更新:2019.2.23 作成:2019.2.23
MSR ステイクハンマー
MSR ステイクハンマーはペグハンマーとは思えない軽さで、登場時にその軽さが大きく話題になったほど。軽いということはその分持ち運びがしやすいということを意味します。
またステイクハンマーにはひと目でそれと分かる独特の存在感があり、持っているだけで他の人とはちょっと違う差別化につながります。全体の質感が高く、手触りや見た目も高級感があります。しかも丈夫で長持ちと、魅力いっぱいのペグハンマーです。
リーズナブルなゴムハンマー
ステイクハンマーは、テント付属のプラスチック製のハンマーやホームセンターなどで購入できるゴムハンマーなどと比べてペグを打ち込みやすいので、テント設営時のペグ打ち作業が格段にスムーズになり、設営スピードが上がります。
MSR ステイクハンマーはどこでもすぐに買えるというわけではありません。おそらく近所のホームセンターなどでは在庫していないでしょう。実物を目にする機会が少なく、手に取れる場所が限られているのも特徴です。事前に取扱店を調べてから見にゆくか、ネット通販を利用するのが確実でしょう。
実際に使っている人の評価も気になりますね。たとえばAmazonのレビューでも多くの高評価を得ていますし、複数の人が「軽いが丈夫で使いやすい」「見た目がスタイリッシュ」といった評価をしているようですので、まず間違いなくよい品物だと言えるでしょう。
ステイクハンマーはヘッド部分がステンレス、持ち手部分がアルミニウムとすべて金属でできています。持ち手のアルミ部分は空洞になっていて、これが軽さの鍵になっています。手にしたときにはあまりの軽さに驚くのではないでしょうか。総重量は312g。これはiPad mini 4(Wi-Fi + Cellularモデル)の304gとほぼ同じです。
そんなに軽いとキャンプフィールドでどのくらい役に立つのか?本当にちゃんと打ち込めるのか?というのが手に入れる前に不安な点でしょう。実際に使ってみると、太くて丈夫な鍛造ペグを硬い地面へ打ち込むことも問題なく可能でした。よい意味で期待を裏切るパワフルさを発揮してくれるので、安心して使えるのではないでしょうか。これはステンレス製のヘッド部分が持ち手の部分よりも重くなっているので、振り下ろすときにうまく力が伝わりやすい設計になっているためだと思われます。
3年弱使用後のヘッドの状況
年間10泊程度、テント泊のたびに毎回ステイクハンマーで鍛造ペグなどをたくさん打ち込んでいますが、ヘッドはほとんど変形していません。一般的な使い方なら、下手をすれば一生といっても差し支えないくらい長持ちしてくれるかもしれません。
工具ケースに鍛造ペグとMSR ステイクハンマーを収納
ヘッド部分だけではなく持ち手の部分まで金属製で、ステンレスとアルミニウムをうまく組み合わせたシンプルでスタイリッシュなデザインという点はMSR ステイクハンマーにしかない魅力です。この美しさを前にして、あまり多くを語る必要はないでしょう。木の持ち手+金属ヘッドのハンマーとはまたちがった魅力があります。
価格は4,200円+税(2019年2月現在)。キャンプ用のペグハンマーひとつにこの値段をどう評価するかは難しいところですが、たとえば「スノーピーク」や「村の鍛冶屋」のペグハンマーがだいたい4,000円~6,000円前後ということを考えると、決して飛び抜けて高価というわけではないようです。
MSR ステイクハンマーは、ヘッド部分が平らになっているので立てた状態で地面に置くことができます。立てておくと芝や草の中でも探しやすいというメリットが。またハンマーの逆側がくぎ抜き状になっているので、撤収時にはペグ抜き不要でスピーディーに抜き取ることができます。オマケで「ビンの栓抜き」機能も備わってるというおしゃれな遊び心も魅力のひとつです。
軽くて見た目がスタイリッシュなだけではなく、鍛造ペグも打ち込める丈夫さも備えたMSR ステイクハンマー。共にキャンプを楽しむ相棒として連れてゆけば、ますますくキャンプを楽しむことができそうです。
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