更新:2025.10.24 作成:2025.10.24

【東海】絶景キャンプ場4選!日の出・夕焼けが美しい写真映えスポット

東海エリア(静岡・愛知・岐阜・三重)で日の出や夕焼けが美しいキャンプ場を厳選紹介。富士山と本栖湖の絶景、太平洋の水平線、高原の夕焼けなど、写真好き必見のスポットを初心者向けに解説。アクセス情報や撮影のコツも!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
お気に入り

せっかくキャンプに行くなら、日常では見られないような絶景を楽しみたいですよね。特に、テントから出た瞬間に広がる朝焼けや、空が真っ赤に染まる夕焼けは、キャンプならではの醍醐味です。「写真に収めて残したい」「SNSでシェアしたい」と思える瞬間は、きっと一生の思い出になるはずです。

この記事では、東海エリア(静岡・愛知・岐阜・三重)を中心に、東海からアクセスしやすい絶景キャンプ場を厳選してご紹介します。思わず息をのむような美しい「日の出」や「夕焼け」が見られるスポットばかり。写真好きの方はもちろん、初心者キャンパーでも安心して楽しめる場所を集めました。お気に入りの場所を見つけて、最高の瞬間を写真に収めてみませんか?

【山梨県】富士山と湖が織りなす日の出ショー「浩庵キャンプ場」

浩庵キャンプ場はこんな場所

千円札の裏側に描かれている「逆さ富士」のモデルとなった場所としても有名な、本栖湖の北岸に位置するキャンプ場です。富士五湖の中でも特に透明度が高く、静かな湖畔で過ごす時間は格別。東海地方からもアクセスしやすく、多くのキャンパーに愛されています。

湖畔ぎりぎりまでテントを設営でき、開放感が抜群なのも魅力です。アニメ「ゆるキャン△」の聖地としても人気が高く、週末や連休にはたくさんのキャンパーで賑わいます。フリーサイトなので、自分だけのお気に入りスポットを探す楽しさもありますよ。

絶景タイムは早朝の「ダイヤモンド富士」

何と言ってもおすすめは「日の出」です。特に冬(12月~1月頃)には、富士山頂から太陽が昇る「ダイヤモンド富士」が見られるチャンスがあります。富士山と太陽が重なり、まるでダイヤモンドが輝くような瞬間は、一度見たら忘れられない感動的な光景です。

朝日に照らされて赤く染まる「赤富士」や、湖面に映る「逆さ富士」など、時間と共に移り変わる景色が楽しめます。早朝は冷え込みますが、湖畔で見る日の出の美しさは、寒さを忘れさせてくれるはずです。カメラを持って湖畔に立てば、写真映えする瞬間がたくさん訪れますよ。

アクセスと基本情報

中央自動車道「河口湖IC」から車で約25分とアクセスも良好です。公共交通機関を利用する場合は、富士急行線「河口湖駅」からバスで約50分、「本栖湖観光案内所」バス停で下車し、徒歩約10分です。ただし、バスの本数が限られているので、事前に時刻表を確認しておくことをおすすめします。

利用料金は、大人1名・車1台・テント1張で合計3,000円台~が目安(時期や時間帯により変動あり)。チェックインは8:00~17:00、チェックアウトは11:00までとなっています。通年営業していますが、冬季は特に人気が高いため、予約ができる場合は早めに確認しておくと安心です。

初心者向けアドバイス

湖畔サイトはフリーサイトで人気が高いため、良い場所を確保するには早めの到着がおすすめです。特に週末や連休は混雑するので、前日入りか早朝到着を目指しましょう。また、湖畔は風が強いことがあるため、テントの固定はしっかりと。普段使っているペグよりも長めで丈夫なもの(鍛造ペグなど)があると安心です。冬場は特に冷え込むので、防寒対策も忘れずに準備してくださいね。

【三重県】太平洋を一望!水平線から昇る朝日に感動「志摩オートキャンプ場」

志摩オートキャンプ場はこんな場所

三重県志摩市にある、太平洋に面した高台のキャンプ場です。伊勢志摩国立公園内に位置し、自然豊かな環境で海と森の両方を満喫できます。場内は手入れが行き届いており、清潔で快適に過ごせると評判です。名古屋からも2時間半~3時間程度とアクセスしやすく、東海エリアのキャンパーにとって行きやすい立地も魅力です。

サイトの種類が豊富で、初心者向けのコテージや設備が整った区画サイトも多く用意されています。電源付きサイトもあるので、寒い時期でも電気毛布などが使えて安心。炊事場やトイレも綺麗で、キャンプ初心者やファミリーにもおすすめのキャンプ場です。

絶景タイムは水平線からの「日の出」

場内にある「展望台」からの眺めが抜群で、太平洋の水平線からゆっくりと昇る朝日は圧巻です。空がピンクからオレンジに変わり、太陽が水平線から顔を出す瞬間は、思わず息をのむ美しさ。波の音を聞きながら迎える朝は、日常の疲れを忘れさせてくれます。

夜は星空も美しく、波の音を聞きながらリラックスできるのも海辺のキャンプ場ならではの楽しみです。日の出の時間は季節によって変わるので、事前にチェックしておくのがおすすめ。春から秋にかけては朝5時前後、冬は6時半頃が目安です。少し早起きして、展望台で朝日を待つ時間も贅沢なひとときですよ。

アクセスと基本情報

伊勢自動車道「伊勢IC」から伊勢二見鳥羽ライン経由で約60分です。公共交通機関を利用する場合は、近鉄「鵜方駅」からタクシーで約15分。レンタカーを借りれば、周辺の観光スポットにも立ち寄りやすくなります。伊勢神宮や志摩スペイン村など、観光と組み合わせたキャンプ旅行もおすすめです。

利用料金は区画サイトで4,000円~6,000円程度(時期や人数により変動)。チェックインは14:00~17:00、チェックアウトは11:00まで。通年営業しており、どの季節に訪れても楽しめます。特に春と秋は気候が穏やかで過ごしやすいですよ。事前予約制なので、公式サイトから希望日を早めに押さえておきましょう。

初心者向けアドバイス

海沿いのため、夏でも夜は意外と冷え込むことがあります。薄手の羽織ものやブランケットを準備しておくと安心です。また、海風が強い日もあるので、テントの設営時はしっかりとペグを打ち込むように注意しましょう。近くの「あづり浜」では海水浴も楽しめるので、夏場はキャンプと海遊びを両方満喫するのもいいですね。日焼け止めや虫除けスプレーも忘れずに持って行ってください。

【岐阜県】夕焼けと星空のグラデーション「ひるがの高原 牧歌の里キャンプ場」

牧歌の里キャンプ場はこんな場所

標高1,000mに位置する「牧歌の里」に隣接するキャンプ場で、高原ならではの爽やかな空気が特徴です。周囲には牧草地が広がり、のどかな風景が心を癒してくれます。名古屋から車で約2時間、岐阜市内からは約1時間半とアクセスも良好で、週末のプチ旅行にぴったりです。

日中は牧歌の里で動物とのふれあいや花畑を楽しめ、ファミリーにも人気のスポットです。羊やアルパカに餌をあげたり、季節ごとの花々を眺めたりと、キャンプ以外の楽しみも充実しています。温泉施設「牧華」も併設されているので、一日遊んだ後は温泉でリフレッシュできるのも嬉しいポイントです。

絶景タイムは空が焼ける「夕焼け」

標高が高く空が広いため、遮るものなく夕焼けを楽しめるのが最大の魅力です。西の空がオレンジ色から赤、紫、深い青色へと変わっていくグラデーションは本当に美しく、何枚でも写真を撮りたくなります。高原の澄んだ空気が色彩をより鮮やかに見せてくれるので、写真好きにはたまらない絶景スポットです。

日没後は、満天の星空も期待できます。特に夏は涼しく、夜でも快適に過ごせるため、星空観察にも最適です。天の川がくっきり見えることも多く、流れ星を探すのも楽しいですよ。夕焼けから星空へと移り変わる空の表情を、ゆっくりと眺める贅沢な時間を過ごしてみませんか?

アクセスと基本情報

東海北陸自動車道「ひるがの高原スマートIC」から約5分と、高速を降りてすぐの好立地です。公共交通機関を利用する場合は、長良川鉄道「美濃白鳥駅」からバスで約45分、「牧歌の里」バス停下車すぐ。ただし、バスの本数が少ないため、車でのアクセスがおすすめです。

利用料金は1区画4,000円~5,000円程度(牧歌の里入園料は別途必要)。チェックインは14:00~、チェックアウトは11:00まで。営業期間は4月下旬~10月末頃までで、冬季は休業となります。夏休み期間は特に混雑するため、早めの予約を心がけましょう。公式サイトから簡単に予約できます。

初心者向けアドバイス

高原のため、平地よりも気温が5~10度低いことを覚えておきましょう。夏でも夜は冷え込むので、羽織るものや長ズボン、場合によっては防寒着の準備が必要です。特に8月後半以降は朝晩が冷えるので、寝袋も3シーズン用以上を用意すると安心。また、高原は虫が多いので、ブヨや蚊への対策も忘れずに。虫除けスプレーや長袖・長ズボンで肌を守ってくださいね。

【静岡県】駿河湾越しの富士山夕景が絶品「雲見夕陽と潮騒の岬オートキャンプ場」

雲見夕陽と潮騒の岬オートキャンプ場はこんな場所

伊豆半島の西海岸、駿河湾を見下ろす高台に位置するキャンプ場です。その名の通り「夕陽」の美しさが自慢で、多くのキャンパーがこの夕景を目当てに訪れます。東海エリアからは東名高速や伊豆縦貫道を使って2~3時間程度。伊豆の温泉地や観光スポットにも近く、観光とキャンプを組み合わせやすい立地です。

サイトは海を見渡せる段々状になっており、ほとんどのサイトから駿河湾が一望できます。設備も充実していて、炊事場、トイレ、シャワー室なども清潔に管理されています。初心者でも安心して利用できる高規格キャンプ場として人気です。

絶景タイムは駿河湾に沈む「夕焼け」

何と言っても見どころは、駿河湾越しに見える富士山のシルエットと夕焼けのコラボレーションです。太陽が水平線に近づくにつれて空がオレンジ色に染まり、富士山が黒い影となって浮かび上がります。刻一刻と変化する空の色と海の輝きは、息をのむほどの美しさです。

特に秋から冬にかけては空気が澄んでいるため、富士山がくっきりと見えやすくなります。夕日が沈む瞬間を狙うなら、日没の30分ほど前からカメラを構えて待つのがおすすめ。運が良ければ、太陽が富士山の近くに沈む絶景が見られることもあります。夕焼けの後は、星空も綺麗に見えるので、夜まで外で過ごす時間を楽しんでくださいね。

アクセスと基本情報

東名高速「沼津IC」から国道136号線経由で約2時間、または新東名高速「長泉沼津IC」から約2時間です。公共交通機関を利用する場合は、伊豆急行線「下田駅」から東海バスで約40分、「雲見入口」バス停下車後、徒歩約15分(上り坂)となります。車でのアクセスが便利です。

利用料金は1区画5,000円~7,000円程度(シーズンや人数により変動)。チェックインは13:00~17:00、チェックアウトは11:00まで。通年営業していますが、年末年始など特定期間は休業する場合があるので、事前に確認しておきましょう。人気のキャンプ場なので、週末や連休は早めの予約が必須です。

初心者向けアドバイス

海沿いの高台にあるため、風が強い日があります。テントやタープの設営は、風向きを確認しながらしっかりと固定しましょう。海風で砂が飛んでくることもあるので、テント内に砂が入らないよう、入口をこまめに閉めておくと快適です。また、夕焼けの撮影ポイントは各サイトから見えますが、キャンプ場内の展望スペースからの眺めも抜群なので、ぜひ歩いて確認してみてください。近くの雲見温泉に立ち寄るのもおすすめですよ。

初心者でも簡単!絶景写真をうまく撮る3つのコツ

コツ1:三脚を使ってブレを防ごう

日の出前や日没後は光量が少なく、手持ちだと写真がブレやすくなってしまいます。特に美しいグラデーションが見られる「マジックアワー」と呼ばれる時間帯は、シャッタースピードが遅くなるため、三脚があると安心です。スマートフォンの場合でも、小さな三脚やスマホスタンドがあると格段に綺麗に撮れます。最近は1,000円前後で購入できる携帯用三脚もあるので、ひとつ持っておくと便利ですよ。

コツ2:水平・垂直を意識する

湖や海の「水平線」が斜めになっていると、不安定な写真に見えてしまいます。せっかくの絶景も、傾いていると魅力が半減してしまうのでもったいないですよね。カメラやスマートフォンの「グリッド線」機能を使って、水平・垂直をしっかり合わせるだけで写真が安定します。グリッド線は設定画面から簡単にオンにできるので、撮影前にぜひ確認してみてください。水平がしっかり取れているだけで、見違えるほどプロっぽい仕上がりになりますよ。

コツ3:「シルエット」を活かしてみる

日の出や夕焼けを背景に、あえてテントやランタン、人物を「影(シルエット)」として撮るテクニックもおすすめです。空の色が引き立ち、雰囲気のある写真に仕上がります。撮影時は、被写体を太陽と反対側に配置して、空の明るさに露出を合わせると、綺麗なシルエットが浮かび上がります。スマートフォンなら、画面の空の部分をタップして露出を調整してみてください。キャンプならではのアイテムをシルエットにすれば、「ここでキャンプしたよ」という思い出もしっかり伝わる一枚になりますよ。

まとめ

東海エリアとその周辺には、富士山と湖が織りなす日の出や、太平洋を一望する夕焼け、高原の満天の星空など、感動的な景色に出会えるキャンプ場がたくさんあります。高規格な場所も多く、初心者でも安心して絶景キャンプに挑戦できます。それぞれのキャンプ場に個性があり、季節ごとに違った表情を見せてくれるので、何度訪れても新しい発見がありますよ。

次の休みは、少し早起きしたり、日没までゆっくり空を眺めたりする時間をとってみませんか?忙しい日常から離れて、自然の中で迎える朝や夕暮れは、心に深く残る体験になるはずです。まずは気になるキャンプ場の情報をチェックして、カメラやスマホを片手に、最高の瞬間を体験しに出かけてみましょう!きっと、一生の思い出になる写真が撮れますよ。

関連タグ:

KEYWORD

この記事に関連するキーワード

CATEGORY

その他のカテゴリ

月間人気ランキング

今月もっとも見られている記事

連載

【製品紹介】究極にコンパクトを追求した21gのコーヒードリッパー

【製品レビュー】2019年発売のSOTO・マイクロトーチアクティブを使ってみた!

連載記事一覧

コンテスト

コンテスト一覧

おすすめ

編集部のおすすめ