更新:2019.4.22 作成:2019.4.18

ソロキャンパー必見!全国のおすすめキャンプ場20選

「ソロキャンプ」とは、1人でキャンプ場に赴き、自然に癒されながら自由気ままに休日を楽しむ最高の方法。そんなソロキャンプにおすすめのキャンプ場を全国からエリア別にバランスよく、20カ所一気にご紹介!選び方や注意点にも触れていきます。
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目次
  1. ソロキャンプについて
  2. ソロキャンプの魅力
  3. ソロキャンプでの場所の選び方
  4. 【エリア別】ソロキャンプにおすすめのキャンプ場20選
  5. ソロキャンプでの注意点
  6. 著者おすすめはココ!
  7. まとめ

ソロキャンプについて

「ソロキャンプ」とは、1人でキャンプ場に赴き、1人で設営、食事、思うままに楽しみ、1人で帰る、その名の通り1人で楽しむキャンプのことです。

実は最近じわじわと人気が出ているキャンプスタイルであり、周囲に対するマナーをしっかりと守っている限り、終始自由でいられるという特徴があります。

 

次の項では、そんなソロキャンプの魅力について触れていきます。

ソロキャンプの魅力

ソロキャンプは、1人で行動するということによって様々な「自由」が得られます。

 

設営を終わらせ、そのあと運転する予定がないなら昼からお酒を飲んだっていい。

そのまま焼肉をしたっていい。

自分1人の分さえ用意すればいいのだから撤収や食事の準備、後片付けだって簡単。

誰のことも待たなくていいし、誰のことも待たせない。

のんびりしていたって予定をぎゅうぎゅうにしたって、口を出してくる人はどこにもいない。

それに計画を立てていたとしても、気分が変われば全く違うことをしたって良いのです。

 

なんという自由、なんという解放感でしょうか。

そしてこれらを広大な自然の中で味わうのです。

 

この贅沢な「自由」こそが、ソロキャンプ最大の魅力と言えるでしょう。

ソロキャンプでの場所の選び方

目的から考える

ソロキャンプでのキャンプ場選びは、「目的」を軸に進めていくと良いでしょう。

ここでは考えられる目的を大きく3つに分け、それぞれどのようなキャンプ場が適しているのかを解説していきます。

愛車と楽しむ

ソロキャンプは、ドライブやソロツーリングでの楽しみの1つでもあります。

愛車と旅をした日の最後はキャンプで締めくくる。

浪漫溢れる粋な休日の過ごし方ですよね。

 

愛車と楽しむ場合には、駐車場付きエリアのあるキャンプ場や、サイト内に車で乗り入られる「オートサイト」を選びましょう。

 

車にタープを付けられますし、荷物を車内から移動させる必要がないので、愛車から離れず楽にキャンプを楽しめます。

自然の景色に触れてリフレッシュ

ビルだらけの街や電車に揺られる日々に疲れてしまったときには、綺麗な景色を見てリフレッシュしたくなりますよね。

 

そんな時のソロキャンプには、絶景を楽しめるキャンプ場に行きましょう。

海や湖、星空や夜景など、キャンプ場によって見られるものが違うので、公式情報や口コミなどを調べてから選ぶと良いですね。

釣りでアクティブに楽しむ

1人でも、いや1人だからこそ釣りを思い切り楽しみたい!

ソロキャンプなら、同行者を気にせず好きなだけ釣りを楽しめます。

 

湖畔サイトや海辺サイトでたっぷり楽しみましょう!

しかし、1人で行動することになるので、万が一道具を忘れてしまった場合や使い切ってしまった場合でも自力で対応しなければなりません。釣りに必要なものを揃えられる売店が、キャンプ場もしくは近くにあるかどうかは大きなポイントとなりますね。

【エリア別】ソロキャンプにおすすめのキャンプ場20選

北海道エリア

蘭越町ふるさとの丘リンリン公園キャンプ場

30haの人口林と天然林に囲まれた公園にあるキャンプ場です。

3.6kmの遊歩道があり、散策しながら森林浴ができ、バードウオッチングなどができます。

水洗トイレや食堂・売店がある管理棟などがあり、広大な自然の中でありながらも快適に過ごせます。

20台収容できる駐車場がありますが、サイト内に乗り入れも可能です。

 

開設期間:5月~10月

住所:北海道磯谷郡蘭越町相生969

江別市森林キャンプ場

札幌のすぐ隣の江別市にあり、比較的アクセスの良いキャンプ場です。

サイト内に車で乗り入れることはできませんが、140台収容できる駐車場があり、荷物運搬用のリヤカーを貸してもらえます。

プレハブ管理棟、水洗トイレ、水道、自販機などがあります。

7・8月と土日祝前日は管理人が24時間常駐しているので、女性のソロキャンパーでも安心できますね。

 

開設期間:5月~10月

住所:江別市西野幌928番地

岩尾内湖白樺キャンプ場

岩尾内湖のほとりにあり、カヌーや釣りを楽しめるキャンプ場です。

周囲には多くの野生動物が生息しており、クマゲラやホタル、運が良ければ野ウサギと出会うこともできます。しかし、熊の目撃情報もあるため、食べ物を外に出しておかないなどといった注意が必要です。

管理棟、シャワーやランドリーの他、水洗トイレや炊事場、公衆電話もあります。

 

開設期間:5月~10月

住所:士別市朝日町岩尾内

ニセコサヒナキャンプ場

ニセコの自然に囲まれており、ニセコらしい風景を堪能できるキャンプ場です。

バンガローやカーサイト、フリーサイトがあり、各サイトに焚き火炉が設置されています。

管理棟、生ごみステーション、センターハウス(トイレや流し、飲食スペースなど)があります。

人気が高いキャンプ場なので予約は必須です。
 

開設期間:「グリーンシーズン」5月~10月 「ウィンターシーズン」11月~4月

住所:北海道磯谷郡蘭越町湯里224−19

東北・北陸エリア

田沢湖キャンプ場

田沢湖を目の前に望めるキャンプ場です。

カヌーやヨット、ウィンドサーフィンのほか、豊かな雑木林で自然探索や森林浴を楽しめます。

タープやシュラフ、調理器具といったレンタル品が充実しており、初心者でも安心して楽しめますね。

管理棟、バンガロー、ベルテント、オートサイト、フリーサイト、炊事場や石窯、コインシャワー、水洗トイレと80台収容可能な駐車場があります。

 

開設期間:4月25〜11月3日

住所:秋田県仙北市田沢湖田沢字春山152

峠山パークランドキャンプ

秋田自動車道錦秋湖サービスエリアに隣接しているキャンプ場です。

一般道からの利用もできます。レストラン売店があるほか、隣接している温泉施設「オアシス館」入浴者に限りキャンプ場の使用料金が無料になるという特徴があります。

オートサイト7区画、フリーサイト7区画で、どちらも芝生で電源はありません。

トイレ、BBQコーナー、炊事場があります。

 

開設期間:4月~11月

住所:西和賀町本内46地割内

浜黒崎キャンプ場

富山湾に面し、目の前に砂浜、背に立山連峰という贅沢な景観のキャンプ場です。

県の天然記念物に指定されている、浜黒崎から岩瀬浜にかけての黒松並木なども抜群の見ごたえです。

ログコテージハウスや松林の涼しいフリーサイトのほか、窯場や温水シャワー、炊事場などがあります。

また、1年中営業しており、冬期はリーズナブルに利用できます。

 

開設期間:1年中(5月~9月は無休 10月~4月は水曜日が定休日)

住所:富山県富山市浜黒崎3385-1

西俣キャンプ場

蓮如山と鷹落山を望む山間部にある、自然あふれるキャンプ場です。

ホタルのいる川や澄んだ空気などの恵まれた環境の中で自然散策を楽しめます。

フリーサイト、オートサイト、日帰り用のデイキャンプ場があり、設備としては水洗トイレ、温水シャワーのほか炊事施設、コインランドリーがあります。

リーズナブルでありながらも充実した設備で、初心者の方でも安心です。

 

開設期間:4月~11月

住所:石川県小松市西俣町ニ217

関東・東海・甲信越エリア

北軽井沢Sweetgrass

浅間山北麓の豊かな自然に囲まれたキャンプ場です。

様々なエリアに分かれており、リーズナブルな価格設定のソロキャンプ用「ソロサイト」もあります。また、ソロキャンプセットの貸し出しをしており、道具を持っていない初心者の方でも手軽に楽しめます。

設備としては、管理棟・売店、カフェ&イベントスペース、炊事棟、コインシャワー&ランドリー、温泉(有料)などがあります。

冬期は暖房器具の貸し出しがあり、寒い環境でも快適に過ごせます。

 

開設期間:1年中

住所:群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1990-579

みどりの村キャンプ場

樹木に覆われているサイトや草地サイトなど、豊富なバリエーションを誇るキャンプ場です。

オートサイトは40区画で流しや水道、AC電源が完備されています。フリーサイトは自然をしっかりと味わえる環境となっており、好きな場所を選べます。

オートサイト内にトイレ・シャワー棟やコインランドリーがあるほか炊事棟。管理棟、売店などがあります。

 

開設期間:4月下旬~10月下旬

住所:群馬県吾妻郡高山村大字中山6853

ふもとっぱら

広大な草原に囲まれたサイトから富士山を眺められるオートキャンプ場です。

遮るものがなく、麓から頂上までをクリアに見られる贅沢な視界と、テント1000張は張れるのではというほどの広い敷地が特徴です。

トイレや蛇口はたくさん設置されていますが、広大なサイトなのでテントを張る際に気にかけておくと良いでしょう。

ほかに食堂、風呂などがあります。

 

開設期間:1年中

住所:静岡県富士宮市麓156

道志の森キャンプ場

道志みちエリアで最も人気の高いキャンプ場です。

様々なエリアがあり、自分の好きなロケーションを選んで楽しめるフリーサイトです。

夏の繁忙期はとても混むので注意が必要ですが、比較的リーズナブルに大自然を味わえます。

シャワーや炊事場、水洗トイレの他バンガローなどもあります。

 

開設期間:4月中旬頃~11月中旬頃

住所:山梨県南都留郡道志村下善之木10041

中国・近畿・四国エリア

大鬼谷オートキャンプ場

広葉樹林に覆われた、四季を楽しめる自然豊かなオートキャンプ場です。

敷地内に清流が流れていて、夏でも涼しく過ごせます。西日本では珍しく雪中キャンプができることで知られており、高い人気を誇ります。

芝生サイト、林間サイト、しらかばサイトなど異なるロケーションを味わえる115区のサイトがあります。

コインシャワーやコインランドリー、男女別の露天風呂などの設備もあります。

 

開設期間:1年中

住所:広島県庄原市高野町南257

姫鶴平キャンプ場

標高1300mに位置しており、雄大な四国カルストの360°に広がるパノラマや満点の星空を楽しめるキャンプ場です。

全てフリーサイトとなっており、車で乗り入れることはできませんが、テントの近くに駐車場があるので荷物の運搬が楽に行えます。

標高が高いため、冬期は注意が必要です。

炊事場やコテージがあり、予約すれば食堂での食事もできます。

 

開設期間:4月~11月

住所:愛媛県上浮穴郡久万高原町西谷8109

ウッディパル余呉

余呉の森に囲まれたスキー場跡を再利用したキャンプ場です。

フリーサイトは広々としていながらもとてもリーズナブルな価格設定で、シャワー(有料)などといった設備も充実しています。

また、天然温泉が車で10~15分程度のところにあるので、ゆっくりと疲れを癒すこともできます。

電源がないので、モバイルバッテリーを持っていくなど注意が必要ですが、自然の中でのんびりと過ごせます。

 

開設期間:1年中

住所:滋賀県長浜市余呉町中之郷260

リバーランズ角川

ニジマス釣りやフライ・ルアー釣りを楽しめることで有名なキャンプ場です。

区画のないオートキャンプ場で、林間、草地、広場、河畔と変化に富んだ4つのサイトを自由なレイアウトで楽しめます。

とても人気の高いキャンプ場ですが、入場者数に制限があるためゆったりと設営できます。

繁忙期は予約埋まってしまうため、事前にしっかりと確認してから計画を立てると良いでしょう。

 

開設期間:3月上旬受付開始

住所:滋賀県高島市今津町角川622     

 

九州・沖縄エリア

蔵迫温泉さくら コテージ&キャンプ場

温泉施設「倉迫温泉さくら」が提供しているキャンプ場です。

阿蘇山と久住山を望む抜群の景観を誇り、宿泊者は敷地内の温泉を24時間無料で利用できるという特徴があります。
また、キャンプサイトの水はおいしい井戸水を使っており、料理に使ったりボトルに詰めたりと幅広い用途に使えます。

 

開設期間:1年中

住所:熊本県阿蘇郡南小国町満願寺蔵迫2849-1

休暇村指宿のエコキャンプ場(鹿児島県)

錦江湾沿いに広がるキャンプ場で、砂蒸し風呂で有名な温泉施設「休暇村指宿」が提供しています。

レストランや温泉を利用できるので快適に過ごせるほか、道具の一式貸し出しを行っているので、手ぶらでも楽しめます。

 

開設期間:1年中

住所:鹿児島県指宿市東方10445

中瀬草原キャンプ場

玄界灘を目の前にした広大な草原を無料で楽しめるキャンプ場です。

絶好のロケーションにも関わらず無料ということで、夏は多くのキャンパーで賑わいます。

トイレ以外の設備がないため、必要なものはすべて持ち込まなければなりませんが、天気が良ければ壱岐の島を見ることもできる景勝地で清々しいキャンプを楽しめます。

キャンプ利用の際には申請が必要になりますので、予めお問い合わせください。

 

開設期間:1年中

住所:長崎県平戸市田平町大久保免1111-2

いへや愛ランドよねざき

沖縄最北端の有人離島「伊平屋島」にあるキャンプ場です。

ビーチいっぱいに広がるサンゴや沖縄の原風景が残る山や海の景色がとても美しく、絶好のロケーションを楽しめます。

レンタル品が用意されており、手ぶらで気軽にキャンプができます。

 

開設期間:1年中

住所:沖縄県島尻郡伊平屋村字島尻1982番地

ソロキャンプでの注意点

天候や火元をとにかく確認

ソロキャンプでは、自分の選択がすべての結果に直結します。

テントがしっかりと設営されているかは勿論のこと、そのほかにも様々な注意すべき点がありますが、特に火元はしっかりと確認しましょう。

自分が気づかなければ、他に誰も気づく人はいないと考えて行動しましょう。

 

また、天候にも注意が必要です。

自分の身を守れるのは自分だけ。少しでも危険だと感じたら無理をせず、撤退も視野に入れるようにして下さい。

 

楽しく、安全にソロキャンプならではの自由を味わってくださいね。

できるだけコンパクトに

1人で移動し、設営・撤収までもすべて1人でやることになるため、荷物はとにかくコンパクトにしておくのが良いでしょう。

用途ごとにカテゴリー分けしてわかりやすく収納すると、使い勝手もよく効率が上がりますね。

また、必要なものがなかった場合、同行者に頼んで貸してもらうということができないので、家族や仲間と一緒に行くときよりもしっかりと荷物の確認をしましょう。

著者おすすめはココ!

ご紹介したキャンプ場はどれもおすすめですが、筆者一番のおすすめは「ニセコサヒナキャンプ場」です。

テントサイトが快適でくつろげるのは勿論のこと、そのほかにもトイレや流しといった設備がとにかく清潔なのです。

 

これらは「センターハウス」という施設の中にあるのですが、この施設自体もとても清潔で居心地が良く、カフェのような雰囲気でつい長居してしまいます。

 

また、車で数分の距離にいくつかの温泉があり、その中にはキャンプ場から割引券を貰える温泉もあります。しっかりゆっくり疲れを癒し、1日を最高の気分で締めくくれます。

 

広大なニセコの景色に清潔で使いやすいキャンプ場内施設、そして温泉。

とにかく居心地が良くて贅沢なこの魅力あふれるキャンプ場、是非行って体験してみて下さい!

予約は電話でしかできないので気を付けてくださいね。

まとめ

さて、ソロキャンプの魅力やおすすめのキャンプ場、注意点などをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

 

この記事のポイントは、

 

  • ソロキャンプは贅沢な「自由」が魅力
  • キャンプ場選びは目的から考える
  • 1人だからこそ、火や悪天候には注意
  • できるだけコンパクトにまとめる

 

以上の4点と、全国各地のおすすめキャンプ場20、それぞれの魅力でした!

 

是非、ご紹介したキャンプ場で、安全に自由なソロキャンプを楽しんでくださいね。

この記事が、皆さんのソロキャンプライフへの1つの助けとなれば幸いです。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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