更新:2019.3.31 作成:2019.3.24
タープには大まかに分けて「レクタ」「ヘキサ」「ウィング」「自立式」があり、基本的にはこの四つに分類されます。
それ以外にも、少しコアな部類として形が大きく異なるものや使用環境が限られるケースもありますが、まだまだ数は少ないです。
それでは、各種類の特徴を見ていきましょう。
面積が広く長方形の屋根を作ることができるため、テーブルや椅子、調理器具などを広げやすいのが、特徴です。
その反面、設営時に張り綱をどこにどう引くかが難しく、うまく引かないと、全体的に天井が低くなったりする上、張り綱が邪魔になることも度々、生じてしまいます。
このタープをいつでもどこでもうまく張る技術があれば、どんなタープでもどんとこいといった技術向上にもなります。
タープの形が六角形のため、メインポールを張った後、張り綱をどこにどう引くのかが、簡単に想像できるのが特徴です。
そのお陰で、タープを思い通りの形、場所に立てることもレクタよりも簡単です。
ただレクタと比べてしまうと、テーブルや椅子などの設置に対し、若干ではありますが、やりづらさを感じてしまう場面もあります。
基本的に1〜2人用の小さいものが多く、張り方次第で他用途にアレンジできるのが、このタイプです。
バイクや自転車のツーリングなどコンパクトに使用したい方にもってこいなデザインと言えるでしょう。
ポールを一つだけ使用して天助を低くし、小さなテント風にした使用も簡単にできたりします。
ただあまり天井が高くないので、ロースタイルが基本になってしまいます。
自立式は、ポールを吊り下げ、又はスリーブに入れる事で、ある程度立てることのできるタープのことを指します。
天井が高く、広いことのほか、網戸みたいなメッシュシェードを採用している事が多く、通気性にも優れとても快適に過ごす事ができます。
その反面、重量が重く、コンパクトにもなりにくいため、オートキャンプ以外には適さないとも言えます。
ヘキサ(六角形)より角を二つ増やしたオクタ(八角形)タープ。
大きくはなりますが、より多用途にアレンジできるタープですね。
張り綱を取り付ける場所を端沿いに加え、布地の真ん中などに増やした特殊タイプ。屋根の高さの確保をより簡単にできるほか、こちらもより多用途にアレンジできるのが魅力的です。
車に取り付けるタイプです。車中泊や車でよく旅する人におすすめです。比較的簡単に開放的なリビングスペースを確保出来ますよ。
*1、タープ自体の大きさや張り綱の取り付け場所の有無によって大きく変わります。
*2、ポールの形状、建てる方法によって大きく変わります。
これ一つでは、1〜2人用ですが、もう一つ同じ商品があれば、連結できるいう優れものです。
人数、用途に応じて大きくしたりできるほか、
一つのタープにポールで支えるグロメット箇所が12個もあるので、
タープの天井の高さの確保も容易にこなせます。
大きさは2人用ですが、ポールの位置、高低差を付けることで多様路な張り方ができるように設計されていますので、これ一枚でいろんな風に使いたい人にはおすすめです。
レトロなカラーリングが魅力的なファミリーやグループキャンプに最適な大きさのタープです。
耐久性も高く、自然な色合いはキャンプ気分を盛り上げてくれます。
4〜5人用のタープです。左右非対称なデザインがとても張りやすく、なおかつ綺麗に張る事もできます。
4〜6人用の風に強い生地の堅牢性と雨かぜに対する効率の良い形をしたタープです。高さの違うポールやペグなども最初から付いているので、ファミリーキャンプをこれから始めたい方にはおすすめです。
5〜6人用のとてもシンプルなタープです。特段これといった特徴はないですが、一番シンプルでタープとして十分なものとなっています。
自然色の優しい色合いの四角いタープです。張り綱で引っ張る箇所が多方面にあるので、様々な張り方が可能となっており、自由度の高いタープです。
一本のポールで建てられる小型タープです。専用のポールがなくてもパドルやウォーキングポールを代用することで設営可能で、かなりコンパクトにまとめられます。ソロテントや小型テントと連結して使うのもおすすめです。
滑空するムササビのようなタープ形状のウイングタープです。とても軽く、張りやすく、コンパクトにもまとめられます。風にも強いので、一人用で軽く持っていきたい方にオススメのタープです。
四方をスクリーンとして利用できるほか、フルメッシュにしてしまうこともできます。オーソドックスなタイプですが、とても使いやすく、お値段的にも優しいところがいいところです。
コツは多少必要ですが、慣れてさえしまえば、非常に建てやすい自立式です。コットなどを利用して、土間スタイルを楽しむのも一つですし、バイクや自転車など中において楽しむ事ができるなど、さまざまなスタイルに合わせる事ができるのもポイントです。
高価ではありますが、快適性がとても高く、設営も簡単です。さまざまなオプションが販売されていますので、後ほどインナールームなど買い足すことにより、寝室にしたり、リビングにしたりと色々と楽しめるのが魅了です。
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ですが、これから夏に向けて暑くなってくると、自然と日よけ、雨よけにもなるタープが欲しくなってきます。
でも、タープっていろんな形がありますよね?
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