キャンプ場ではランタンの灯りが絵になります。暗くなったキャンプサイトを照らしてくれるだけだはなく、テントの中でも、テーブルの上でも、キャンプの雰囲気を盛り上げてくれる小道具でもあります。
ランタンのようにおしゃれではありませんが、実用性という面に目を向けると、ヘッドランプがあるとキャンプ生活はぐっと便利になります。
ヘッドランプとは
私が使用しているアメリカで購入したものとは違いますが、アマゾンで検索すると似たような商品がたくさん出てきます。そのうちの一つがこれです。値段はむしろ日本の方が安いようです。
Item
これを頭につけて歩きます。
「釣り 登山 夜作業 アウトドア用」とある通り、一般的にはファミリーキャンプ用よりややハードな目的で使う人が多いようです。
見た目より意外に視界が広いですし、両手が使えるので便利です。
キャンプ場でヘッドランプが活躍するわけ
私はアメリカ在住なので、キャンプをするのもアメリカなのですが、当地のキャンプ場はやはり日本のそれよりかなり広いようです。ゆったりした気分にはなりますが、広い敷地内に電灯は行き渡りません。日が落ちるると、キャンプ場は文字通り真っ暗になります。
私のキャンプには焚火とビールは欠くことが出来ません。楽しく飲んで良い気分になるのはいいのですが、飲んでいる最中も、寝る時も、何回かトイレに通う必要が出てくるのは避けられません。
そんな時に、トイレまでランタンをぶら下げて歩くわけにはいきません。ふつうランタンは人数分あるわけではありませんので、私がトイレに行っている間、ランタンがなくなってしまったら、他の人が困ります。
懐中電灯でもよさそうなものですが、あれを片手で持ちながら小便をするところを想像してみて下さい。無様でもありますし、危険でもありますね。お酒呑みのキャンパーにはヘッドランプが一番なのです。
一人でキャンプするときなどは、テントの中での読書を楽しみにする人は多いと思います。雨に降りこまれたときでも、狭いテントの中で本を読んでいると、不思議に落ち着いた気分になれるものです。
そのようなときには、明るすぎるランタンよりむしろ、ヘッドランプの小さな灯りの方が読書には向いています。寝転びながらでも両手で本をもつことが出来ますし。
キャンプ以外にも使える
ランタンはキャンプ場に持っていく以外、停電の時ぐらいしか他に使い道を思いつきませんが、ヘッドランプが一つあると、他のアウトドアにも重宝します。
上の商品説明にある通り、そもそもが釣りや登山を想定しているものですし、夜通し走るトレイルランナーもヘッドランプをつけているようです。
最後に
ランタンと比べてヘッドランプのメリットは3つあると思います。
勿論、ランタンとヘッドランプの両方を使い分けても全然OKなわけですが、もし、どちらかを選ばなくてはいけない、となったときは私ならヘッドランプを選びます。