楽しい美味しいと大人気のバーベキューは、「火起こし」さえ出来ればいつでも気軽に楽しむことが出来ます♡
しかし、はじめての場合は何から準備すれば良いのか分からないことだらけ。そこで今回は、火起こしに必要な物、初心者さんにおすすめの道具と選び方、火起こし・火消しの方法までをしっかりとご紹介します。
バーベキューでの火起こしで必要なものは?
まずは、火起こしで「最低限必要なモノ」と「火起こしの流れ」から確認していきましょう。
火起こしに必要なものリスト
火起こしに必要なものは「6つ」です!
◎炭
◎着火剤
◎柄の長いライター
◎うちわ
◎軍手
◎炭バサミ
「着火剤」は、新聞紙・乾いた松かさ(松ぼっくり)・コーンチップスなどでも代用可能なので、大半は自宅にある物でまかなえるという方も多いのではないでしょうか♪
では、これらをどうやって使えば良いのか「火起こしの方法」も見ておきましょう。
火起こしの方法<動画>
道具を準備する前に「基本的な火起こしの方法」を知っておけば、使う時のイメージができるため、より自分に合ったものを選べます。
この動画は、着火剤として新聞紙を使って火起こしをする方法ですが、効率よく火を起こす炭の積み方と追加方法、何故うちわが必要でどう使うのか。などがきちんと学べますので、ぜひ参考にされて下さい。
バーベキューの火起こし&初心者に最適な炭と着火剤
最初に必要な物をリストアップしましたが、「炭」1つとっても種類があるので準備段階で悩むのが【一体どれを選べば良いのか】という点です。スムーズに準備できるよう、選ぶ時のポイントやおすすめをご紹介していきます。
初心者さんに最適な炭
初心者さんに扱いやすい炭ってどんなもの?
炭には、木炭(黒炭)・オガ炭・備長炭・成形炭などの種類があり、それぞれに、火付き、火力、燃焼時間。爆ぜ方、煙の量などに特長があります。
その中で、初心者さん×バーベキューに向いているものは、ズバリ「木炭」!燃焼時間は普通~良い位で、火も付けやすいなど1番扱いやすいですよ◎
国産 岩手ナラ切炭
木炭の中でのイチオシ商品は、この「岩手切炭」。煙もにおいも少ない上にほとんど爆ぜる事もない上質な炭ですよ!また、火付は悪いのですが非常に火持ちが良く煙・におい・爆ぜも少ない「オガ炭」もおすすめです◎
※逆に輸入の「マングローブ炭」は安価で火付も良いのですが、燃焼時間は短く、煙や灰も多くて爆ぜやすいのでご注意を。
LOGOS の成形炭エコココロゴス
より早く簡単に火を起こしたい方には、着火剤不要な「着火加工成型炭」もおすすめ。
中でも、このヤシガラで作られたロゴスの商品は、マッチで簡単に着火でき1分で火が起こせます。サイズも大きめなので2~3個あれば通常のバーベキューはカバー出来ますよ!
バーベキューに最適な着火剤
バーベキューで使う着火剤は「におい」にも注意!
着火剤には「固形」と「ジェル」2つのタイプがあります。
ただし、固形タイプの場合モノによっては「石油系のにおい」が食材に移り、せっかくの料理が台無しに・・というおそれがありますので、選ぶ際はこの点も考慮することが大切です!
ユニフレームの森の着火材【固形】
では、固形着火剤はどれが安心かというと、石油系成分を使っていない天然素材のものを選ぶといいです。
例えばこの「森の着火材」も間伐材×ロウが原料となっており、全く臭くないしよく燃えると大好評ですよ◎ゆっくりと燃えるので点火時も安全です。
キャプテンスタッグの着火剤【ジェル状】
「ジェルタイプ」は、主成分がアルコールなので、固形着火剤より火が良く、湿った炭や薪にまで対応出来るのが特長で携帯のしやすさも魅力。着火剤のタイプは好みで選びましょう◎
※引火の恐れがあるので火のある場所での継ぎ足しは厳禁!扱いにはご注意を。
初心者さんは火起こしに便利な道具を活用してみて
基本的な火起こしの方法と必要な物の選び方をご紹介しましたが、実は「便利な道具」を使ってより簡単に素早く火を起こす方法もあるので、選択技を広げるため合わせて確認しておきましょう。
あおぐ手間いらず♪ 送風機
基本の火起こしでも、汗だくになりながらうちわで仰ぎ続けるのは大変。そんな時の救世主が「送風機」です!
中でも、この乾電池の送風機は安価な上に、じゅうぶんな風を送り込めるので初心者さんにも最適ですよ◎
炭を直接炙る!トーチバーナー
「トーチバーナー」は、着火剤を使わず、強力な炎で炭を直接あぶる事で着火が可能な便利アイテム!
火起こしが時短できる上に、バーベキュー網のこびりつきを焼き切る・炙り料理に。と活用の幅もあるのも大きな魅力です◎
1番簡単!火おこし器(チャコスタ)
圧倒的に簡単&時短できる最強アイテムが「火おこし器」です!
「煙突効果」が得られる構造になっているので、火おこし器の中に、炭と着火剤を入れて着火。あとは放置しておくだけで火起こし完了!火力が安定したら、コンロに炭を移すだけでOKですよ♪
バーベキュー後の炭火を処理する物も準備しておこう
火を起こしたら消火は必須。「炭の処理方法」を覚え「道具」も準備しておきましょう。
必要な物はバケツか「火消しつぼ」
炭の処理に必要な道具は、バケツまたは「火消しつぼ」を使用します。
火消しつぼは、このように「火おこし器」とセット販売されているもの、火おこし器と兼用で使えるものもあります。
炭火はどうやって処理すれば良いの?
時間はかかりますが1番安全な処理方法は「火消しつぼを使う方法」です。つぼに炭を入れ蓋を閉めた状態で完全に冷えるまで自然冷却すれば完了!この炭は「消炭」として再利用出来ます◎
時間がない時は「水を張ったバケツを使う方法」も。炭を1個ずつ静かに水に沈め、30分以上浸しておけば完了!
※ただし一気に水につけると水蒸気が上がり火傷の恐れがあるので慎重に行ってください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?はじめての火起こしでも方法を覚え、最適な道具をきちんと選んでおけば安心して挑戦できますし、現地で困ることもなくなりますね。
そして、火起こしから全て自分で行うバーベキューは味も格別なはず♪是非、これらの方法~おすすめの道具なども参考にしながらチャレンジされてみてくださいね♡