キャンプといえば最初はバーベキューが定番ですが、重ねるうちにゆとりも生まれ色んなキャンプ料理に挑戦される方も多いのではないでしょうか?
そんな時に、一気に料理が楽しめるお役立ちアイテムが「ツーバーナー」です!そこで今回は、更にキャンプを満喫するためツーバーナーの魅力から、必要性、燃料の選び方、おすすめ商品までをご紹介します!
ツーバーナーの魅力って?
そもそもキャンプで火を使うとなると焚き火・炭火・バーナーの3種ですが、バーナーは最も着火と火加減が簡単で、安定した火力が得られるのが特長。
そして、”2口”の「ツーバーナー」は、ライスとおかず。飲み物と主食。と同時に食事が完成するので出来立ての美味しい料理がいただけること。様々な種類の料理が”手軽”に楽しめるというのが大きな魅力です!
では必要性についてはどうなのでしょう。
ツーバーナーの必要性はどうなの?
いくら便利だからといっても、キャンプのシーンによって必要性を感じる時・シングルバーナーの方が効率的な場合がありますので、そこもあわせて検討しましょう。
ツーバーナーが不要な場合とは?
例えばソロキャンプで、珈琲×軽い食事などでミニマルに楽しみたい場合。
それから、3人程度のグループキャンプで、全員がシングルバーナーを持っている場合などにはその3つを使えばじゅうぶんに事足りるので、ツーバーナーより、コンパクトに運べるシングルバーナーの方が効率的といえるでしょう。
では必要性を感じる時とは・・
ファミリーや大人数のキャンプに最適!
必要性を感じるのはズバリ、ファミリーや大人数でのキャンプです!
シングルでは流石に追いつかないので、あまりの遅さや冷えた料理にせっかくの楽しい空気が盛り下がるのも否めませんし、小さい子供さんならなおさらですよね。
しかも、自宅のガスコンロ同様に扱えるという使い勝手の良さは「時短」にも繋がるのではないでしょうか♪
食を大切にしたい方にも♪
ツーバーナーで「ダッチオーブン」を使えば、スモークやオーブン料理など本格的なアウトドア料理を作ることが出来るので、大人数に限らず、少人数でもアウトドア料理をしっかり堪能したい。など、食を大切にしたい方の満足度にも差がつきますよ◎
では、続いてツーバーナーの燃料によるメリット・デメリットについてもみていきましょう。
ツーバーナーはガソリン式・ガス式がある
ツーバーナーの種類は「ホワイトガソリン式」「ガス式」の2つに分かれています。各燃料の特長をご紹介しますので、選ぶ時はこの短所・長所も考慮してから選択されてください。
ホワイトガソリン式ツーバーナー
ガソリン式ツーバーナーは、高い純度に精製された「ホワイトガソリン」が燃料となります。
また、使う際に燃料タンク内の空気を加圧し燃料を送り出すための”ポンピング”という作業が必要なので中級者向けともいえます。
長所・短所
【長所】
・燃料代が安く燃費が良い
・環境に左右されず火力が安定する
・ゴミ(ガス缶)が出ない
【短所】
・サイズが大きい
・手入れの手間がかかる(ポンピング&使用後のガソリン抜き取り)
基本の使い方
ポンピングといってもピンとこない!という方はこちらの動画で燃料を入れるところから添加までの一連の流れを確認出来ますので、ぜひ合わせて参考にされてください。
ガス式ツーバーナー
ガス式ツーバーナーは、別売りのガスカートリッジを装着するだけで使用できます。ガス缶は2タイプに分かれていて、OD缶(アウトドア缶)・CB缶(セットボンベ缶)があります。
缶だけを比較すればOD缶は入手しづらくランニングコストが高いので、安価で入手しやすい上にカセットコンロでも使えるCB缶がオススメですよ。
長所・短所
【長所】
・準備が非常に簡単
・軽量で持ち運びやすい
【短所】
・寒冷地では火力が安定せず、使用出来ない場合もある
・ガソリンより燃費が悪い
・ゴミ(ガス缶)が出る
燃料を統一させると便利
ツーバーナーの燃料では、調理をしっかり行いたい方はガソリン式。手軽に楽しみたい時はガス式。といった選び方になるかと思いますが、もう1つ考慮したいのが、燃料の相互性です。
ランタンなど他のアイテムと燃料が別だと両方の燃料を持参する事になりますが、統一させると荷物も減らせて効率的ですよ◎
おすすめの人気ツーバーナーをチェック
燃料の特長を把握したら、各アウトドアメーカーから登場している人気のツーバーナーもチェックしておきましょう!まずは、手軽なガス式の方からご紹介していきますね♡
コールマンのパワーハウス(R)LP ツーバーナーストーブ Ⅱ
【OD缶使用】運びやすいキャリーハンドル付きのスリムボディに加え、軽量かつお洒落!と、ガス式の中でも定番人気の高火力LPツーバーナー!
耐風性に優れ、最大火力が約3500kcal/hというパワーも魅力的ですよ◎
ユニフレームのツインバーナー US-1900
【CB缶使用】ボディはアルミなので軽量でスタイリッシュ!しかも3,900kcal/hというハイパワーで長時間の使用可能。ダッチオーブンも安定して乗せることができます。
そして最大の魅力は市販のCB缶が使える点です!ランニングコストの面においても最高ですね♡
スノーピークのギガパワーツーバーナー(液出し)
「液出し」とは、同じガス式なんですが、液化ガスを気化させる通常のタイプとは違い、液化ガスを液体のまま取り出す燃焼システムにより、
ガスツーバーナーの弱点であるドロップダウン(冬場に火力が落ちる)を防ぎ、安定した火力を保てるものです!
コールマンの413Hパワーハウス(R)ツーバーナー
ガソリン式のツーバーナーは現在流通しているのはコールマンだけのようです。
安定した最大3,650kcal/hの強い火力にランニングコスト良し。しかも、交換パーツも揃っているので長年愛用されている方ばかり!他の道具でもガソリンは扱ったことが無いという方も、良いきっかけになるのではないでしょうか♪
ツーバーナーでキャンプ料理をもっと楽しもう!
いかがでしたでしょうか?ツーバーナーは初心者さんでも気軽に取り入れられますし、自宅で料理をする感覚で快適に使えるのはやはり大きな魅力です!
ぜひ、この機会に自分の用途に合ったツーバーナーを導入し、キャンプ場でのお食事タイムを今まで以上に色んなお料理に挑戦して楽しまれてください♡