陸地からでも簡単に釣れるカサゴ
今回紹介するのはカサゴ釣りです。カサゴはさまざまな場所で釣れる魚です。しかも、簡単に釣れて美味しい最高の魚。海釣り初心者には最適なターゲットです。高価な道具や、難しい知識もいらないのぜひ挑戦してみましょう。
初心者はおかっぱりから始めよう
海釣りには大きく分けて二つあります。陸の上から釣りをする(おかっぱり)ショア釣りと、船の上から釣りをするオフショアつりです。カサゴはどちらからでも狙えますが、初心者はまずショア釣りから始めてみましょう。
オフショア釣りの方が船長さんや魚探からの情報で釣れやすいと思っている人を多いですが、揺れる船の上での作業は大変です。
カサゴの釣れるおすすめスポット
おかっぱりのポイント1 テトラ周囲
カサゴは物陰に潜んでいます。砂浜などにはあまり隠れ家がないために好みません。海岸沿いや堤防沿い、船着き場周囲によく見かけるテトラの下はカサゴにとって最高の隠れ場になります。
おかっぱりのポイント2 浅い岩礁帯
海にはいろいろな地形がありますが、岩礁帯もカサゴの好む隠れ家になっています。水面から少し岩礁が見えているポイントの傍を狙ってみましょう。ただし岩礁帯は根かかりの可能性も高くなるので注意が必要です。
おかっぱりのポイント3 岸壁
港などの岸壁もカサゴの好むポイントです。岸壁にはたくさんの種類の貝などが張り付いていたり、目視できな穴が存在しています。カサゴだけでなく、思いがけない大物がヒットする可能性もあります。見落としそうなポイントですが、期待できるポイントです。
どうやってカサゴを釣るか
カサゴを釣る仕掛けもたくさんありますが、今回は簡単な仕掛けを一つ紹介します。ソフトルアーでカサゴを狙ってみましょう。ルアーと聞いたら難しいと思う人も多いいかもしれません。しかし、皆さんが思っているより難しくありません。
使用する道具を簡単に紹介します。
必要な道具1 ロッド
Item
ロッドは高価な物は必要ありません。1000~3000円くらい物で十分です。私はブラックバス釣り用の1500円ほどのロッドを愛用しています。高価なロッドもたくさんありますが、最初は安価なロッドから始めてみましょう。
必要な道具2 リール
Item
ロッドと同様に高価な物を選ぶ必要はありません。しかし、リールに関してはあまりにも安価なものだとライントラブルを起こしやすい印象があります。楽しく釣りをするためにトラブルは避けたいので、500~1000円くらいの安価なリールは避けておきましょう。
ラインはフロロカーボンやPEラインがありますが、初心者の方はフロロカーボンから始めるとトラブルを減らすことができます。フロロカーボン6~9lbくらいがよいでしょう。
必要な道具3 フック、重り
Item
一番簡単なのはジグヘッドを使用することです。フックと重りがセットになっているために初心者にはお勧めです。重さは3~5グラム程度から使用すると良いでしょう。あまり重すぎると根がかりしやすくなります。
風や波の状況を見ながら重さは調整しましょう。風、波が強い場合は少し重くするとラインも流されにくく、着底やアタリがわかりやすくなります。
必要な道具4 ワーム
Item
ワームにも数多くの種類がありますが、カサゴは体の割に口が大きいために大きめのワームが効果的です。大きい目立つカラーでどんどんアピールしていきましょう。お勧めのワームはエコギア・グラスミノーです。実績十分のワームですので、ぜひお試しください。
キャスティングなしで釣れる
初心者でキャスティングが苦手な方でもカサゴは釣れます。キャスティングの必要がないからです。テトラの隙間、岸壁の際、岩礁帯の窪みなどにワームを落とし込み、ロッドの先を少し振るだけで簡単に釣れます。
キャスティングは必要ありませんが、ラインを出しボトムをとる感覚を覚えると釣果アップ間違いないでしょう。
釣れる時期、タイミング
カサゴは年中釣れます。しかし、おかっぱりから狙うとなると冬から春にかけてがベストシーズンです。カサゴは冬に産卵するために接岸してくるからです。
上げ潮でも下げ潮でも、潮さえ動いていればどちらでも釣れます。干潮前後の方がストラクチャー周囲を攻めやすでしょう。
また、ナイトゲームの方がサイズが良いことが多いですが、デイゲームでも釣れます。初心者の方はデイゲームで慣れることをお勧めします。
釣りを楽しみ、美味しく食べる
カサゴは美味しい魚です。大きいサイズは刺身、小さいサイズならから揚げがお勧めです。から揚にすると背びれや中骨まで食べれるのです。また、お味噌汁に入れたり、塩焼きでも、とにかく美味しい魚です。
簡単に釣れて美味しく食べれるので、最高のターゲットです。海釣り初心者の方はぜひ挑戦してみてください。