エアーマットとは?
キャンプシーンのエアーマットとは、テントの内側に敷き、空気を注入するクッション性のあるマットのことを呼びます。エアーマットはアウトドアメーカー各社からさまざまな種類が発売され、キャンプ初心者から上級者まで幅広く人気があるアイテムです。一人用からファミリー用とサイズも豊富に展開されているエアーマットやその他のマットについても詳しくご紹介していきます。
キャンプで使うインナーマットの種類
テントの中に敷くマットにはさまざまなタイプが発売されています。ここでは何を購入していいか分からないという方に、それぞれの違いについて解説します。
マットの種類は大きく分けて「エアーマット」「インナーマット」「フォールディングマット」の3種類に分けることができ、それぞれの特徴をご紹介します。
エアーマット
エアーマットは、マットの中でもクッション性と断熱性、収納性に優れています。ファミリーキャンプのみならず、テント泊登山でも多く使われている万能タイプのマットです。空気を入れるため、インナーマットより厚みがあり、地面の凸凹を防ぐことができます。空気を抜けば小さく丸めて収納でき、また秋冬の寒い季節でのキャンプでは断熱効果も期待できます。
インフレータブルマット
空気入れなどは不要で、バルブを開けると自然に空気が入り膨らむマットをインフレータブルマットと呼んでいます。使用方法は非常に簡単で、バルブを開けてそのまま待つだけ。数分待つと、マットに空気が入っているという仕組みです。少し張りが足りないという時は、追加で入れるようにしましょう。扱いが簡単なので、キャンプ初心者にもおすすめです。
インナーマット
インナーマットとは、クッション材が入っているタイプのマットで、テントと同じサイズの大きさで発売されている製品もあります。絨毯のように広げて敷くだけのため、扱いは非常に簡単で、断熱効果もあります。厚みは5mm程度のものが多く、エアーマットよりはクッション性に劣りますが、テントの中全体をカバーできるメリットがあります。
フォールディングマット
フォールディングマットは、インナーマットよりクッション材に厚みがあり、容易にテント内を平坦にすることができるマットです。形が決まっているため、収納サイズは大きくなってしまいますが、しっかりと地面の凸凹を防ぎ、断熱効果も期待できます。キャンプには車で行くことがほとんどという方にはおすすめのタイプです。
キャンプで使えるエアーマットのおすすめ10選!
それでは本記事では多くのキャンパーに使用されているエアーマットの、おすすめの製品の機能や特徴を詳しくご紹介します!種類がありすぎて分からないという方はぜひ参考にして下さい!
①コールマン(Coleman)テントエアーマット300
基本情報
本体サイズ:288×190×14(厚み)cm
収納サイズ:49×34×12cm
素材 :PVC
重量 :8kg
付属品:収納ケース
おすすめポイント
コールマンの300×300サイズの定番テントや、2ルームテントのサイズに合うエアーマットです。素材はPVCですが、表面はベタつきの少ないフロック加工を施し、凸凹の表面が寝たときの耐圧を分散してくれます。また大人2人、子供2人の家族で使用するにはぴったりのサイズ感です。空気の注入口は開閉がしやすいダブルロックバルブを採用。別売りのクイックポンプを使用すると空気の注入、排出を素早く行えます。サイズ違いの270サイズも発売されているため、テントサイズに合ったマットを購入しましょう。
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②コールマン(Coleman) キャンパーインフレーターマット/W
基本情報
本体サイズ:195×130×(厚み)4cm
収納サイズ:24×70cm
素材 :ポリエステル、ポリウレタンフォーム
重量 :3.5kg
付属品:収納ケース
おすすめポイント
中にポリウレタンフォームが入っていて、薄くてもクッション性のあるインフレータブルマットです。大人2人が寝るにはちょうどいいサイズで、少人数でのキャンプにおすすめです。インフレータブルマットのため、バルブを開ければ空気が入り、排出するときは、空気を抜きながら二つ折りにして丸めるだけという使い勝手の良さも魅力です。また枕の部分だけ厚さが6cmと盛り上がっているため、枕が無くても自然に頭を高くすることができます…
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③フィールドアー(FIELDOOR)車中泊マット Lサイズ
基本情報
本体サイズ:123cm×198cm×(厚み)5cm
収納サイズ:20cm×123cm
素材 :ポリエステル、高密度ウレタンフォーム
重量 :4kg
付属品:収納ケース
おすすめポイント
その名の通り車中泊をするのにぴったりのサイズのインフレータブルマットです。もちろんテント内でも気軽に使用できます。生地が表と裏で異なり、さらさらとした肌触りのオックスフォードチェックと、柔らかい素材感のスウェードで、好みや季節によって使い分けることができます。またマットの側面には同じマットを接続できるボタンが付属していて、大きいテントでは隙間なく使うことができます。
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④キャプテンスタッグ(CAPTAINSTAG)インフレーティングマットダブル
基本情報
本体サイズ:110×182×(厚さ)3.5cm
収納サイズ:60×32cm
素材 :ポリエステル(PVC加工)、ポリウレタンフォーム
重量 :2.2kg
付属品:収納ケース
おすすめポイント
大人2人用のサイズ感の、キャプテンスタッグのインフレータブルマットです。収納時も同等サイズの他社製品と比較し、小さく収納できます。オーソドックスな形で、クッション材もポリウレタンフォームも内蔵され価格もリーズナブル。キャンプ初心者におすすめのエアーマットです。
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⑤ドッペルギャンガー(DOD)丸洗いシーツエアマット
基本情報
本体サイズ:115×192×(厚さ)4.5cm
収納サイズ:56×25cm
素材 :本体/ポリエステル(PVC加工)
シーツ/綿100%
重量 :3.8kg
付属品:収納ケース、収納用バンド、リペアキット
おすすめポイント
マット本体だけでなく、綿100%のシーツも付属している珍しいドッペルギャンガーのマット。シーツはマット本体にゴムバンドで付けることができ、取り外して丸洗いできるため衛生的です。厚みも4.5cmあり、地面の凸凹を充分に防ぎます。落ち着いたカラーでどんなテントにも違和感のないマットです。
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⑥ ロゴス(LOGOS) どこでもオートベッド130
基本情報
本体サイズ:186×134×(厚さ)21cm
収納サイズ:38×22×cm
素材 :PVC
重量 :3.7kg
付属品:収納ケース、電動ポンプ、フットポンプ
おすすめポイント
エアーベットの短辺の側面に電池式電動ポンプが内蔵されているロゴスのエアーマットです。スイッチを押せば空気を注入することができ、ポンプの抜き差しの手間や、別売りのポンプを購入する必要もありません。またマットの生地はベルベット調の仕上げで手触りがよく、肌に触れたときの不快感もありません。車中泊やキャンプ初心者におすすめのエアーマットです!
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⑦ロゴス(LOGOS)(超厚)セルフインフレートマット
基本情報
本体サイズ:190×65×(厚さ)5cm
収納サイズ:16×61cm
素材 :ポリエステル、ウレタンフォーム
重量 :1.8kg
付属品:収納ケース
おすすめポイント
一人用のサイズのロゴスのエアーマットです。インフレータブルタイプにしては5cmと厚みのあり、中にはクッション材のウレタンフォームも内蔵されクッション性は抜群です。1.8kgと非常に軽量で使いやすく、コットの上に置いて使っても快適に使えます。ソロキャンパーやインナーマットを使わずコットで寝る方などにおすすめのマットです。
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⑧ドッペルギャンガー(DOD)キャンピングマット
基本情報
本体サイズ:180×50×(厚さ)2.5cm
収納サイズ:18×35cm
素材 :ポリエステル(PVC加工)、ハイパーエラスティックラバースポンジ
重量 :800g
付属品:防水収納バッグ、タイダウンベルト
おすすめポイント
表面生地に防水加工が施され、耐水圧1200mmを誇るドッペルギャンガーのソロ用インフレータブルマットです。マットに防水加工されているのは珍しく、飲み物をこぼしても浸みることはありません。また付属の防水収納バッグは中に水と洗剤を入れれば、衣類を選択することもできます。使える機能が満載なマットで快適なキャンプを過ごせます。
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⑨スノーピーク(snowpeak)
基本情報
本体サイズ:198×77×(厚さ)6.2cm
収納サイズ:20×85cm
素材 :ポリエステル、TPUフォーム
重量 :1.9kg
付属品:ポンプ収納ケース、リペアキット
おすすめポイント
75デニールという厚手のポリエステル生地を使い、しっかりとした作りのスノーピークのマットです。一人用ですが、横幅が77cmもあるため、寝返りを打ってもはみ出ることはありません。また、収納ケースはポンプ代わりにもなり、口をバルブにつけることなく空気を入れることが可能です。厚さも6.2cmもあり、クッション性も抜群のマットです。
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⑩モンベル(mont-bell)U.L. コンフォートシステム アルパインパッド25 150
基本情報
本体サイズ:150×50×(厚さ)2.5cm
収納サイズ:14.5×25cm
素材 :リップストップポリエステル、ウレタンフォーム
重量 :556g
付属品:収納バッグ、リペアキッド
おすすめポイント
モンベルの登山用のマットです。登山用ですが、クッション材にウレタンフォームを使用しているため、キャンプでも問題なく使えます。登山用具のため、軽量かつ収納サイズが非常に小さいため、車が無い方でもバックパックに入れることができデイキャンプのマットとしても活躍します。キャンプと登山を併用する方におすすめです。
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エアーマットの使用上の注意点
エアーマットは空気を入れるため、マットの生地の穴あきは厳禁です!穴は空気の入れすぎや、突起物との擦れにより発生してしまいますが、空気の抜けている穴は意外と分からないものです。メーカーによっては生地にパッチを当てることで修理することもできますので、穴が開いてしまった場合は購入店に問い合わせてみましょう!
エアーマットで快適なキャンプを過ごそう!
いかがでしたか?
「地面の凸凹が気になり眠れない」「夜の冷え込みで地面からの冷気に我慢できない」などの悩みが、エアーマットが使えばキャンプの夜を快適に過ごすことができます!一人用から大きいサイズのファミリー用まで幅広く発売されていますので、ぜひ使ってみてください!