救急キットを作ろう
一つ目は救急キットです。これがあれば自分や誰かが怪我をした場合、処置対応を行なうことができます。まずはここで紹介する基本的なアイテムをそろえて見ましょう。
基本的なアイテム
まずは、三角巾、ガーゼ、医療用テープ、アルコール脱脂綿、小型はさみ、爪きり、毛抜き、絆創膏です。見ての通りですが、怪我時の処置アイテムです。はさみ、毛抜き、爪切りは皮膚に何かが刺さってしまった時や入ってしまった時に有効です。
蘇生用マウスピース
蘇生用マウスピースにあっては、心肺停止による人口呼吸に持ち入ります。人口呼吸に抵抗がある場合はこのマウスピースを使用し口との密着を防ぐ事が出来ます。入手も各消防署や薬剤店等で可能ですし、各市町村で受講できる救命講習等で貰えます。
一つにまとめる
揃えた救急アイテムはジップロック等にまとめて入れ空気を抜き、真空状態にしときます。
救急アイテムは基本的に衛生用品となりますので、使用しない時はなるべく空気に触れずにするため、このように保管し、清潔に保つことが重要です。
入手は容易
ここで紹介した救急アイテムは基本アイテムです。これ以外で必要と思われるアイテムがあれば追加しておくのもいいでしょう。アイテム自体は100円ショップ等で安価に揃えることが出来ます。衛生用品なので安価なものはダメという方は薬局等でしっかりしたものを入手できますし、高価なものではないのでそちらで揃えるのも良いでしょう。
非常用アイテム
その他にも非常事態になってしまった時、突然の暗闇や暖をとらなければならない事態、食事ツールなど、そんな時に有効なアイテムをご紹介します。
ライト類
ライト類にあっては、突然の暗闇になってしまった時やサーチライトにも対応できます。大きい物ではなく小型の物で十分です。また複数もっていれば、一つがダメになっても大丈夫ですし、自分以外の人にも持たせることができますので安心です。
モンベル製アイテムは使える。
ランタンシェード
クラッシャブル ランタンシェード L。ヘッドランプをランタンに変えてしまう、新発想の超軽量アイテムです。半透明のシェード本体をヘッドランプにかぶせると、優しい光が広範囲を照らしてくれます。使用しないときはたたんで収納できるので、持ち運びも便利です。
コンパクトランタン
軽量でコンパクト性を両立したランタンです。白色LEDに可動式シェードが備わり、むらなく周囲を照らすことができ、明るさは十分確保できます。底部にはテント内などで吊り下げて使用できるフック付きです。またボタン操作で光量も変えることができるので電池の消費も抑えることが出来ます。
暖を取るアイテム
その場所が寒冷地や気温が低くなってしまった場合は身体を保温することや火を起こして暖を取る必要もあります。そんな際の簡易的なアイテムを持っていると役立ちます。
エマージェンシーブランケット
効果は3つ、防風・防寒・防水です。風や低気温、雨等で体温低下を防ぎます。注意としては、通気性、透湿性共にないので、シートの中が汗で冷えてしまい体温低下に繋がってしまうことがあります。
シートの表面の金色は熱を吸収、反面銀色は光や熱を反射する働きがあります。
ファイアースターター
マグネシウムの棒を削って燃焼物に火花を散らして着火させるというアイテムです。
常時ライター等を持っていれば簡単ですが、常に持っていなかったり、持ち運びは不安という方もいると思います。そんな時に有効なアイテムで、サイズもコンパクトで持ち運びも便利な物が多いです。
着火剤
火を起こす際に有効なアイテムです。近くに着火に必要な燃焼物がなくともこれ一つで持続的かつ簡単に着火できますので、普段のアウトドアを行うにあたっても、携帯していて損は無いと思います。
その他 ツールアイテム
これまでに紹介したアイテム以外にも、様々なシチュエーションや非常時に有効なアイテムをご紹介します。
ナイフ、スプーン、フォーク
一番使い安いのは、ツールナイフ(別名アーミーナイフ)です。ナイフ以外にも缶切りや栓抜き、ヤスリやコルク抜き等といった様々な状況で使用できるツールがたくさん付いています。スプーン、フォークにあっても食事を取らなければならない状況では必須となります。2つが一体化してる物や、折りたためる物、ツールナイフに付属しているものなど、多種類あります。
各種紐、糸類
紐や糸は何かと使えるアイテムとなります。状況は様々ですが、テントや何かの固定やランタン等の吊り下げ、釣りや小動物捕獲等の罠にも使用できます。物にあっても強度がある靴紐や綴り紐、釣り糸といったものが良いです。
軍手、ゴミ袋
軍手は火お越し時や鋭利な物、危険な物を触る際には必要となるでしょう。ゴミ袋もゴミだけでなく、物の搬送や一時的な収納、飲み水の貯蔵といった様々な用途に使用出来ますので、これらのアイテムも携帯しておくことが無難です。
全部をまとめよう
アイテムが揃ったら、小型のポーチや収納袋等にまとめましょう。こうすることで持ち運びにも便利になりますし、出かける際に常に携行しておくことも可能です。非常用のキットとして作成しておくので何が入っているか把握できますし、物を探す手間も無くなります。
まとめ
アウトドアを行うにあたって、不足の事態になってしまうことは少なくありません。
どんな時にも対処できるように備えて置くことがアウトドアを行うにあたって最低事項だと思います。
ここで紹介したアイテムはほんの一部に過ぎません。これらを参考に自分のアウトドアスタイルに合わせて必要と思われるアイテムを揃えて頂ければと思います。
安心、安全に行い、そして無事に終わることを前提に、楽しいアウトドアライフを送って下さい。