更新:2026.10.7 作成:2026.10.7

関東の紅葉が楽しめるキャンプ場5選|見頃の目安と子連れで助かる点

関東で紅葉の景色が楽しめるキャンプ場を、見頃の早い順に5か所紹介。北軽井沢・塩原・奥久慈・長瀞・奥多摩の例年の見頃の目安と、温泉や遊び場など子連れで助かる点、冬の営業の注意をまとめました。
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紅葉の季節になると、子どもに色づいた山を見せたいなと思う一方で、「寒くないかな」「いつ行けばちょうどいいんだろう」と迷ってしまいます。関東とひと口に言っても、高原と街に近い渓谷とでは、見頃が1か月以上ずれることもあるんですよね。

そこでこの記事では、関東で紅葉の景色が楽しめるキャンプ場を5か所、見頃の早い順に紹介します。どこも公式の案内で営業を確かめた施設です。子連れで助かる点と、冬に向けた営業の注意もあわせてまとめました。

関東の紅葉キャンプは「時期」と「寒さ」で選ぶ

色づいた高原の木々とテント

紅葉キャンプの場所選びでいちばん大事なのは、行ける日と見頃が合っているかだと思います。関東では、高原から色づきが始まり、だんだんと街に近い渓谷へ下りてきます。まずは、時期の考え方と、子連れで気になる寒さの話から整理してみますね。

見頃は10月の高原から11月下旬の渓谷へ

今回紹介する5か所の見頃の目安を並べると、いちばん早い北軽井沢が10月、いちばん遅い奥多摩の氷川渓谷が11月下旬ごろです。その間に、塩原、奥久慈、長瀞が順番に色づいていきます。つまり、10月の連休でも11月の終わりでも、どこかしらで紅葉に間に合うということですね。

ただ、これはあくまで例年の目安です。その年の気温によって前後するので、日程が近づいたら、自治体や観光協会が出している色づき情報を見てから決めるのが安心かなと思います。予約を先に取るなら、見頃の真ん中あたりの週を狙っておくと、多少ずれても楽しめますよ。

子連れは景色より先に寒さを考える

紅葉がきれいな場所は、そのぶん冷え込みます。たとえば北軽井沢のキャンプ場の公式案内では、10月の平均気温は約9.7℃で、東京より9℃以上低いとのこと。下旬には霜が降りて、0℃を下回る日も出てくるそうです。大人が思う「秋」よりも、ひと足早く冬が来ているんですね。

子どもは寒いと、あっという間に機嫌がくずれます。我が家でも、景色どころではなくなって早々に寝袋へ、ということがありがちです。だからこそ、温泉がある、電源が使える、建物に泊まれるといった条件は、秋キャンプではかなり助かります。景色と同じくらい、暖かく過ごせるかどうかを見て選んでみてください。

関東の紅葉が楽しめるキャンプ場5選

渓谷沿いの紅葉とキャンプ場

ここからは、見頃が早い順に5か所を紹介します。営業の情報は2026年10月上旬の時点で公式の案内を確かめたものですが、定休日や冬の営業は年によって変わります。料金と予約の方法もあわせて、出かける前に必ず公式サイトで確認してくださいね。

キャンプ場所在地例年の見頃の目安冬の営業
北軽井沢スウィートグラス群馬県長野原町10月冬も営業(切り替え時期に休みあり)
塩原グリーンビレッジ栃木県那須塩原市10月下旬〜11月中旬サイト数を減らして営業
グリンヴィラ茨城県大子町11月上旬〜中旬冬の催しあり(定休日あり)
長瀞オートキャンプ場埼玉県長瀞町11月例年12月まで
氷川キャンプ場東京都奥多摩町11月下旬ごろ定休日のある時期あり

北軽井沢スウィートグラス(群馬県長野原町)

浅間山の北麓にあるキャンプ場です。公式の案内では、10月はハゼの赤、カラマツの黄金色、カエデが移り変わっていく季節とのこと。関東の中ではかなり早く色づくので、「11月まで待てない」という家族にぴったりだと思います。

子連れでうれしいのは、遊び場と泊まり方の幅です。場内にはツリーハウスやアスレチックがあり、テントサイトのほかにコテージやキャビンも選べます。先ほど書いたとおり冷え込みは本格的なので、小さい子がいるなら建物に泊まるのも手ですね。春から秋と冬とで営業の形が切り替わり、その間に休みの期間があるので、11月末から12月初めに行くなら日程をよく確かめてください。

塩原グリーンビレッジ(栃木県那須塩原市)

塩原温泉郷の、箒川(ほうきがわ)の渓谷沿いにあるキャンプ場です。那須塩原市の案内によると、塩原渓谷の見頃は例年10月下旬から11月中旬。周辺には紅葉で知られる吊橋もいくつかあるので、チェックインの前後に少し歩いてみるのもいいですね。

助かるのは、なんといっても宿泊者専用の温泉があること。冷えた体を寝る前に温められるのは、子どもにも親にもありがたいです。屋根のある炊事場や屋根付きのバーベキューコーナーもあって、急な雨でも慌てずにすみます。冬季はオートキャンプのサイト数を減らしての営業になり、定休日やメンテナンス休業も入るので、11月以降は営業日を確かめておきましょう。

大子広域公園オートキャンプ場 グリンヴィラ(茨城県大子町)

奥久慈の大子町にある、広域公園の中のキャンプ場です。同じ町内には袋田の滝があり、県の観光サイトでは滝の見頃を例年11月上旬から中旬としています。キャンプと滝の紅葉見物を、ひとつの旅にまとめやすい場所ですね。

ここは設備の充実ぶりが魅力です。センターハウスには露天風呂のある温泉が入っていて、公園内には温水プールや、斜面を活かしたアスレチックもあります。電源付きのサイトやキャビンがあり、レンタル用品もそろっているので、秋キャンプが初めての家族でも挑戦しやすいかなと思います。定休日が設けられているので、平日に行くときは特に注意してください。

長瀞オートキャンプ場(埼玉県長瀞町)

荒川沿いや木立の中にサイトが並ぶ、ファミリー向けのオートキャンプ場です。長瀞の紅葉は11月が見頃で、町内のもみじの名所では例年ライトアップも行われます。関越道の花園インターから車で約20分と、移動時間が短めなのも子連れにはうれしいところです。

場内には、子ども向けの広場や絵本の部屋、授乳室があります。電源付きのサイトの中には、広場や水場、トイレに近く、公式が小さな子のいる家族向けと案内している区画も。うちの子もそうですが、夜のトイレが遠いと怖がるので、こういう配置は本当に助かります。営業は例年12月までで、月ごとに定休日や貸切の日があるため、お知らせを確かめてから日程を決めてくださいね。

氷川キャンプ場(東京都奥多摩町)

奥多摩駅のそばにある、河原のキャンプ場です。奥多摩観光協会が出している紅葉の情報を見ると、氷川渓谷のあたりが色づくのは11月下旬ごろが目安。今回の5か所の中ではいちばん遅いので、「気づいたら11月も後半だった」という年の、最後のチャンスになってくれます。

駅前のお店まで歩いて5分ほどという近さで、電車で行きやすいのが特徴です。歩いて行ける距離に日帰り温泉もあります。一方で、テントを張るのは砂利の河原で、車を横づけするオートキャンプはできません。荷物は少なめにまとめるか、ロッジなどの宿泊施設を選ぶと楽かなと思います。薪や炭の持ち込みができないなど独自の決まりもあるので、利用案内には事前に目を通しておきましょう。

子連れで秋キャンプを楽しむための準備

防寒着を着て落ち葉で遊ぶ親子

場所が決まったら、次は準備です。秋のキャンプは夏と違って、寒さと暗さへの備えが楽しさを左右します。子どもと一緒だと特に気になる点を、3つにしぼってお伝えしますね。

服装は「冬」を基準にそろえる

昼間は上着がいらないくらい暖かくても、日が落ちると一気に冷えます。フリースや厚手のパーカーなど、一枚余分に羽織れるものを人数分持っていきましょう。寝るときの服は冬の装いで、手袋やニット帽もあると安心です。子どもは遊んで汗をかいたまま冷えてしまうことがあるので、肌着の替えも多めに入れておくと助かります。

暖房については、電源付きのサイトを選ぶか、建物に泊まるのが無理のない方法だと思います。テントの中で火を使う器具は、一酸化炭素中毒のおそれがあります。子どもが一緒ならなおさら、寝袋や衣類、湯たんぽなど、火を使わない方法で暖かさを確保してください。

日没の早さを計画に入れる

秋は日が短く、北軽井沢のキャンプ場の案内でも、10月は17時ごろには暗くなるとされています。到着が遅れると、暗い中でテントを立てて、寒い中で夕食を作ることに。子どもはお腹が空いて不機嫌、親は焦る、という流れになりがちです。

我が家では、秋は「明るいうちに夕食の支度まで終える」つもりで逆算しています。チェックインの開始時刻に合わせて着くようにして、紅葉の散策は翌朝に回すと、気持ちに余裕ができますよ。ライトは、子どもにも一つずつ持たせておくと、トイレに行くときに喜んで使ってくれます。

川沿いでは子どもから目を離さない

今回の5か所のうち、塩原、長瀞、奥多摩は川や渓谷に面しています。紅葉と水辺の組み合わせはとてもきれいですが、秋の川は水が冷たく、落ち葉で足元もすべりやすくなっています。子どもは色づいた葉っぱや石を拾うのに夢中になるので、水辺では必ず大人がそばにつくようにしてください。

また、秋は台風や大雨のあとに、川の水かさが増えたり、施設が営業を見合わせたりすることがあります。出発の前日と当日の朝に、キャンプ場のお知らせと天気予報を見ておくと安心です。

まとめ:行ける日に合わせて場所を選ぼう

紅葉の木の下に張ったテント

関東の紅葉キャンプは、「どこが一番きれいか」よりも、自分たちが行ける日にどこが見頃かで選ぶとうまくいきます。10月なら北軽井沢、11月の前半なら塩原や奥久慈、後半なら長瀞や奥多摩。見頃の違う候補をいくつか知っておくと、予定が変わっても行き先を切り替えられますね。

そして子連れなら、温泉や電源、建物泊といった「暖かく過ごせる条件」を味方につけること。寒さの心配が減ると、親も落ち着いて景色を楽しめます。赤や黄色の葉っぱを拾って帰るだけでも、子どもにとっては立派な思い出になるはず。今年の秋は、家族のペースで紅葉を見に出かけてみてください。

よくある質問(FAQ)

テーブルに並べた紅葉の落ち葉

見頃の時期は毎年同じですか?

毎年同じではありません。この記事の時期は例年の目安で、その年の気温によって前後します。出かける1〜2週間前から、自治体や観光協会の色づき情報を見ておくと安心です。

小さい子どもがいても、秋にテント泊はできますか?

できますが、寒さへの備えは夏よりずっと大切です。場所によっては10月でも霜が降りるほど冷え込みます。初めてなら、電源付きのサイトや、コテージ・キャビンなどの建物泊を選ぶと無理がありません。温泉のあるキャンプ場なら、寝る前に体を温められるので助かります。

冬季休業はありますか?

施設によって違います。今回の5か所では、冬も営業するところ、サイト数を減らすところ、例年12月で営業を終えるところがあります。定休日やメンテナンス休業が入る時期もあるので、11月以降に行くときは、公式サイトの営業日カレンダーやお知らせを必ず確かめてください。

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