更新:2019.2.10 作成:2019.1.29

キャンプで作ろう!クッカーで簡単に燻製

キャンプで燻製なんて、燻製機がないと作れない。
そう考えている方、意外と多いでしょう。
実はクッカーを利用して、簡単に燻製が作れます!

ここでは、燻製に必要なスモークチップの特徴や作り方を紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
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目次
  1. 燻製機がなくてもクッカーで代用!
  2. 燻製の方法
  3. スモークチップとスモークウッド
  4. 燻製作りはスモークチップがないと始まらない
  5. いざ!燻製を作ってみよう!
  6. まとめ

燻製機がなくてもクッカーで代用!

スモークチーズやスモークチキンを作ってみたいけど、薫製機がないから諦めていたという方もいるはずです。

お店で売られている薫製も美味しいけど、やはり手作りの方が断然おいしい!

実は、大きな薫製機を持っていかなくても、温度計さえあればお持ちのクッカーで代用できます。
キャンプで手作りの燻製を楽しむ方は、意外と多いです。

私も手作りの燻製をキャンプでご馳走して頂いた時は、びっくりしました!

燻製の方法

一言で燻製と言っても、燻製にはいくつかの方法があります。


熱燻(ねっくん)…短時間で80℃以上の高温で燻します。キャンプなどで燻製を作る場合は、この方法をとる場合が多いです。

温燻(おんくん)…30~60℃程度で温度で燻します。一般的な燻製はほとんどがこの方法がとられます。

冷燻(れいくん)…25℃以下の低温でじっくり燻します。燻煙時間も1週間以上に渡って行われます。

スモークチップとスモークウッド

燻製を作るときに必要なのがスモークチップですが、いざお店に見に行くとチップ状のものと棒状のものと売られています。

その2つに違いはあるのでしょうか。

スモークチップは木を細かくチップ状にさせたもの。

スモークウッドは、原木を一度粉状にし固めたものです。

それぞれ使い方がことなり、スモークウッドは直接火をつけて使用します。

スモークチップは鍋底や皿にのせて、熱によって発煙させます。
量を調節しやすく、少量でも煙が出ます。
短時間で燻製を行う場合や、熱燻を行う場合はスモークチップがおすすめ。

逆にスモークウッドは、一定の煙が長時間出続けるので、温燻や冷燻に向いています。

今回は、短時間で燻製を作れるスモークチップで話を進めて行きます!

燻製作りはスモークチップがないと始まらない

薫製作りに大切なのは温度管理とスモークチップです。
チップによって香りもさまざま。

ここではポピュラーなチップの特徴を紹介します。

サクラ
日本ではポピュラーで馴染みのあるチップです。
香りは強め。食材は選びません。

ヒッコリー
北米では昔から親しまれている、代表的なチップ。
サクラより香りは強いです。
こちらも食材は選びませんが、ベーコンやチーズ、ハム、サーモンがおすすめ。
個性的な香りの強い薫製に仕上がります。

リンゴ
サクラと比べると甘く、柔らかな香りがします。
香りにクセがないので、白身魚や鶏肉と相性がいいです。

クルミ
色づきも程よく、ほのかにクルミの香りがして、クセがありません。
食材も選ばず、オールマイティー。

ナラ
椎茸を栽培する時の原木として使用されるのがナラの木です。
香りはやさしく、色づきがとてもいいです。チーズや魚がおすすめ。

いざ!燻製を作ってみよう!

1.クッカーの底にアルミホイルを敷きましょう。
アルミでチップをのせる用の受け皿を作っておきます。

2.チップを受け皿に入れて、クッカーの中へ。

3.上からアミをのせて、アミの上に食材をのせます。

4.火にかけてじっくり待ちましょう。

分かりやすい動画もあったので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたか。
立派な薫製機がなくても、お持ちのクッカーで薫製が作れることがわかりました。

薫製で使うスモークチップも、種類によって香りや相性のいい食材もさまざまです。

気軽にクッカーで薫製をつくって、お気に入りの食材とチップを見つけましょう!

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