更新:2018.10.29 作成:2018.10.14

キャンプ初心者必見!今から始めるキャンプ用品の選び方

キャンプを始めるには、何が必要?何から買えばいい?というのは、誰もがぶつがる疑問!必要な道具や揃え方がこれを読めばバッチリ分かります!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
お気に入り
目次
  1. キャンプに必要な装備は大きく分けて4つ!
  2. 1.台所(キッチン)に必要なキャンプ道具は?
  3. 2.居間(リビング)に必要なキャンプ道具は?
  4. 3.寝室(ベッドルーム)に必要なキャンプ道具は?
  5. 4.消耗品・生活用品で必要なキャンプ道具は?
  6. フィールドに飛び出してキャンプを楽しもう!

キャンプに必要な装備は大きく分けて4つ!

キャンプに必要な道具は、普段生活に必要な道具と基本的には同じと考えて問題ありません。その内容は大きく分けて「台所」「居間」「寝室」「消耗品・生活用品」の4つです。
それではまず、どんなスペースにするべきかも合わせてチェックしていきましょう。

1.台所(キッチン)

アウトドアクッキングを楽しむためには必要不可欠なキッチン。
お家と同様に、美味しい料理を作るためには使い勝手のいいキッチンを作り上げたい!

2.居間(リビング)

起きている時間の中で一番長い時間を過ごすリビング。
食事や団らんを思う存分楽しんだりするためには、居心地のいいスペースにしたい!

3.寝室(ベッドルーム)

日中の疲れを癒やして翌日からの元気の源を蓄えるベッドルーム。
せっかくの休日、キャンプで疲れて帰るのではなくしっかりリフレッシュするためにゆっくり休める場所にしたい!

4.消耗品・生活用品

上記3つのお家でいうところの設備部分を除いたのが消耗品、生活用品。
キャンプは屋外で行うので季節に合った服装、洗面道具、ゴミ袋などなどこれを忘れると困るのに忘れ物が多くなりがちなアイテムたちです。チェックリストを作るなどして快適なキャンプのためにしっかり備えたい!
と言うわけで、まずは、大きく必要な4つの項目について、ざっくりと説明しました。
さて、続いては、それぞれ具体的な道具を確認していきましょう!

まずは、1つ目、台所(キッチン)に必要なキャンプ道具から!

1.台所(キッチン)に必要なキャンプ道具は?

火器・燃料

バーベキューコンロやバーナーなどの火器、そしてその燃料である炭、ガス、液体燃料のことです。
アウトドア用のものは、家庭用のものと比べると、火力が強力に設定されています。カセットガスの燃料一つをとってもガスの中身の配合が違ったりするので、気温などに合わせて選びましょう。

調理用具

調理するのに必要なまな板や包丁(ナイフ)、鍋やフライパンなどです。
アウトドア用のものは、持ち運びしやすいように収納がコンパクトになったり重ねて収納できたりするものが多いです。

クーラー

お家で言うところの冷蔵庫。保冷機能の高いものもたくさん販売されていますが、冷気が逃げる主な原因は、ズバリ!『開け閉め』。連泊の場合は1日目と2日目のクーラーを分けておいたり、頻繁に開け閉めする飲み物と食べ物の分けたりすると、保冷力をより長~くキープできます。
また、撤収時には濡れ物入れとしても活躍。

食器・カトラリー

食事を取り分ける器やスプーン、箸など個人で必要なものに加えて、トングやお玉なども。
割り箸や使い捨てのプラスチックカップ、紙皿ももちろん使えますが、風に弱くゴミも増えるので注意が必要です。

ウォータージャグ・洗い物道具

水場が遠い時でも、調理や手洗い、ちょっとした洗い物くらいができる水を確保していると便利。これがあると、キャンプ場でなくてもキャンプができるようになるので、キャンプできる場所がぐーっと一気に広がります。
続いて2つ目、居間(リビング)に必要なキャンプ道具です!

2.居間(リビング)に必要なキャンプ道具は?

タープ

強い日差しや、雨風から守ってくれる屋根の役割を果たします。
種類としては、ポールと多角形の布だけで設営するヘキサタープやレクタタープ(布の形によって名前が変わります。)、パネルやメッシュの壁が一緒になったタイプのスクリーンタープ(見た目がテントと似ていますが、テントの底、地面部分がないものです。)、イベントなどでよく見かけるワンタッチタープ(屋根部分の布をかけて、四つ足のフレームを広げて設営するだけでできるいわゆる簡単タープ。)などがあります。

チェア・テーブル

位置的にも文字通りリビングの中心となるチェアとテーブル。
テーブルは家でもそのまま使えそうな木目の美しいタイプや、ダッチオーブンなどの調理した鍋をそのまま置ける耐熱タイプのものなど様々です。
購入の際は、ハイテーブルならハイチェア、ローテーブルならローチェア…というふうに、高さを合わせるのがポイントです。

ランタン・燃料

夜暗くなったら、電気を点けるように、アウトドアではランタンを灯します。
まずは、キャンプを楽しむ場所全体を照らすための明るいランタンと、テーブルの上を照らす少し小さ目のランタンを用意するのがオススメ。
また、燃料がキッチンの火器(バーナー)と同じ種類だと、燃料の準備が楽になります。
続いて3つ目、寝室(ベッドルーム)に必要なキャンプ道具です!

3.寝室(ベッドルーム)に必要なキャンプ道具は?

テント

雨風を防ぎ、身体を休めるためのベッドルームの本体。
それぞれ形の違うドーム型、ロッジ型、最近流行の三角テント、カマボコテント、コンパクトに収納できるツーリングテント、リビングと一体化した2ルームタイプなど、素材も形も様々です。
まずは、何人用のテントを買うのかを決めるのですが、お家の畳のサイズが江戸間、京間、団地間…みたいに違うように、キャンプ用のテントと、登山用のテントでは、1人あたりの設定幅が違いますので、注意が必要。フロアサイズ(テントの底部分のサイズ)を参考に選ぶと間違いが少なくなります。また、テントは真ん中を中心にサイド方向に向かって天井が低くなるので、それも考慮しましょう。特に、真ん中にポールを立てるモノポールタイプのテントは、端がかなり低いものも多いので要注意です。

マット

ベッドのマットレスや敷布団の役割を果たすマット。
地面のでこぼこを感じず、底冷えから体をしっかり守るために重要です。
テントのフロアサイズぴったりのフロアマットや、それぞれ個人で引いて使うスリーピングパッドがあり、空気を入れて膨らませるエアマットとウレタンフォームなどでそのまま敷くだけのマットがあります。

シュラフ

包まって眠るお布団である『寝袋』。
普段のお布団のように足元の広い「封筒型」と、体温を逃さずコンパクトに収納できる「マミー型」があります。
中綿は、「ダウン」と「化学繊維(化繊)」に分かれていて、同じ暖かさのもので比べると、ダウンシュラフは軽くて収納がコンパクト、化繊シュラフは扱いやすく安価。というのがざっくりとした区分なのですが、道具も日々進化しているので、正直上記の通りではないものもあります(笑)。

電池式ランタン

テントの中では、火器が使用できないので、テントの中を照らすには電池式の明かりが必要です。最近の道具としては、充電式のLEDランタンが主流です。
また、夜中トイレに起きたり、朝早く起きたりした場合でも、自分の必要な部分だけ照らし、両手のふさがらないヘッドランプは、個人装備として持っておきたい。
それでは最後の4つ目、消耗品・生活用品として必要なキャンプ道具です!

4.消耗品・生活用品で必要なキャンプ道具は?

食材・調味料

アウトドアクッキングを楽しむためには、食材もですが、調味料が充実してくるとかなりレパートリーが広がります。
アウトドアでは、暑くて汗をかいたり、逆に寒かったりと環境の変化が大きいので、少し濃いめの味付けがおいしく感じるかも。

着替え・洗面用具

朝晩、思った以上に冷え込んだり、急な天気が変わったりする場合にも対応できるよう着替えや雨具の準備を。
テントの出入りやくつろぐ場面では、靴下を履いたまま脱ぎ履きできるタイプのサンダルが便利。また、雨具は設営や撤収の時にはレインウェア、ちょっとトイレなどという時には傘が便利です。

虫よけ・日焼け止め・救急セット

寝苦しい夜を迎えないためにも、紫外線対策と虫よけ対策はしっかりと。
また転んだり、虫に刺されたりという急なアクシデントにも備えて、救急セットと保険証は準備しておきましょう。

ゴミ袋

出したゴミは持って帰るのが基本。キャンプ場によっては分別の上回収してくれる場合もあります。
ただしこのゴミ袋、ゴミを入れるためだけじゃなく、撤収時の天候が悪かったり、完全に乾かすことができなかった場合も、大きなゴミ袋にガバっと入れて帰れば、他のものを濡らさずに持って帰ることができて便利です。

フィールドに飛び出してキャンプを楽しもう!

↑こちらは、道具のテーマカラーを黄色に設定した金運UPキャンプの様子です。笑

さて、今回は『キャンプ初心者必見!今から始めるキャンプ用品の選び方』ということで、キャンプには何が必要かをご案内してきましたがいかがでしたか?

もちろん「これらの道具が全て必要で、全部買わないとキャンプできません!」なんてことは、まーーーったくありません!

備え付けのテーブルやベンチを利用したって、調理せずに、出来あいの食事を買っていったって、寝る所はロッジにしたっていいんです!道具選びの参考に、レンタルもじゃんじゃん利用してください。

フィールドに出て、キャンプをどんどん楽しみながら、キャンプ道具選びの楽しさもぜひぜひ味わってくださいね。どれを買うか悩むのも楽しいし、買って実際に使うときのワクワクもキャンプの醍醐味の一つ

今回は、基本装備の選び方ということで、焚き火台や暖房用ストーブなど本当は入れたかった道具で外しているものもまだまだたっぷりあります。きっと、キャンプを楽しんでいるうちに、他にも欲しくなる道具はまだまだたくさんでてきますよ~。

…ともあれ、まずはフィールドで思いっきり遊びましょう!

関連タグ:

RELATED

関連記事

KEYWORD

この記事に関連するキーワード

CATEGORY

その他のカテゴリ

  • SHINO

    四国愛媛ののアウトドアショップに務めて11年。キャンプを中心に登山もシーカヤックもやります。いい景...

    フォローする

連載

【製品紹介】究極にコンパクトを追求した21gのコーヒードリッパー

【製品レビュー】2019年発売のSOTO・マイクロトーチアクティブを使ってみた!

コンテスト

おすすめ

編集部のおすすめ