理キットや工具なども持っていきましょう。

メンテナンス: 
・出発前に、自転車のメンテナンスをしておきましょう。
・タイヤの空気圧やチェーンの潤滑など、基本的なメンテナンスをしておきましょう。

ペース配分: 
・無理せず、自分のペースで走りましょう。休憩をこまめに取ることも大切です。
・長時間走り続けると、疲労が溜まり、体調を崩してしまう可能性があります。
・疲労がたまると、普段絶対転ばないような場所でも転倒することがあり危険です。そういう場合は自転車を降りて、押して歩くなどの決断も必要です。

安全: 
・交通ルールを守り、安全運転を心がけましょう。自動車専用道路などは走らないようにしましょう。
・ヘルメットの着用は必ずしましょう。
・夜間走行の場合は、ライトを点灯しましょう。これは、自分が見るため、という理由もありますが、相手から認識してもらうため、というのも大事な理由です。
・細い車道やトンネルを走るときには、特に注意が必要です。前にも後ろにもライトをつけて、自分がいることをアピールしましょう。

まとめ

自転車旅行は、非日常を味わえる最高の旅です。車や飛行機の旅行とは全然違った満足感を得ることができます。
自分に合った自転車を選んで、快適な自転車旅行を楽しみましょう。
自転車旅行は、人生を豊かにしてくれる素晴らしい経験になるでしょう。
このブログ記事が、あなたの自転車旅行選びのお役に立てれば幸いです。
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  • あまくち

    テントに泊まるのが好きで20年来の趣味です。ここ数年のギアの進化についていけていません。登山と自転...

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