肌寒い時期のキャンプにはコットがおすすめ!
キャンプでどんな料理・アクティビティを楽しむかは人それぞれですが、ほぼ全ての人が行うのが「睡眠」ですよね。
そんなキャンプでの睡眠では、マットとシュラフを使っている方も多いのではないでしょうか。
しかしこの方法では、夜に冷え込む時期だと底冷えによってなかなか快適に眠れないことも…。
そこでおすすめしたいのが「コット」です。
こちらではコットのメリットや選び方についてご紹介していきます。
コットってどういう物?
コットとは、主にアウトドアで使用する「簡易ベッド」のこと。
ColemanやNorth Eagleなどのさまざまなメーカーから販売されていて、手頃なものだと3,000円ほどで手に入ります。
組み立てが少し難しいものもありますが、基本的には初心者の方でも簡単に使うことができるキャンプにおすすめのギアです。
コットを使うメリットとは?マットとの違いは?
では、マットとシュラフではなくコットを使用するメリットは一体どこにあるのでしょうか。
次はコットのメリットを、マットとの違いを絡めてピックアップしていくのでこちらもチェックしてみてください。
底冷えを回避できる
コットにはベッドと同じように脚がついています。
そのため、地面の温度をダイレクトに身体へと伝えさせないので底冷えを回避できることが最も大きなメリットですね。
底冷えしやすいマットとの大きな違いはここにあります。
物置きやベンチとしても使用できる
コットは荷物置きやベンチとしても活用できることも大きなポイント。
場合によってはコットがあればチェアが不要になることもあり、荷物を少なくしやすいのも嬉しいメリットですね。
とはいえ耐荷重のチェックは欠かさずに行いたいところ。
耐荷重を超えるほど荷物を置いたりすると破損の原因になることもあります。
地面の凹凸を気にしないでOK
マットを使うとなると気になるのが、石などによってできる地面の凹凸ですよね。
底冷えしない時期でもゴツゴツとしたものが身体に当たり、安眠が妨げられるケースも少なくありません。
その点コットは地面の凹凸の影響を受けにくく、どんな場所でも変わらない睡眠の環境を手に入れられます。
こちらもマットと比べたときの大きな違いの1つですね。
コットはどうやって選ぶのが正解?選び方も要チェック!
ほとんどのキャンプ用品にも当てはまりそうなのですが、コットにはさまざまな物があり価格などもピンキリです。
調べてみるとどれを買えばいいか分からない!といったことにもなりがちですね。
次はコットの選び方のポイントについても解説していきます。
ローコット・ハイコットのうち自分に合うものを選ぶ
コットを選ぶうえでは、まずローコットかハイコットかをチェックしたいところです。
ローコットとは高さが低めのコットで、ハイコットは反対に高い形状になっているコットを指します。
それぞれのメリットなどを押さえて、どちらが自分に合うかを見ていきましょう。
ローコット
ローコットは高さが20~30cmのコットのことを指します。
こちらは低いぶん安定性に優れているので、もし寝返りを打って落ちたとしてもケガの心配が少ないのがメリットですね。
上に立っても倒れにくく安全なので、小さいお子さんを連れたキャンプにおすすめしたいところ。
ハイコット
ハイコットは高さが40cmほどのコットのこと。
ハイコットはその高さから、ベンチとしても扱いやすいことが大きなメリットです。
高さがあるぶん荷物を置いても持ち上げやすいので、荷物置きとしても活躍しやすいですね。
コットをベンチや荷物置きとしても使いたい!という方にはこちらがおすすめです。
重量・コンパクト性
ソロキャンプでコットを使用したい!という方にチェックしてもらいたいのが、コットの重量とコンパクト性です。
重いコットやコンパクトにまとまらないものだと、持ち運びが辛くなってしまうこともあります。
重量に関しては一般的に2kg以下のものが軽量なコットだとされているので、気になる方は2kg以下のものを選びたいところですね。
組み立てやすさ
手軽に使いたい方や初心者の方は組み立てやすさもチェックしたいところ。
コットのなかにはパーツが多く、組み立てに時間がかかるものもいくつかあります。
反対に組み立て不要なものやパーツが少ないものもあるので、こういったものを選ぶのもおすすめですね。
とはいえ組み立て不要なものはコンパクト性に欠けるというデメリットもあるので、こちらには注意してください。
コットを使ってどんな季節・場所でも快適な睡眠を実現しよう
キャンプには移動疲れもつきもので、疲れを取るためには睡眠も重要なものです。
その点を考えると底冷えや地面の凹凸などを気にすることなく、睡眠をサポートしてくれるコットは心強い存在になってくれるはず。
どんな季節・場所でも睡眠の環境が変わらないのは大きなメリットではないでしょうか。
マットとシュラフでの環境だと、なかなか安眠できない方にはぜひ導入してもらいたいところです。
気になる方は先ほどご紹介した選び方のポイントを参考に、自分に合うものを探してみましょう。