1.ファミリータイプの大きめキャンプギア好きなHigh派へのおススメソファー
コールマンやスノーピークなどの大きなテントやタープでを楽しむ方のギアは、高さのあるものをお使いの方が多いはず。
テーブルの高さに合わせてソファーを選ぶのは第一条件でしょう。また、高さのあるソファーを選ぶと、足腰に負担もかかりにくく長時間でもゆったりできますね。大勢でのキャンプの時、車載に余裕がある場合などは、贅沢に高さのあるソファーを選んでみてはいかかでしょうか。では、おススメのソファーをご紹介します。
1-1. 今や言わずと知れたエアタイプソファー
設営が簡単!
「DEMARKのAIR SOFA」。一瞬で空気が入って膨らむのでお子さんでも簡単に設営できます。コンパクトにもなるので1個だけでなく2~3個まとめて持って行ってもよし。大きめテントなら、テントの中でも使えるので、ソファーとしてだけでなく、お昼寝にも持って来いです。
子供部屋などでも活躍!
発色の良いカラーリングが豊富なのもこのソファーの特徴的です。パープルやレッドなどのPOPなカラーリングなら、自宅の子供部屋に置いても様になります。キャンプ場だけでなく、ソファー代わりに使うのにもおススメです。
1-2. ゆったり座れる二人掛けチェアタイプ
ゆったり座れるのが嬉しい
二人掛けチェアの種類がとても増えてきています。中でも、おススメしたいのがドッペルギャンガーの「ONE HAND CARRY SOFA」。一人でゆったりと座ったり、親子で並んで座ったりと何かと便利なのが二人掛けチェア。畳んだ状態は少し大きめですが、大きめギアがお好きな方にはぜひ1脚持っていただきたいチェアです。
座り心地にも自信あり!
ソファーの本体とカバーの間には、厚さ3cmのエアマットが敷かれているので座り心地もフワフワ。長時間座っていてもお尻が痛くなりにくいのです。お気に入りのラグやブランケットなどをかけると、他のキャンパーと被るという事も無く、いつもと違った雰囲気のキャンプサイトを演出することができます。
丸洗いできて汚れも気にならない!
シートが取り外せて丸洗いができるのが、とても嬉しいポイント。ホワイトカラーは汚れが気になるから…と、手を出しにくいですが、このチェアなら安心です。キャンプ場で使った後は、次のキャンプまでの間はしまいがちになるギア。ですが、洗濯後にリビングに置いて、お家でもアウトドア気分を楽しむこともできます。
2.コンパクトで、しっとり大人なキャンプ好きなLow派へのおススメソファー
カップルやソロキャンプなど、しっとりとした大人な時間を楽しむのにおススメなLowスタイルキャンプ。 コンパクトなキャンプになればなる程、個性的なキャンパーを多く目にします。
例えば、登山やサーフキャンプ、クライミングキャンプなど、キャンプ以外の目的の人も多くいらっしゃいます。人とはちょっと違ったキャンプをと思う方には、コンパクトなテントや低いタイプのソファーをおススメします。低いタイプのソファーはあまり多くは出回っていないので、「ソファー」という形にとらわれずに、ソファーの代役をしてくれる一人二役などの頼もしいギアをご紹介します。
2-1. お洒落キャンパーと言ったらコレ。
二つ並べてソファー感覚に
元祖お洒落チェアと言われる程の王道チェア「BYER OF MAINE」のラウンジャー。ソファータイプではありませんが、二脚並べてソファー代わりにするのがおススメです。ウッドタイプなのにとても座り心地も良いのが特徴です。お気に入りのラグをかけると、見た目もロータイプソファーに早変わり。
持ち運びも楽々
ウッドタイプなので持ち運び時にかさばるように思われがちですが、2つのパーツに分割してすることが可能です。
持ち運びも楽で、コンパクトな車でも隙間に詰め込むことができてとても優秀。ローテ―ブルのラインナップもあるので、セットで購入してロータイプキャンパーデビューにも持って来いのチェアです。
2-2. 実はこんな使い方もできるんです!一人二役
格好良さが光る形
ロータイプのソファーが見つからないというあなたにおススメしたいのは、実はコット。コットというのはテント内で使う組み立て式のベットのこと。コットにも高さのあるタイプと低いタイプの2種類があります。その中で、今回おススメしたいのはマットレスで有名なTHERMARESTの「ウルトラライト コット」です。
コンパクトで汎用性もある
現在発売されているコットの中で一番軽くてコンパクトと言われているこのコット。畳んだ状態も、とても持ち運びしやすいのが特徴です。最低限のギアで、簡単かつ早くをモットーとするFast & Lightキャンパーに人気のコットです。日中はテントの外に出してソファーに、夜はテントの中でベットとして使う、まさに一人二役です。
2-3. キャンプサイトで目立つなら、コレ!
完全なる特殊スタイル!
「ボルダリング用マット」をソファー代わりに使うスタイルです。最近はメジャーになりつつあるボルダリングは、自然の山や川などにある岩を登るスタイルもあります。岩から落下した際に怪我を防止するために使うのが「ボルダリング用マット」なのです。クライマーたちが岩場の近くでのキャンプすることはよくある光景です。
一人三役の優れもの
実は私もそんな特殊なキャンパーの一人。あくまでボルダリングがメインなので、キャンプの荷物は最低限にしたいもの。テントやテーブルもコンパクトで椅子などは持って行きません。「ボルダリング用マット」をソファー代わりにしています。そして、夜になるとテントの中でマットレス代わりになるのです。
自分だけのスタイルを追求!
筆者の愛用テントMSRのハバハバにジャストサイズなのがBlack Diamond の「ドロップゾーン」。もう数年このスタイルを続けています。一見不思議な姿ですが、人とちょっと違うキャンプスタイルを求めている方には、ぜひおススメしたいスタイルです。
3.まとめ
このように、持っているテントやテーブルなどのギアのサイズは人それぞれです。キャンプ場での過ごし方などもしかり。だからこそ、スタイルによって、選ぶソファーは様々です。家族が少なければテントは小さくローテーブルでも十分だったり、家族が多ければ必然的に大きめのギアに。ですが、せっかく購入するキャンプギアだからこそ、年に何度もキャンプをする人でも、年に一度しかキャンプをしない人にでも、後悔しないギアを選びたいものです。
その一つの提案として、キャンプ場だけでなくお家でも使えるギアや、二役でも三役でも活躍できるギア選びが、今回のおススメのポイントの一つなのです。キャンプをもっと日常的に身近なものにしてもらえたら、とても有意義なお買い物になるに違いないでしょう。
どうか、あなたのキャンプスタイルに合うソファーが見つかりますように!