コールマンの歴史
コールマンは1990年にウィリアム・コフィン・コールマンがアメリカミネソタ州にて創業。
1905年より自社開発のガソリンランプの販売を開始します。
時代の流れと共に「電灯」が普及し始めると、コールマンではガソリン式のランタン「アークランタン」を開発。
その後、アメリカではモータリーゼーション(自動化)のブームが起こり、
オートキャンプスタイルが確立されはじめます。
この流れに目をつけたコールマンは、1923年にキャンプストーブ「ツーバーナー」の開発に成功。
現在も同様の製品名で販売しています。
日本では「コールマンジャパン」として法人化され、
より日本の環境にあったキャンプ用品の製造や販売が行われてます。
クッカーの選び方と種類
クッカーは調理内容によって大きく2種類に形が分かれます。また、材質によっても重さや耐久性、火の通り方までも異なってきます。
「何を作るのか」「何人分作るのか」「持ち運びは楽なのか」要望によっても向き不向きがありますので、それぞれの特徴をしっかり抑えて、間違いのない「クッカー」を選び方をご紹介します。
形状で選ぶ
・広浅型
いわゆる深めのフライパンの様なタイプのクッカーを指します。
家庭で使用する様に鍋から炒め物、また煮物など幅広く作ることができるタイプ。
様々な調理方法に適していますが、コンパクトにすることができない為、持ち運びには向いていません。
複数人でのキャンプなどではいいかもしれませんが、ソロキャンプなど荷物を減らしたい場合は避けましょう。
・細深型
とにかく収納力に優れているタイプ。
調理したまま食べることも可能なものが多く、
また複数個重ねて収納もできるので、カバンに入れやすく持ち運びに便利です。
しかし幅が狭く調理がしずらいですし、
作れるメニューに制限がある為、食にこだわりがある人には向いていないででしょう。
ソロキャンプなどではこちらのタイプを選ぶと良いでしょう。
素材で選ぶ
クッカーでは主に「アルミ」「ステンレス」「チタン」の3種類が使われています。
クッカー選びでは素材も非常に大切になってきますので、
素材ごとの特徴を知っておきましょう!!
・アルミ
「アルミ」は熱伝導率が高く、火が通りやすい素材。
また、とても軽くて持ち運びにも便利です。
しかし、調理道具としてはこびり付きやすく、強度も強くない素材なので、壊れやすい点だけ注意しましょう。
・ステンレス
「ステンレス」はアルミほど熱伝導率が高くないですが、それでも十分なほど火は通ります。
さらには均一に熱が伝わりやすいという利点も。
ステンレスは鉄を溶かして精製した素材の為とても頑丈ですが、
その分重量感もあるので持ち運びでは少し苦労するかもしれません。
・チタン
「チタン」は他の2つに比べると少し扱いの難しい素材になります。
熱伝導率が悪いのですが、逆に冷めずらいという利点も。
また、とても頑丈で薄く加工することができるの素材ですが、
調理では火が一箇所に集中してしまう難点もあります。
チタン製品は値段が少し高いところも留意しておきましょう。
コールマンのクッカー(定番編)
それでは大変お待たせしました!!
ここからはコールマンのおすすめクッカーをタイプごとに紹介していきます。
アルミクッカーセット
様々な調理に対応した、ハンドル着脱式のクッカーセット。
通常のキャンプからソロキャンプまで、焼き物や揚げ物から煮物まであらゆる要望に応えます。
サイズも平たいものから少し深さのあるものまでこのセット一つで完結することが可能に。
手早く外れるハンドルで、調理からそのまま食卓に使用することができ、
クッカーの内側はノンスティック加工が施されており、長時間置いておいてもゴケつきません。
コールマンのクッカーを検討する際は、まずこちらを候補に入れましょう!
スペック
・サイズ ウォックパン26×7.5cm、フライパン24×4.5cm、片手鍋18×8.5cm
・収納時 29×13(h)cm
・重量 2.6kg
・価格 14,531tax-in
コールマンのクッカー(ソロキャンパー向け)
パックアウェイ(TM) ソロクッカーセット
こちらはソロキャンプに最適なコンパクトサイズのクッカーセットです。
熱伝導の良いアルミタイプで、取っ手も熱くなりにくいシリコン製のハンドル。
外側は傷の入りにくく、内側は簡単に汚れが落ちるノンスティック加工。
ソロキャンプで十分にパフォーマンスを発揮してくれるクッカーです。
キャンプに不慣れな方はこちらから選ぶことをおすすめします!
スペック
・サイズ ポット12.5×10cm、カップ約12×5cm400
・収納時 12×15cm
・重量 約250g
・価格 4,890 tax-in
コルーマンのクッカー(ファミリー向け)
アルミクッカーコンボ
まさにファミリー向けにふさわしいクッカーセット。
フライパンなどのクッカーだけでなく、ライス用クッカーからボウルやザルまで全てが収納されています。
まさに調理できないものはない万能型クッカー。
その分大きさや重さがあるので、ソロキャンプでは少しオーバースペックかもしれませんが、
ファミリーから大人数でのキャンプではとても便利です!
こちらもアルミを使用しており、内側はノンスティック加工と焦げにくい構造となってます。
スペック
・サイズ ポット22×17cm、ライスクッカー19×18cm、フライパン22.5×4cm
・収納時 25×20cm
・重量 3キロ
・価格 16,494 in-tax
クッカーで作れる美味しい料理
せっかくクッカーを買ったのに、料理をしなければ意味がありません!
ここではクッカーを使った料理をいくつか紹介していきます。
料理が苦手な方もできる簡単なものを中心に紹介していきますのでご安心を。
ホットドッグ
キャンプなのにホットドッグ?
家で作ればいいじゃないか。そう思う方も多いかもしれません。
クッカーを使わなくてもできてしまうかもしれませんが、
平薄型のクッカーを使えば、パンとソーセージを同時に焼くことができるので、
時短メニューとしてもおすすめです!
キャンプの清々しい朝に食べるホットドッグは格別なので、是非作ってみましょう!
お粥
意外とおすすめなのがお粥です。
キャンプで作ることが多くないので、気がつかない人が多いのですが、
クッカーひとつで簡単に調理できるのお手軽料理。
お米を炊き、そこの少量の水を足すだけで完成します。
あとは塩等で自分好みに味を整えれば完成ですし、
水の代わりにダシやカレー粉などを入れれば、「雑炊」や「カレーリゾット」にも。
小さめのクッカー1つで作れますので、ソロキャンプの朝食などには特におすすめです!
石焼ビビンパ
平形クッカーで作る石焼ビビンパです。
これも非常にオススメで、油を敷き、ご飯を入れ、
具材を乗せ火にかけるだけという簡単なのに手の凝ったメニュー。
具材や味付けなどでオリジナリティを出して作ってみましょう!
冷やご飯や余った具材だけで作れてしまうのは、嬉しいポイントですね。
クッカーであなたのキャンプを華やかに!
いかがでしたでしょうか!
クッカーひとつでキャンプが楽しくなると感じていただけたでしょうか。
キャンプで作る料理は格別に感じることでしょう!!
簡単な料理に慣れてきたら、様々なメニューにチャレンジしましょう。
作れる料理が増えれば、もっとキャンプが楽しくなること間違いなしです!
クッカーでキャンプの可能性を今よりも。
今回はそんなコールマンより「クッカー」のご紹介です。
皆さんはちゃんとクッカーを選んだことはあるでしょうか。
「適当にクッカーを選んではいませんか?」
きちんとした知識を身につけ、クッカーを選びましょう!