更新:2025.9.30 作成:2025.9.30

紅葉登山におすすめ!10月の絶景トレッキングスポット8選

10月は紅葉登山のベストシーズン。赤や黄色に染まる山々は、初心者でも楽しめる絶景トレッキングスポットが各地に広がります。本記事では関東・関西を中心に、日帰りから泊まりまでおすすめの8コースを厳選して紹介。秋山ならではの注意点や服装のポイントも解説します。
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目次
  1. 紅葉登山の魅力と注意点
  2. おすすめ紅葉トレッキングスポット8選
  3. 紅葉登山を楽しむための服装・持ち物
  4. まとめ

紅葉登山の魅力と注意点

紅葉登山の魅力は、何といっても山全体が鮮やかな赤や黄色に染まる絶景を間近で体験できることです。木々の葉が重なり合い、光に照らされて輝く光景は、街中では味わえない特別なもの。澄んだ秋の空気とあいまって、写真に収めたくなる瞬間が次々に訪れます。さらに気温も安定しており、夏のような暑さや強い日差しに悩まされず快適に歩けるのも魅力です。

一方で、秋山には注意点もあります。標高によって紅葉の見頃は異なり、高山では9月下旬から始まり、中低山では10月中旬から下旬にかけてピークを迎えます。また、朝晩は冷え込みが厳しくなるため、防寒着を必ず用意することが大切です。日没も早まる時期なので、下山は午後早めを心掛け、無理のない計画を立てましょう。さらに、落ち葉が積もった登山道は滑りやすく、普段以上に足元に注意が必要です。

紅葉の美しさを存分に楽しむためには、こうした基本的なポイントを押さえて準備を整えることが欠かせません。安全に歩きながら、秋山ならではの風景を満喫しましょう。

おすすめ紅葉トレッキングスポット8選

1. 高尾山(東京都)

都心から電車で1時間ほどでアクセスできる高尾山は、手軽に紅葉登山を楽しめる人気の山です。10月下旬から11月上旬にかけてカエデやイチョウが色づき、山頂からは富士山を望む絶景も広がります。登山コースも豊富で、初心者から家族連れまで安心して楽しめるのが魅力です。

2. 御岳山(東京都・奥多摩)

奥多摩エリアに位置する御岳山は、ケーブルカーを利用して手軽に登れるのが特徴です。神社や滝を巡るルートは自然と文化の両方を楽しめ、10月中旬から下旬には山道が鮮やかな紅葉に包まれます。日帰りで行けるアクセスの良さも人気の理由です。

3. 日光・男体山(栃木県)

日光は全国的にも紅葉の名所として知られています。男体山からは中禅寺湖や華厳の滝を見下ろす雄大な景色が広がり、10月上旬から中旬にかけて山肌が赤や黄に染まります。やや体力を要するルートですが、達成感とともに絶景を堪能できるでしょう。

4. 涸沢カール(長野県・上高地)

北アルプスを代表する紅葉スポットが上高地の涸沢カールです。ナナカマドやダケカンバが色づく谷間は「日本一の紅葉」と称されるほどの美しさ。標高が高いため見頃は9月下旬から10月上旬ですが、一度は訪れたい絶景ポイントとして登山者の憧れとなっています。

5. 乗鞍岳(長野県・岐阜県)

標高3,000メートル級の山ながら、バスで標高2,700メートル付近までアクセスできるため初心者でも挑戦しやすいのが乗鞍岳です。9月下旬から10月上旬にかけてダケカンバやナナカマドが一斉に色づき、高山ならではのダイナミックな紅葉を楽しめます。

6. 大台ヶ原(奈良県・三重県)

世界遺産・大峯奥駈道に隣接する大台ヶ原は、広大な台地と断崖絶壁からの展望が魅力の山です。10月中旬から下旬にかけてブナ林が黄金色に染まり、雲海と紅葉が織りなす幻想的な景色を目にすることができます。遊歩道が整備されており、初心者でも安心です。

7. 六甲山(兵庫県)

神戸市街からすぐにアクセスできる六甲山は、都市近郊ながら多彩な登山コースがあり、10月下旬から11月上旬にかけて見事な紅葉が広がります。夜景と紅葉を同時に楽しめるスポットとしても人気で、日帰りのハイキングに最適です。

8. 八甲田山(青森県)

東北を代表する紅葉の名所が八甲田山です。山頂からはブナやナナカマドの紅葉が広がり、ロープウェイを利用すれば初心者でも気軽に空中散歩を楽しめます。見頃は10月上旬から中旬で、広大な自然のスケールを感じられるのが魅力です。

紅葉登山を楽しむための服装・持ち物

秋の山歩きは気温の変化が大きいため、服装の工夫が欠かせません。基本は重ね着を意識したレイヤリングで、汗を吸収して乾きやすいベースレイヤーの上に、保温性のあるフリースやダウンを重ね、さらに防風・防水のジャケットを外側に着用すると安心です。特に朝晩は急激に冷え込むため、軽量な防寒着を携帯しておくと快適に行動できます。

足元は滑りやすい落ち葉やぬかるみに備えて、グリップ力のあるトレッキングシューズが必須です。日没が早い季節なので、ヘッドライトや予備の電池も忘れずに用意しましょう。行動食や水分補給のためのボトル、手袋や帽子も欠かせません。

紅葉登山は景色に見とれて歩く時間が長くなりがちですが、しっかり準備を整えておけば安心して絶景を楽しめます。安全対策を心掛けながら、秋ならではの山の彩りを満喫しましょう。

まとめ

10月は紅葉登山のベストシーズンであり、日本各地の山々が鮮やかな色に染まります。都心から気軽に行ける高尾山や御岳山から、北アルプスの涸沢カールや大台ヶ原のように本格的な山岳エリアまで、初心者から経験者まで楽しめるスポットが揃っています。

ただし、秋山は朝晩の冷え込みや日没の早さといった注意点もあるため、服装や装備を整えて無理のない計画を立てることが大切です。十分な準備をして臨めば、紅葉に包まれた山歩きは特別な体験となり、心に残る絶景を堪能できるでしょう。

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