都心から2時間以内!気軽に行ける涼スポット
夏のお盆休みといえば「どこも混んでる」「宿が高い」とお悩みの方も多いはず。でも、実は都心から2時間以内でも、涼しくて人混みを避けられるスポットはたくさんあります。車がなくてもアクセスしやすく、日帰りでさくっと行ける避暑地をご紹介します。
奥多摩・白丸湖(東京都)
多摩川の上流にある白丸湖は、静かで涼しい穴場スポット。SUPやカヤックなどのアクティビティも体験でき、湖畔は木陰が多く夏でもひんやり。白丸駅から徒歩約10分というアクセスの良さも魅力です。白丸駅は奥多摩駅の一つ手前の駅で、都心からのアクセスも良好です。
養老渓谷(千葉県)
房総半島の内陸にある養老渓谷は、涼しさと自然が共存する名所。渓流沿いを歩ける「粟又の滝」遊歩道は、緑と水音に癒される絶好の散策コース。内房線・五井駅から小湊鉄道でアクセス可能です。
長瀞ライン下り(埼玉県)
荒川をゆったり下るライン下りは、川面を渡る風が心地よく、夏の暑さを忘れさせてくれるアクティビティ。秩父鉄道の長瀞駅から徒歩すぐで、都内からでも電車一本でアクセスできるのがうれしいポイント。
家族連れにも◎!混雑知らずの水遊び穴場
お盆の時期は大規模なプールや海水浴場が激混み状態。そんなときにおすすめなのが、小規模だけど安全で快適に遊べる“ひんやり水遊びスポット”。人の少ない場所で、子どもと一緒にのんびり楽しめるエリアを紹介します。
秋川渓谷・払沢の滝(東京都・檜原村)
東京都とは思えないほどの自然が広がる秋川渓谷。中でも払沢の滝(ほっさわのたき)は、滝つぼ近くまで歩けて、マイナスイオンたっぷり。川辺で足を浸して涼んだり、お弁当を広げてピクニックするのにもぴったり。周辺には無料駐車場や道の駅もあり、ファミリーに優しい環境です。
王禅寺ふるさと公園・水の広場(神奈川県川崎市)
小さな子ども向けに整備された人工のせせらぎ広場。水深が浅くて流れも穏やかなので、親子で安心して遊べます。周囲には木陰が多く、レジャーシートを広げて休憩できるのもポイント。穴場的存在で、近隣の方以外にはあまり知られていないスポットです。
小菅村・多摩源流温泉の足水(山梨県)
山梨県の小さな村、小菅村にある「多摩源流温泉 小菅の湯」では、多摩川の源流域ならではの清涼感あふれる温泉が楽しめます。温泉に浸かりながら、山間の自然に囲まれたひとときを過ごせば、真夏でも涼やかな気分に。
車なしでもOK!公共交通で行ける避暑地
お盆休み、車での移動は渋滞との戦い…。そんなときは、電車やバスでアクセスできる涼スポットが便利です。駅から歩いて行ける場所や、直通バスでらくらく行ける高原エリアなど、車なしでも涼を満喫できる場所をピックアップしました。
高尾山・6号路(東京都)
定番観光地の高尾山も、ルート次第で静かに楽しめます。沢沿いを歩く「6号路」は、真夏でもひんやり涼しく、木陰が多くて快適。京王線・高尾山口駅から徒歩で登山口にアクセス可能。登頂後は冷たい蕎麦やソフトクリームでひと休み。
上高地(長野県)
日本有数の避暑地・上高地は、バスタ新宿から直行バスで行けるのが魅力。河童橋や梓川沿いの遊歩道は、標高1,500mの涼しさと絶景を両立。日帰りも可能ですが、空いている宿があれば1泊して星空や朝の静けさを味わうのもおすすめです。
美ヶ原高原美術館(長野県)
標高2,000mの広大な高原にある屋外アートミュージアム。吹き抜ける風と360度の大パノラマで、涼しさも開放感も満点。現在は直通バスの運行が終了しているため、車でのアクセスが基本となります。松本駅からは美ヶ原自然保護センターまでの夏季限定直行バス(要予約)があり、そこから美術館まではタクシーまたは徒歩でのアクセスとなります。
知られざる穴場涼スイーツ&冷やしグルメ
暑さでバテそうなとき、身体の中から涼しくしてくれるのが冷たい食べもの。かき氷や冷やし麺といった定番もいいですが、今回は「知られざる名店」や「ローカルに愛される逸品」を厳選してご紹介。お出かけ先の楽しみがさらに広がること間違いなしです。
阿左美冷蔵の天然氷かき氷(埼玉・長瀞)
天然氷の老舗「阿左美冷蔵」は、ふわふわ食感のかき氷が有名。行列店ではあるものの、お盆期間でも平日の早めの時間を狙えば比較的スムーズ。氷の口どけと手作りシロップの美味しさに、夏の疲れも吹き飛びます。
水信玄餅(山梨県・北杜市)
透明感とぷるぷるの食感で話題の「水信玄餅」は、山梨県北杜市にある金精軒(きんせいけん)の本店限定・数量限定スイーツ。見た目はまるで水のしずく。黒蜜ときな粉をかけていただくその味わいは、まさに“食べる涼”。提供期間は夏季限定(6月〜9月頃)で、土日中心に販売されます。涼やかな八ヶ岳高原の空気と一緒に楽しめば、夏の特別なひとときを演出してくれます。
片浦レモンジェラート(神奈川県・小田原市)
小田原の報徳二宮神社境内にある「きんじろうカフェ」で味わえる、地元産・片浦(かたうら)レモンを使ったジェラートは、さっぱりした酸味と甘みのバランスが絶妙。オープンテラスの爽やかな風を感じながら味わうことで、体の中から涼しくなれる逸品です。小田原城周辺を散策した後のデザートにもぴったり。
当日でもOK!温泉付きひんやりスポット
「遠出はしたいけど、泊まりはちょっと…」「涼しくなったら温泉でのんびりしたい」――そんなわがままを叶えてくれるのが、涼しさと温泉がセットになった日帰りスポット。予約なしでも立ち寄れる温泉と、その周辺で楽しめる涼アクティビティをご紹介します。
箱根湯本+早川渓谷(神奈川県)
都心からのアクセス抜群な箱根湯本は、涼を感じるにはぴったりの場所。早川沿いの遊歩道は木陰が多く、川のせせらぎと共に散歩が楽しめます。汗をかいたら、駅周辺の日帰り温泉に直行して、ゆったりリラックス。
湯河原・幕山公園+こごめの湯(神奈川県)
真鶴半島の玄関口・湯河原も、夏の穴場的スポット。幕山公園では滝や沢沿いの散策が楽しめ、標高も高いため意外と涼しい穴場。帰りは「こごめの湯」でさっぱり。露天風呂から見える緑が、夏の疲れを癒してくれます。
奥多摩温泉・もえぎの湯+白丸湖(東京都)
前半で紹介した白丸湖でのアクティビティの後に立ち寄りたいのが、奥多摩駅すぐの「もえぎの湯」。日帰り入浴OKで、露天風呂からは渓谷の緑が広がります。温泉と川遊びをセットで楽しめる、コスパ抜群の涼スポットです。