更新:2018.10.12 作成:2018.8.9

ピクニック気分で楽しめる!紅葉の八ヶ岳・白駒池へ!

長野県に位置する八ヶ岳は、四季を通じて楽しめるトレッキングスポットですが、秋の紅葉は特に素晴らしく、白駒池は紅葉狩りを楽しむ方で賑わっています!本記事ではそんな八ヶ岳・白駒池の魅力やコースタイムを詳しくご紹介します!ぜひ参考にして頂き、一度足を運んでみてください!
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目次
  1. 八ヶ岳・白駒池とは?
  2. 白駒池の見どころ
  3. 白駒池ハイキングで準備するもの
  4. 実際に白駒池へ行ってみた
  5. おすすめハイキングコース
  6. 絶景の白駒池に行ってみよう!

八ヶ岳・白駒池とは?

八ヶ岳は長野県と山梨県にまたがる山塊で、八ヶ岳最高峰の赤岳(2899m)は日本百名山にも選出されています。その八ヶ岳の長野県側、国道299号線沿いにある標高2100m以上の高地としては最大の湖が「白駒池(しらこまいけ)」です。白駒池の周辺は多様な苔(こけ)と原生林に覆われており、神秘的な雰囲気が漂っています。また北八ヶ岳・南八ヶ岳どちらの登山口ともなっており、多くの登山者でも賑わっています。

白駒池の見どころ

白駒池までは中央道・諏訪ICから車で60分、国道299号の駐車場から歩いて10~15分で行くことができる、アクセスも良いことも特徴です。一周40~50分程度の湖で、木道の中、2つの山小屋を経由し、白駒池のさまざまな表情を見ることができます。本項ではその白駒池の魅力をご紹介します!

神秘的な苔と原生林!

白駒池の周辺はジブリ映画の「もののけ姫」を彷彿させるような、苔と原生林が生い茂っています。苔の種類は485種類にも及び、思わず目を奪われてしまいます。そんな苔とシラビソ・ツガなどの原生林の中の木道を歩くことは非常に気持ちよく、日頃の喧騒から癒されます。この苔の絨毯が広がる森は白駒池周辺全域で見ることができます。

なんと言っても紅葉の白駒池!

白駒池は、四季折々の姿を見せてくれますが、中でも秋の紅葉は必見です!白駒池の湖面に反射する紅葉した木々と青い空は絶景で、見る場所によっては日本ではないような景色も見られます!その景色が白駒池全体で見られるため、カメラ好きな方々も多く見られます。一度紅葉シーズンに訪れてみてはいかがでしょうか?

お手軽ハイキング気分で行ける!

白駒池は一周40~50分程度のハイキングコースです。白駒池周辺は木道歩きで特別な登山靴は必要ありません。ただし、雨で濡れていたりすると木道は滑りやすくなります。天気が当日晴れていても、前日が雨の場合は木道は濡れている場合がありますので、グリップ力のある靴をおすすめします。白駒池の周りには山小屋が2件あり適度な休憩や食事もとれます。登山の装備は必要なく気軽に楽しめるところも白駒池の魅力の一つです◎

白駒池ハイキングで準備するもの

ここでは秋の紅葉シーズンの時に必要な準備するものをご紹介します。標高が高い白駒池は市街地より気温も下がりますので、市街地で25℃前後の残暑であっても、山は涼しく秋の装いです。半袖短パンなどでは行かないように注意しましょう。

服装

防風ジャケット      ◎
保温性のある長袖のシャツ ◎
吸汗速乾性のインナー   ◎
長ズボン         ◎
滑りにくい靴       ◎
日除けの帽子       ◎
レインウェア       〇
ダウンジャケット     〇
フリース         〇
厚手の靴下        〇
手袋           〇
ネックウォーマー     〇
ニットキャップ      〇
 

服装の解説

白駒池の紅葉シーズンは例年9月下旬~10月上旬です。標高は2115m地点に位置しているため、気温は最高でも15℃前後、朝晩は10℃を下回る日も見られます。朝早く向かう方は、フリースや防風性のあるジャケット、保温性のあるウェアで防寒対策もしっかり行い、ハイキングを楽しみましょう。手袋やネックウォーマーなどもあると風が冷たくても安心です。

持ち物

リュック(15L前後)  ◎
タオル         ◎
水筒          ◎
おやつなどの軽食    ◎
昼食          〇
ストック        〇

 

持ち物の解説

滑って転倒して両手がふさがっているとケガのもとになるため、小型のリュックが便利です。また気温が高くなり、歩いていると汗もかくためタオルも必須です。肌寒い日もあるため、水筒の中身は温かい飲み物をおすすめします。特にアップダウンのない平坦なコースですが、足に少し不安のある方は、ポールがあると便利です。

アクセス

白駒池は国道299号沿いに200台収容可能な「白駒の池駐車場」があります。車をお持ちの方は、中央道・諏訪ICを降りて60分で着くため、車が便利です。車を持っていないという方は、バスで来る手段もあります。

駐車料金 500円/台
中央道・諏訪ICを降りて国道152号、299号を経て車で60分
※駐車場は200台収容可能ですが、紅葉最盛期には大変混雑します。
 白駒の池駐車場の手前に、30台収容可能な無料の麦草峠駐車場もあります。
 麦草峠駐車場からは白駒池までは、平坦な森の中を歩いて35~40分で行くことができます。
 白駒の池駐車場に駐車できない場合は、こちらに駐車するようにしましょう。

バス

白駒池行きのバスは、佐久平駅から主に土日に1日2往復運行しています。
詳細はこちらからチェックし、間違いのないように向かいましょう。

電車

東京方面から長野県に入り、八千穂駅に向かいます。八千穂駅からはバスまたはタクシーを利用し、白駒池に向かう交通手段です。

東京駅→(北陸新幹線)→佐久平駅→(バス)→八千穂駅
新宿駅→(JR中央線)→小渕沢駅→(JR小海線)→八千穂駅

 

実際に白駒池へ行ってみた

実際に紅葉シーズンに白駒池に行ってみました!実際に行ってみた感想と白駒池の魅力をレビューします!

マイナスイオン全開の苔の森!

白駒の池駐車場に朝8:30に到着しましたが、駐車場は8割程度埋まっている様子でした。駐車場を後にし、白駒池の入り口を通過しすぐ木道歩きになります。ここから白駒池まで10分程度ですが、苔の森の迫力が素晴らしく、写真に夢中になり結局30分くらい時間をロスしてしまいました……。その後も白駒池の写真や紅葉に夢中で、結局一周40分で回れる白駒池を、3時間要していました。それくらい苔の森は素晴らしい景色が広がっています。

圧巻の紅葉が広がる白駒池!

10月上旬の紅葉に合わせて訪れたため、紅葉のピーク時に訪れることができました!赤や黄色、オレンジと色とりどりの紅葉と、湖面に映るさまがなんとも言えない絶景です!この日は風もなく、湖面の波も立っていなかったため、湖面に移る紅葉もきれいに映っていました。また青苔荘前の桟橋には写真撮影の方々でいっぱいでした。三脚を立てている方も大勢いらっしゃたので、場所は譲り合いで写真をとりました……。

写真愛好家の方々も多数

写真の撮影スポットがいくつもある白駒池周辺は、写真愛好家の方々も多数見られました。三脚で構えている方や、歩き回って撮影している方など多岐に渡りますが、それだけでも白駒池の風景の素晴らしさが分かりますね。

おすすめハイキングコース

ハイキング目的の方のために、おすすめの白駒池周遊コースをご紹介します!白駒池周辺はアップダウンがほとんどない木道歩きのため、晴れている日はスニーカーでも問題ありません!登山要素も少ないため、気軽にハイキングを楽しむことができます。

コースタイム

白駒の池駐車場→(15分)→青苔荘→(30分)→白駒荘→(15分)→白駒の池駐車場

コースタイム補足

このコースは白駒池を一周し、白駒の池駐車場に戻ってくるコースです。休憩や昼食などは含んでいないため、写真撮影などを含めると少なくとも2時間程度の時間は見ておきましょう。

おすすめポイント

おすすめスポットは、青苔荘、白駒荘それぞれの前にある湖岸の桟橋です!桟橋の先まで進むと、白駒池と紅葉の一面を見ることができます!ツアーや家族連れで訪れた方は撮影スポットにもおすすめです◎また「もののけの森」と呼ばれるエリアもおすすめです。天然の苔玉が見られ、もののけ姫の映画さながらの風景が広がっています。

絶景の白駒池に行ってみよう!

いかがでしたか?
八ヶ岳の白駒池には見どころがいっぱいで、インスタ映えも間違いないスポットです!登山をした方のない方や、紅葉だけを楽しみたい方にはもってこいのスポットで、荷物も少なくハイキング気分で行くことができます。ぜひ一度足を運んでみてください!

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