更新:2018.12.5 作成:2018.12.4

冬キャンプ初心者必見!6つの楽しみ方と11の注意点

冬にキャンプをしたことがあるでしょうか?
冬のキャンプは、夏場のキャンプと違った楽しみ方がたくさんあります。
空気がきれいで人も少ないなど、非日常を楽しむには最適な季節なのです。
この記事では、冬のキャンプの慣れていない初心者にもわかりやすく、その楽しさと注意点をご説明します。
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目次
  1. 冬のキャンプ 6つの楽しみ方
  2. 冬のキャンプ 11の注意点
  3. さいごに

冬のキャンプ 6つの楽しみ方

冬のキャンプは、どのように楽しむのがよいでしょうか?
冬は空気が澄んでおり、星もきれいに見えますね。
それでは、冬のキャンプの楽しみ方、特に初心者向けにご紹介しましょう。

静かな環境でキャンプを楽しむ

夏のキャンプは、大混雑しています。
冬のキャンプは混雑することは少なく、静かな環境でのんびりとキャンプを楽しめます。

夏場は予約が取りにくい人気キャンプ場も、冬なら予約が取れなくて困ることも少ないでしょう。
他のキャンパーに気を遣うこともなく、のんびり過ごせますよ。

冬ならではの大自然を満喫しよう

緑が青々とした大自然も素晴らしいですが、冬の景色もよいものです。
雪が降れば一面の雪景色、湖に氷が張っていたりなど、冬ならではの神秘的な景色を堪能できます。

また、景色の写真を撮るのが好きなら、夏とは一味違った素晴らしい1枚が撮影できるかもしれませんね。

きれいな冬の星空を観察しよう

冬は空気がとても澄んでおり、1年の中でも一番きれいな星空を観察できる時期です。
また、冬は日没が早いため、観察時間もたっぷりとれます。
大自然に囲まれたキャンプ場の冬の星空は、まるでプラネタリウムにいるような感覚が楽しめます。

焚き火を楽しもう

冬のキャンプの魅力に取りつかれているキャンパーの最大の楽しみが、焚き火といっても過言ではないでしょう。
火を囲みながらの仲間達との語らいの時間は、冬のキャンプならではの至福の時間ですね。

温泉も楽しみのひとつ

冬のキャンプ、楽しみのひとつが温泉です。
大自然に囲まれた中、秘湯温泉の露天風呂で「雪見風呂」、なんてこともできるのが冬のキャンプならでは。

満点の夜空の下、星を眺めながら露天風呂で暖まることができるのは、冬のキャンプの醍醐味です。

虫嫌いな人でもキャンプを満喫できる

大自然の中に身を置いて癒されたい、日常のストレスから解放されたい、と思っている人は多いかとも思います。
でも、キャンプ場は虫がいるから嫌!と、二の足を踏んでいる人も、冬のキャンプなら安心です。

大自然に囲まれたキャンプ場であろうと、冬は虫がいません。
蚊に刺される心配もありませんし、クモもアブなどの吸血昆虫もいません。
思いっきり、冬のキャンプを楽しみましょう。

冬のキャンプ 11の注意点

冬のキャンプは、夏場のキャンプより気を付けるべきことが多いかもしれません。
しっかりと確認しておきましょう。

一酸化炭素中毒に注意しよう

冬のキャンプは寒いです。
当然、暖房器具を使用することでしょう。

テント内で、薪ストーブ、ガソリンバーナー、灯油ストーブなどを使う際は、空気が外へ逃げるうよう「空気の通り道」を確保することが重要です。

また、こまめに換気することも大切です。
一酸化炭素がテント内に充満しますと、最悪の事態が起こり得ます。
とにかく、換気に気を配ってください。
 

電気暖房器具にも注意が必要

ホットカーペットや電気毛布などを使う際は、「低温やけど」に注意してください。
テント内の狭い空間でそれらを使用した場合、皮膚の同じ場所を温め続けることで、低温やけどを負ってしまうこともあるのです。

また、電気暖房器具ではありませんが、湯たんぽにも注意を払ってください。
テント内での就寝中、体の同じ部分を温め続けますと、やはり低温やけどになってしまう可能性があります。
充分に注意しましょう。

火気類の使用時は目を離さない

灯油ストーブ、ガソリンバーナーなど、炎が出ているものには充分な注意が必要です。
テント内での使用中、もしテントを離れるような時には、消火してから離れましょう。

テントなどの化学繊維は、火が引火しやすいものもあります。
万が一引火してしまったら、大惨事です。
火気類から目を離さないように気を付けてください。

燃料の保管に注意する

冬のキャンプ場は寒く、夏場に問題なく使えたライターやガス缶などが使用不可になることもあります。

寒いところにむき出しで置いておかず、収納BOXに入れておく、タオルなどでくるんでおく、など、なるべく燃料の冷え対策をしておきましょう。
また、ガス缶は、寒冷地仕様のものを使用すれば安心です。

装備はしっかりと準備する

冬のキャンプ初心者においては、その寒さは想像を絶するレベルかもしれません。
衣類は、充分な重ね着ができるように準備しておきましょう。

また、重要なのがシュラフです。
シュラフは、夏場に向くもの、オールシーズンタイプ、極寒地用のものなど、さまざまなタイプがあります。

夏場に最適なシュラフでは、寒くて仕方ないでしょう。
シュラフを選ぶ際は、生地の厚さや素材など、しっかりと確認をして購入することが重要ですよ。
 

テント内の寒さ対策にも気を配ろう

テントはキャンプの必需品ですが、テントだけでは充分ではありません。

インナーマット、インナーシートはご存知ですか?
テント内の底部に敷き、地面からの冷えからテント内を守ってくれるテントアイテムです。

地面からの底冷えは、想像以上のものになります。
良いシュラフを購入しても、その効果が薄れてしまいますね。

また、インナーマットの素材にもこだわりましょう。
ウレタン製のインナーマットは、テント内の底冷え対策に最適です。

しっかりとテント内の寒さ対策も考えましょう。

テントの結露対策も大事

テントの底冷え対策も大切ですが、結露対策もとても重要です。
寒いからといって、あまり過度な暖房の使用には注意しましょう。

結露は、テント内外の温度差から起こります。
寒いからといって、換気もせずにこもっていると、結露が起こりますので、なるべく頻繁な換気をしましょう。

あまり結露がひどくなると、シュラフもびちゃびちゃになることも。
充分に気を付けてください。

 

テントが凍結することもある

冬ですので、雪ももちろん降りますし、結露や溶けた水が凍ってしまい、朝起きてみたらテントが凍ってしまうなんてことも。

最悪な場合、テントのファスナーが動かなくなったり、コード類が切れてしまうこともあります。

凍結対策に有効なのが、「防水スプレー」です。
テントやタープなどにスプレーし、凍結対策をしておいてくださいね。

充分な水を確保しよう

冬のキャンプ場は、水道管が凍結してしまい使えなくなることもあります。
水がないと、何もできません。

ペットボトルの水をたっぷりと持っていきましょう。

焚き火の火の粉に注意しよう

冬のキャンプのお楽しみが焚き火です。
焚き火を囲んでお酒を飲んだり、仲間たちとの語らいを楽しむわけですが、その際の服装にも気を配ってください。

焚き火は、細かい火の粉が飛んできます。
そのとき着ている服が、ナイロンなどの化学繊維のアウターなどの場合、その火の粉で小さな穴があくことがあるのです。

アウトドアメーカーからは、焚き火に最適なアウターは多く販売されています。
ぜひ、焚き火に特化した「焚き火服」を着用して、焚き火を楽しみましょう。

冬のキャンプは早めの準備が重要

冬は、日が落ちるのが早いですね。
テントの設営、夕食の準備など、夏場のキャンプより早め早めを心掛けましょう。

細かい作業は早めに終わらせて、早めにのんびりするのが冬のキャンプのコツですね。

さいごに

冬のキャンプには、夏場のキャンプと異なった楽しみ方があります。
特にこれから冬のキャンプをやってみたいと考えている初心者キャンパーは、いろいろと不安なこともあるかもしれません。
ぜひ、この記事の冬のキャンプでの注意点などを参考にしていただき、冬キャンデビューしてみましょう。

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