SUPとは
「SUP」の正式な名前は、スタンドアップパドルボードです。
名前の通りボードに立ってバランスを取りながらパドルで水を漕いで進んでいくもので、基本は水上散策を楽しむアクティビティです。
SUPに使うボードは、サーフィンのロングボードよりも長くて、空気を入れてボードを膨らませるタイプとサーフボードのような大きなタイプがあります。
キャンプなど荷物が気になる場合は、空気を入れるタイプが良いでしょう。
SUPのボードは、浮力が強く安定していて比較的誰でも簡単に乗れると言われています。
そのため、老若男女と年齢も幅広く初めての方でも簡単に楽しむことができるのです。
海や川や湖で気軽に遊べることから、世界中で人気が爆発しているのではないでしょうか。
初心者におすすめの服装
「SUP」とは、どのようなものか大体はお分かり頂けたところで、次はSUPをするときの服装について見ていきましょう。
初心者の方は、SUPの服装といってもピンとこないことでしょう。
簡単にできると言ってもサーフィンの簡易バージョンのようなイメージがある方も多いと思います。
しかし、サーフィンのように激しいアクティビティではありませんので、本格的な装備は必要ありません。
それでは、どのような服装が好ましいのかと言うと、簡単に言うと「濡れても良い服装」です。
ウォーターアクティビティですので、水の中に落ちることも考えて、夏は男女ともに水着だけでも問題ありません。
ただし、安全対策及び泳ぎが苦手な方でも安心して遊べるようにライフジャケットを身に着けることは基本となります。
長袖シャツ・ラッシュガード
海や川・湖などは日差しが強いので、紫外線対策として、ポリエステル系の化繊素材で速乾性に優れた長袖シャツやラッシュガードを着ることをおすすめします。
ただし、綿製品の着用はやめておくようにしましょう。
綿製品は、水を含むと動きづらくなり、乾きにくい素材のため濡れると体温を奪われてしまうからです。
ウェットスーツ
夏以外の季節であれば、下に水着を着て上にウェットスーツを着るのがおすすめです。
秋冬の水温は、低いので注意が必要です。
購入するときは、水の侵入がないか、伸び縮みして動きやすい生地なのか、保温性は大丈夫か、着脱が簡単であるか等といったことも頭に入れとおくと、初心者の方でも服装選びを失敗したりはしないでしょう。
マリンシューズ
靴については、濡れても構わないものなら良いですが、かかとが固定されて脱げにくいマリンシューズがおすすめです。
ビーチサンダルなどは、ツアーでも禁止されている場合もあるように脱げやすいことを理由とし避けた方が良いでしょう。
他に着替えやタオルは必ず必要ですが、日焼け止めやサングラス、水上は風が強いため顎紐付きの帽子などがあると便利です。
SUPの楽しみ方
SUPの楽しみ方は様々です。
SUPは、これまでにはないあらゆるウォーターアクティビティ及びマリンスポーツを実現しており、どの楽しみ方もワクワクするものばかりです
ボード上でバランスをとることで身体全体を使うので、とても健康にも良さそうです。
老若男女に人気の理由は、この「無限大の幅広さ」なのではないでしょうか。
これからも楽しみ方は、増えていくことでしょう。
ぜひ、あなたも新しい楽しみ方を発見してみてください。
ツーリング
ひとりでゆっくり海や湖を水上散歩して景色を楽しむのも良いですが、3m以上の大きなボードで夫婦や子どもやペットなどと一緒にツーリング気分を味わうのもおすすめです。
ひとりだけでなく、ふたりでも楽しむことができるところがSUPのおすすめ人気ポイントではないでしょうか。
ヨガ・エクササイズ
SUPが健康や美容によい影響を及ぼすことはご存知ですか?ボード上でバランスをとり有機酸素運動をするため、インナーマッスルを鍛えることができるので、ヨガやダイエット効果もあると言われており、女性からも注目されている人気があるアクティビティなのです。
ヨガやフィットネスを目的としてボードを購入するときは、持ち運びやすさやお洒落なデザイン、水中に落ちたときに上がりやすいもの、ボードの材質といったことも考慮して、女性ならではのボード選びをすると良いでしょう。
フィッシング
釣り道具とクーラーボックスをのせて、船では行けないような狭い場所へ行ったりできるため、自分だけの穴場スポットを見つけて、フィッシングを楽しみましょう。
もしかしたら、今までにないワクワクするような体験ができるかもしれません。
サーフボード
波がある場合はサーフボードとして、アクティブにエキサイティングにウォータースポーツを楽しむこともできます。
波がつくる斜面をSUPで波乗りして遊んでみましょう。
SUPの練習方法について
SUPで利用するボードは、初心者でも比較的簡単に立つことができると言われています。
そうは言っても、子どもから老人まで幅広い年齢層に人気があるSUPは見てると簡単そうに見えますが、実はバランスを取るのにコツがいるのです。
まず、ボードの真ん中に立ち、目線は地平線を見ます。慣れてくるまでは座ったままパドルを漕ぎます。慣れてきたら、立って漕ぐ練習をすると良いです。
パドルを漕ぐコツは、丸まった面を後ろに向けて、前に進むときパドルが自分の前にあるようにすることです。
何度か練習すればコツをつかみ難なく立てるようになりますが、最初は殆どの方が水中に落ちることでしょう。
SUPのスクール情報とおすすめ体験プラン
初心者の方は、最初はやはり体験プランなどでインストラクターからきちんと学んで練習することをおすすめします。
それでは、実際に体験プランを申し込みたい方はどこで申し込みをしたらいいのでしょうか?
このような質問にお答えすると、それはショップになります。
ショップがツアーの企画などを行っているので、インターネットで、「SUPスクール」「SUP体験」や「スタンドアップパドルボード体験」などと検索すれば、たくさんショップがでてきます。
そのショップの企画に体験プランがあるので、そこから自分に合ったものを選ぶと良いです。
尚、全国各地で開催されているSUP体験プランに参加すれば、ボードやライフジャケット、ウェットスーツなどもレンタルすることができるので、初心者の方にはおすすめなのです。
スクール情報
まとめ
世界中で急激に人気が高まっているウォーター・アクティビティーであるSUP。
大人から子供まで、季節を問わず風や波がなくても水があればどこでも楽しめるから大人気なのでしょう。
初心者でも少し練習をすれば、バランス感覚とコツをつかめますから、比較的すぐに乗ることができます。
コツをつかめば、無限大の遊び方ができるのが人気の秘訣だと考えられます。
安心して楽しめるウォーターアクティビティ及びマリンスポーツがSUPなのです。