更新:2025.4.3 作成:2025.4.3

小田原城から箱根湯本へ!半日で江戸の道を歩く癒し旅

かつて多くの旅人が行き交った旧東海道の一部を、小田原城から箱根湯本まで歩いてみませんか?城下町の風情や歴史を感じつつ、鈴廣のかまぼこで腹ごしらえ。なだらかな坂道や歴史の面影が残る街道を抜ければ、ゴールには癒しの温泉が待っています。江戸時代の旅人たちの気分に浸りながら、気軽に楽しめる初心者向けのトレイルルートをご紹介!
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目次
  1. 小田原城からスタート!サムライ気分で旅の始まり
  2. 旧街道グルメの定番!鈴廣かまぼこでほっこり休憩
  3. 江戸の旅人気分!旧東海道の面影をたどる小さな街道歩き
  4. ゴールは癒しの箱根湯本温泉〜足湯や日帰り湯も充実
  5. 徒歩旅のコツとアクセス〜気軽に楽しむ旧街道さんぽ

小田原城からスタート!サムライ気分で旅の始まり

旅の始まりは、小田原駅から徒歩10分ほどの場所にある「小田原城」。白亜の天守が青空に映える美しい姿は、訪れる人々を一瞬で江戸時代へと誘ってくれます。かつては北条氏の本拠地として栄え、戦国時代から江戸時代にかけて重要な役割を果たしてきたこのお城は、今もなお地域のシンボルとして親しまれています。

城内に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは立派な石垣と、堀を囲む木々の緑。その美しさに圧倒されつつ進むと、歴史資料館や展望デッキのある天守閣に到着します。展望台からは相模湾や箱根連山を望むことができ、旅のスタート地点にふさわしい絶景を楽しめます。

そして、小田原城の楽しみといえば「サムライ体験」。観光客向けに提供されているこのサービスでは、甲冑を着て城内を歩いたり、記念撮影をすることができます(※開催状況は事前に要確認)。甲冑を身にまとい、刀を携えた自分の姿は、まるで時代劇のワンシーン。旅のテンションが一気に高まること間違いなしです。

周辺には「甲冑着付け体験」ができる施設のほか、忍者衣装や着物のレンタルサービスもあり、観光の記念にぴったり。外国人観光客にも人気のこの体験は、大人も子どもも楽しめるため、家族連れやグループ旅行にもおすすめです。

また、城内には小田原の歴史を学べる展示が充実しており、旅の背景を知ることで、この後に続く街道歩きがより味わい深いものになります。特に、箱根越えや東海道の交通の歴史に関連した古地図や、旅人の暮らしぶりを伝える資料は見応えがあります。

お城の周辺には、「報徳二宮神社」や「小田原文学館」など、落ち着いた時間を過ごせるスポットも点在しているので、時間に余裕があればぜひ立ち寄ってみてください。小田原の空気感を五感で味わいながら、ゆったりとした朝の時間を過ごすことができるのも、この徒歩旅の魅力のひとつです。

小田原城を満喫したら、いよいよ旧東海道の道をたどりながら箱根湯本を目指す旅へ出発です。のどかな町並みや歴史の面影を感じながら歩くこのルートは、いつもの街歩きとはひと味違う体験となるはず。さあ、江戸時代の旅人気分で、足元から時代の空気を感じる道を進んでみましょう。

旧街道グルメの定番!鈴廣かまぼこでほっこり休憩

小田原といえば、やはり外せないのが「かまぼこ」。中でも全国的に有名なのが、創業150年以上を誇る老舗「鈴廣(すずひろ)」です。小田原城から箱根湯本方面へ旧東海道沿いに歩いていくと、「かまぼこの里」と呼ばれる鈴廣の観光施設に立ち寄ることができます。ここは単なる直売所ではなく、見て・食べて・体験できる“かまぼこテーマパーク”のようなスポットで、街道歩きの休憩にぴったりの立ち寄り所です。

「かまぼこの里」では、できたてのかまぼこやちくわを食べ比べできるコーナーがあり、さまざまな味を少しずつ楽しめるのが魅力。特に人気なのは、職人が炭火で焼いてくれる「焼きちくわ」。目の前で香ばしく焼き上がる様子に思わず足を止めたくなります。シンプルでいて深みのある味わいは、小田原ならではのご当地グルメです。

お土産選びにも最適な商品が数多く揃っており、伝統的なかまぼこはもちろん、チーズ入りやハーブ風味などの創作かまぼこもあり、見ているだけで楽しいひとときに。箱根湯本に着いてから買うこともできますが、人気商品は早めに売り切れてしまうこともあるため、気になるものがあればこのタイミングでの購入がおすすめです。

また、施設内には「かまぼこ博物館」も併設されており、かまぼこの歴史や製法について楽しく学ぶことができます。見学は無料で、少し知的なエッセンスを旅に加えたい人にもぴったり。タイミングが合えば「かまぼこ・ちくわ手づくり体験教室」にも参加可能で、自分で作ったちくわはこの後の徒歩旅のおやつにぴったりです。

さらに、地元の旬食材を活かしたビュッフェレストラン「えれんなごっそ」も併設されており、しっかりとエネルギー補給をしたい方にもおすすめ。特に、かまぼこを使った創作料理はここでしか味わえないユニークなメニューです。

鈴廣かまぼこでお腹も心も満たされたら、箱根湯本へ向けて再び歩き出しましょう。街道沿いに位置するこの立ち寄りスポットは、グルメと文化が融合した小田原〜箱根間のハイライトのひとつ。ひと味違う「食の思い出」が、あなたの旅路をさらに彩ってくれるはずです。

江戸の旅人気分!旧東海道の面影をたどる小さな街道歩き

鈴廣でお腹も心も満たされたら、いよいよ箱根湯本へ向けて、旧東海道の街道歩きへと出発です。かつて江戸と京都を結んだ「五街道」のひとつである東海道。この道もまた、その一部として、江戸時代には多くの旅人や大名行列が行き交い、宿場や茶屋でにぎわっていました。今もその歴史の空気を感じながら、のんびりと歩くことができる穏やかなルートです。
 

小田原から箱根湯本へと続く道のりは、現代では住宅街や静かな町並みに姿を変えていますが、街道沿いにはところどころに旅の名残が見られます。古い石垣や社、木の案内板など、江戸の記憶を宿すような風景に出会えるでしょう。歴史が積み重なった道を歩いているという実感が、じわじわと湧いてくるはずです。
 

この区間では、本格的な石畳や杉並木といった“古道らしさ”は見られませんが、その代わりに、昔ながらの生活感が残る路地や、地元の人々の暮らしとすれ違う瞬間が旅の記憶を彩ります。ふと現れる祠や道端の地蔵に手を合わせれば、昔の旅人たちと同じような気持ちになれるかもしれません。
 

道はなだらかなアップダウンが続く舗装路で、特別な登山装備などは必要ありません。スニーカーや歩きやすい靴があれば十分。車の通りが少ない裏道も多く、静かで安全に歩けるルートです。コンビニや自販機が少ない区間もあるため、水分や軽食は事前に準備しておくのがおすすめです。
 

このルートの魅力は、豪華な観光名所ではなく、何気ない風景の中にある“旅情”を見つけること。軒先に咲く花、古い看板、風に揺れるのれん、どれもが日常の中に残る旅の名残。都会の喧騒を離れて、ゆっくりとした時の流れを感じながら歩くことで、自分と静かに向き合うひとときが生まれます。
 

小川のせせらぎが聞こえてきて、道が少し下り坂になってきたら、ゴールの箱根湯本はもうすぐそこ。静かな街道歩きの先に待つのは、癒しの温泉です。

ゴールは癒しの箱根湯本温泉〜足湯や日帰り湯も充実

旧東海道をのんびり歩いてたどり着くのが、人気温泉地・箱根湯本。ゴールにふさわしい癒しの地です。歩き疲れた体に、じんわりと染みわたる温泉の心地よさは、徒歩旅だからこそより深く感じられるもの。観光地として栄える箱根の玄関口でありながら、自然に囲まれた落ち着いた雰囲気を持つ箱根湯本は、どこかほっとする空気が漂っています。

箱根湯本の魅力は、何といっても“手軽に温泉を楽しめる”こと。駅周辺には、日帰り入浴が可能な温泉施設が数多く点在しており、予約不要で気軽に立ち寄れるのが嬉しいポイントです。おすすめは「箱根湯寮」。駅から無料送迎バスで10分ほどの距離にあるこちらの施設は、自然の中でのんびり過ごせる露天風呂が自慢。落ち着いた和の雰囲気と、木々に囲まれた開放的な空間が、歩き旅の疲れを優しく包んでくれます。

もうひとつのおすすめは、「天成園」。駅から徒歩圏内にありながら、敷地内に滝や庭園を備えた風光明媚な宿泊・日帰り温泉施設です。美しい日本庭園を眺めながらの足湯体験は、まさに至福のひととき。歩き終えた後に立ち寄れば、しばし時が止まったような感覚を味わえるでしょう。

「温泉に入るほどじゃないけれど、ちょっと足を休めたい」という人には、駅前にある「弥次喜多の湯」や「箱根湯本温泉足湯あしのこ茶屋」などの足湯スポットもおすすめ。誰でも無料またはワンコイン程度で利用でき、観光の合間にふらりと立ち寄れる手軽さが魅力です。足元からポカポカと温まる感覚は、思わず顔がゆるんでしまう気持ちよさ。目を閉じて深呼吸すれば、身体だけでなく心もほぐれていくのを感じられるはずです。

さらに、箱根湯本には温泉だけでなく、レトロな商店街も魅力的。温泉まんじゅうや干物、伝統工芸品など、見て歩くだけでも楽しいお店が並んでいます。名物の「湯葉丼」や「わさび漬け」を使ったご飯ものなど、温泉地ならではのローカルグルメも見逃せません。旅の締めくくりに、お土産を探したり、甘味処でひと休みしたりして過ごすのも良いですね。

日常から離れ、足で歩いたからこそ出会える景色と温もり。箱根湯本の温泉は、そんな旅の終わりにぴったりなご褒美です。心も体もほぐれるこの場所で、ゆっくりと旅を振り返る時間を楽しみましょう。

徒歩旅のコツとアクセス〜気軽に楽しむ旧街道さんぽ

小田原から箱根湯本までの旧東海道ルートは、歴史の面影を感じながらのんびり歩ける、初心者にもやさしい街道コースです。しっかりと準備すれば、どなたでも安心して楽しめる徒歩旅になります。ここでは、快適に歩くためのポイントやアクセス方法をご紹介します。
 

まず距離ですが、小田原城から箱根湯本まではおよそ8km〜10km。景色を楽しみながらゆっくり歩いても、2時間半〜3時間程度で到着できます。道中には緩やかな坂道もありますが、急な登りや険しい山道はなく、「街歩き+軽いハイキング」といった感覚です。体力に自信がない方でも、自分のペースで進めば十分に完歩できます。
 

服装は、歩きやすいスニーカーやウォーキングシューズがおすすめ。春や秋は寒暖差があるため、脱ぎ着しやすい服装が安心です。舗装された道が大半ですが、ところどころ足元が不安定な場所もあるため、滑りにくい靴を選びましょう。特に雨の後は路面が滑りやすくなることがあるので注意が必要です。
 

飲み物や軽食は事前に準備しておくのがベスト。道中にはコンビニや自販機が少ない区間もあるため、リュックに水分やエネルギー補給用のおやつを入れておくと安心です。夏場は熱中症対策として水分補給をこまめに、冬場は早めの時間に出発して、日没前に歩き終えられるようにしましょう。
 

アクセスも良好です。スタート地点となる「小田原駅」へは、都内から新幹線で約35分、小田急ロマンスカーでも約1時間と好立地。駅から小田原城までは徒歩圏内なので、午前中に出発すれば、日帰りでもしっかり旅を満喫できます。
 

ゴールの「箱根湯本駅」は、小田急線の終点であり、特急ロマンスカーの停車駅でもあるため、帰りもとてもスムーズ。歩いたあとの温泉でリフレッシュして、そのまま電車でゆったり帰路につけるのも、この街道歩きの魅力のひとつです。時間に余裕がある方は、箱根登山鉄道で強羅方面へ足を延ばして、自然や美術館を楽しむのもおすすめです。
 

そして、旧街道歩きの醍醐味は“寄り道”にあります。昔ながらの神社や地蔵堂、古民家を改装したカフェなど、ちょっとした発見が旅の思い出を豊かにしてくれます。予定にとらわれすぎず、気になる場所にふらりと立ち寄る。そんな自由な歩き方こそ、この道を最大限に楽しむコツです。
 

歴史を感じながら、自分のペースで進める旧東海道の徒歩旅。気軽に始められて、心に残る旅になること間違いなしです。さあ、江戸と令和をつなぐこの道を、あなたも歩いてみませんか?

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