ゆるキャン△で描かれた魅力的なキャンプ
アニメ『ゆるキャン△』は「数回に渡るロケハンを敢行し、アウトドア・日常・風景の描写を徹底して」作られたそうで、実に魅力的ながら、決して非現実的ではない女子高生×アウトドアが描かれています。中でも最も惹かれるのはやはりキャンプシーン。各々がまったりとキャンプを楽しむ姿に、キャンプしたくなった人も多いのでは?そんなキャンプシーンで使われた(と思われる)キャンプ場をまとめました!
【1話・12話】浩庵キャンプ場(山梨県)
リンとなでしこが出会った場所であり、最終話で二人がそれぞれソロキャンしていた場所です。1000円札のモデルになったと言われる本栖湖と富士山の組み合わせを存分に楽しめるキャンプ場です。キャンプ用具のレンタルはありませんので、道具を揃えてから行きましょう!
基本情報
- 所在地:〒409-3104 山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉2926
- 料金:テント設営料 1張1泊1000円+大人1人1泊600円
- テントサイト:土 フリーサイト
- 売店:あり(受付場所のロッジ内)
- 風呂:あり(受付場所のロッジ内)
- 営業期間:通年(予約不可)
- チェックイン:午前8時(受付開始時刻)
- チェックアウト:午前10時
ゴミ捨て場がないので、炭を含めごみは全て持ち帰りです。
【2話・3話】ふもとっぱらキャンプ場(静岡県)
リンが「さすが有名キャンプ場」と言っていたのがこちらのふもとっぱらキャンプ場。ハイシーズンはテントで芝生が見えなくなるほどに混むこともあるので要注意です。とはいえ、富士山の麓に広大に広がる芝生という景色には、思わず感嘆の声が漏れてしまうほど。狙い目は劇中と同じく、シーズンオフの冬キャンプかも。
基本情報
- 所在地:〒418-0109 静岡県富士宮市麓156
- 料金:1泊1張 3500円(ソロキャンプは2000円)
- テントサイト:芝 フリーサイト
- 売店:あり(薪と燃料や調味料のみ)
- 風呂:キャンプだけでは使用不可(車で約25分の所に「富嶽温泉 花の湯」あり)
- 営業期間:通年
- チェックイン:午前8時30分~午後5時
- チェックアウト:午後2時
夏でも
気温が低いことが多いので要注意。寒さ対策の装備を持ってお出かけください!
また、
芝に水滴がついていて湿っていることが多いため、長靴等があれば便利です。
【4話・5話】山梨ファミリーオートキャンプ場パインウッド(山梨県)
野クルキャンプで行っていた、作務衣の管理人さんが登場したキャンプ場がこちらです。管理人さんのリビングスペースは実際にあり、実に魅力的です。野クルメンバーが行ったときは薪が無料でしたが、現在は有料。また、公式サイトがないので、予約やお問い合わせは電話のみです。
基本情報
- 所在地:〒405-0045 山梨県山梨市大工
- 料金:1泊3500円
- テントサイト:土 区画制
- 売店:なし
- 風呂:なし(徒歩16分のところに「ほったらかし温泉」あり)
- 営業期間:5月1日~11月30日(要予約)
- チェックイン:正午
- チェックアウト:正午
予約・お問い合わせ電話番号:0553-22-6096(公益社団法人やまなし観光推進機構HPより)
【7話】四尾連湖 水明荘キャンプ場(山梨県)
リンとなでしこが2人で行ったキャンプ場がこちら。リヤカーを借りて湖の逆側まで荷物を運んでいましたね。劇中でも紹介がありましたが、ボートで荷物を運ぶことも可能。手つかずの自然が売りのキャンプ場のため、施設は最低限ですが、都会の喧騒から離れた1日を過ごすことができます。
基本情報
- 所在地:〒409-3602 山梨県西八代郡市川三郷町山保3378
- 料金:1泊 1人1500円(土曜・祝前日は2000円)+駐車場代
- テントサイト:土(草が生えています)フリーサイト
- 売店:あり
- 風呂:あり(受付の山荘内。また車で30分の所に温泉施設「みたまの湯」あり)
- 営業期間:通年(要予約)
- チェックイン:午後2時
- チェックアウト:午前10時
-
トイレが水洗ではありません。申し出ると受付をする山荘の水洗トイレを貸してもらえるようです。
【10話】陣馬形山キャンプスペース(長野県)
朝早く原付で家を出たリンちゃんが、マイカー規制の通行止めに阻まれ、温泉で寝過ごし、通行止めもどきにまた阻まれ、なんとかたどり着いたキャンプ場です。正式には公営のキャンプスペースのため、売店等はありません。トイレはありますがトイレットペーパーや電気は無し。しかし絶景のため、キャンプに慣れてから行くのがおすすめです。
基本情報
- 所在地:長野県上伊那郡中川村大草1636
- 料金:無料
- テントサイト:芝 フリーサイト
- 売店:なし
- 風呂:なし
- 営業期間:通年(予約不可)、冬季は水道使用不可、雪で通行止めの場合あり
- チェックイン:自由
- チェックアウト:自由
無料施設ですが、
マナーを守り、譲り合って使いましょう。
ゴミ・炭などすべて持ち帰りです。
【11話・12話】富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ(静岡県)
みんながクリスマスキャンプをしたキャンプ場です。劇中でも目立っていたサイトの広さはなんと東京ドーム9個分!富士山の眼前に広がる芝生サイトでキャンプを楽しめます。各種用具のレンタルはありませんが、お風呂も水洗トイレも完備のため、『ゆるキャン△』を見て「キャンプをはじめたい!」と思った人は、まずここから聖地キャンプにチャレンジしてみるといいかもしれません。
基本情報
- 所在地:〒418-0105 静岡県富士宮市原1423
- 料金:1人1泊 1870円
- テントサイト:芝 フリーサイト
- 売店:なし(薪の販売のみあり)
- 風呂:あり
- 営業期間:通年(要予約)
- チェックイン:正午
- チェックアウト:正午
テントサイトまで車を乗り入れ荷物をおろせますが、オートキャンプは不可です。
ルールやマナーを守って聖地キャンプしよう!
『ゆるキャン△』に出てきたキャンプ場は、どこも設備が完全に整っているような大きく新しいキャンプ場ではありません。どちらかというと、リンのように手慣れた人がまったり静かなキャンプを楽しむ人たちが好む場所です。不便なところもありますが、その分劇中のような素敵な自然と共にゆったりした時間を過ごせます。ルールや一般的なマナーを守ることはもちろん、キャンプならではのマナーもしっかり調べた上で、楽しい聖地キャンプにでかけましょう!