キャンプで気になる事といえば、やはり荷物の置き場所ではないでしょうか?調理器具など地面には置きたくない物もありますし、細々したものを蓋付きの収納アイテムから毎回出し入れするというのも面倒・・
そんな時のマストアイテムが「棚」です!そこで今回は、自分好みの棚を自作する方法をご紹介します!
まずはどんな用途で使いたいかを決めましょう。
用途に合った棚があればキャンプは快適になる
棚を自作するといっても、キャンプスタイルは人それぞれ。移動手段や人数、どんなギアを持っていくのか。によっても変わってくるので、まずはどんな「用途」で使いたいかを決めましょう。
例えば、使用頻度の高い小物類や珈琲セットを置くだけならコンパクトに。ギアが多いなら収納力のある棚。料理を楽しみたい時はキッチンテーブルとしても使えるもの。など、用途に合わせれば快適さが大きく変わってきます◎
そして大切なことがもうひとつ!
キャンプ棚は持ち運びやすさが前提
自宅ではなく「アウトドアで使う棚」なので、持ち運びが出来ること。持ち運びやすさが大前提!
こういった折りたたみか、現地で簡単に組み立てられること。問題なく車に積めるサイズであることなどを考慮してつくりましょう。
でも時間は無いしDIYは苦手・・という方もご心配なく!まずは、そんな方に最適な市販の折りたたみラックの簡単アレンジからご紹介しますね♡
まずはDIY初心者さん向けの簡単アレンジ
市販の折りたたみラックでも、使い方やプチDIYで自分スタイルで楽しむことが可能ですよ♪
コーナンラック
市販の折りたたみ棚は色々ありますが、イチオシはこのキャンパーに大人気の木製コーナンラック!
3段・4段と各ワイドタイプで展開しているのですが、1,980円~とリーズナブルな価格で入手できコンパクトに持ち運べるのが魅力。
これをどうアレンジするかというと・・
ちょい足しで収納力・使い勝手が向上!
同じ段数のものを2つ準備し「天板」を足すだけで、幅広の棚が1つ増え、棚下でスッキリまとめることが可能になります!
側面にフックをつけておくと吊るす収納も出来ますし、バスケットを足せば小物類もまとめられて便利ですよ♡
更に、プチDIYで使い勝手を向上させてみましょう。
ベルトをつければ劇的に使いやすくなる!
段数が多いのでそのままだと毎回折りたたんだり、持ち運ぶ時がちょっと不便ですが、ベルトをつければ1発解決!
カチッととまる差込みベルトを側面にビス留めするだけで、運びやすい上にワンタッチでセット出来る。と、まさにアウトドア仕様に変身しますよ♪
この動画では、固定方法やコツも詳しく解説されているので是非参考にされてください♡
持ち手を追加する
更に拘りたい方は、このように「持ち手」を別で取り付けると一気にグレードアップして握りやすさも向上♪
ワトコオイルなどで風合いを楽しんだり、好きな色で塗装してお洒落なアクセントとして楽しむのもおすすめですよ♡
では、続いて木材からの自作方法を用途別にご紹介していきますね!
「テーブル兼収納」として楽しめる棚を自作
ソロや少人数でのミニマルなキャンプスタイルを楽しみたいけど、小物をちょっと置ける場所も欲しい。そんな場合にはテーブルと兼用にすれば1つで済みます♡
この動画では、簡単な折りたたみローテーブルの作り方が紹介されていますが、完成後に「側面の部分に入る幅の板を1枚渡すだけ」で棚を追加できますよ◎
「収納メイン」ならフレームタイプの棚がおすすめ
棚をギアの収納に使いたい場合には、脚(フレーム)を2つ作るだけで簡単に出来る、このような「フレームタイプの棚」がおすすめ!
現地でサッと組み立てられる上にコンパクトに運べますし、見た目もお洒落では♪動画の下部には材料と工程の詳細も記載されていますので、合わせて参考にされてください。
もし、フレーム作りが難しそうな場合は・・
「鉄脚」ならカッコイイ雰囲気に♪
木のフレームを鉄脚に代えればガラッと雰囲気が代わりインダストリアルな棚に!
13mmの鉄の丸棒が使用されています。自作となればサンダーでカットし溶接する必要があるのでカナリ大変なんですが、下記リンク先より8000円で購入することも可能です♪
フレーム作りが難しい方は活用されてみてはいかがでしょうか♡好きな長さにカットした1☓10材を差し込むだけで3段ラックが完成しますよ◎
「キッチンテーブル」としても使える棚を自作
木製キッチンテーブル
「脚」の部分は先程のフレームと同様のカタチのまま、天板の裏側に「ゲタ」を設けることで、直角にしっかり固定することが可能になります!
下記リンク先ではその要領で、スパイスから調理器具などキッチン周り全て整理しやすい4段タイプのキッチンテーブル棚を作る方法が図面付きで詳しく紹介されていますので是非参考にされてみてください♪
また、作業台の高さは使う方の身長に合わせるとより使い勝手がよくなりますよ◎
脚やレイアウトもアレンジ!
作業台をフラットで使いたい、コンロと作業台を分けて使いたい。そんな場合は、このようにフレーム2枚を丁番で繋ぎ、レイアウトを変えるだけで実現しちゃいます♡
作業スペースなので、より使い勝手が良くなるよう使用感にも拘ってアレンジも楽しみましょう!
「自由度の高い棚」ならクランプを使ってみよう
クランプとは?
「クランプ」とは、接着剤で圧着したり、数枚を同時にカットする時などに使う、木材を固定するための「補助道具」です!
あえて棚の固定にこのクランプを使うことで、現地で自由度の高い棚を楽しむことが可能になりますよ◎また、プラスチックタイプは保持力が低いので金属製を使うのが理想的です。
板と端材を挟むだけ!
使用するのはパワークランプ4つ!この動画では、ベニヤ板2枚×端材4コを挟んで「テーブル」に。板材4枚×端材6コを挟んで「4段の棚」に。と2つの組み立て方法が紹介されています!
板材に一切の加工を加えないので初心者さんでも手軽に楽しめますし、現地で状況に応じて作り変えられるのも魅力的ですよ♡
板材を加工して3WAYで楽しむ!
同じくパワークランプ4つが使用されていますが、「天板が通るサイズに穴を開けて丁番で繋いだパーツ」を予め2つ作っておくことで「囲炉裏テーブル・ローテーブル・3段の棚」と3WAYで楽しめるように工夫されています!
棚にする時の組み立てが楽になるので是非こちらも合わせて参考にされてみて下さい♡
まとめ
いかがでしたでしょうか?このように用途に合わせたキャンプ用の棚も、自作すればリーズナブルな価格で、より自分のキャンプスタイルに最適なものを準備することが出来ますね♡
DIY初心者さんでも作りやすいものも多いので、ぜひ手作りの棚にトライして整頓され使い勝手の良いキャンプの環境づくりにお役立てください!