更新:2019.5.22 作成:2019.5.14

アウトドアナイフ・包丁おすすめ&基本的な使い方まとめ

アウトドアの場面で何かと役に立つのがアウトドアナイフです。アウトドア料理で使うナイフや包丁と焚き火での薪やロープワークなどで利用するナイフなど、使う場面によって選ぶナイフも変わってきます。今回はそんなナイフの基本的な使い方とおすすめな使い方を紹介します。
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目次
  1. アウトドアナイフの基本的な使い方
  2. アウトドアナイフの種類とは
  3. ①フォールディングナイフとは
  4. 人気のフォールディングナイフのオススメ4選
  5. ②シースナイフとは
  6. 失敗しない!シースナイフのオススメ5選
  7. ③十徳ナイフとは
  8. 便利な十徳ナイフのオススメ3選
  9. ④アウトドア用包丁とは
  10. お得なアウトドア用包丁オススメ4選
  11. アウトドアナイフまとめ

アウトドアナイフの基本的な使い方

ナイフの基本的な持ち方

アウトドアナイフの基本的な持ち方はフォアハンドグリップです。そして握り方で大切な事はナイフのグリップ力です。怪我をせずに安全にナイフを使う上でしっかりとナイフを握って作業する事が最も重要なポイントになります。ナイフが手から離れて落としたり飛んだりしないようにしっかりと握る習慣を付けましょう。

ナイフでの木の削り方

1番多い使い方がナイフで木を削る事です。コツはナイフが動く幅を必要最小にする事です。ナイフの動く範囲を制限します。そして、削りたい木をしっかり持って体から離すように刃先を木に押し当てて少しずつ動かします。その時にグリップに一番近い部分の刃を使うとコントロールしやすく無駄なく木を削る事が出来ます。

細かい作業でのナイフの使い方

例えばロープを切る時などの細かな作業での使い方になります。これもアウトドアの場面でよく使います。コツは、手首と肘をしっかりと固定します。脇をしめて、肩を開いたり閉じたりする事で肩の可動範囲のみでの作業が出来るので安全に正確な作業が可能になります。必ず手首と肘を固定できる位置で作業が出来るポジションになるようにしましょう。

果物の皮を剥く時のナイフの使い方

ナイフの使い方として、りんごなどの皮を剥く作業がナイフをコントロールする練習にもなりたす。コツはナイフとりんごの握り方になります。ナイフを持つ手をしっかり固定して、刃の先に親指をかけます。そしてりんごを少しずつ回しながら皮を剥いていきます。この時に、刃の角度が立ち過ぎず寝過ぎずに保つ事に注意しながら使用しましょう。

バドニングでのナイフの使い方

少し応用した使い方でナイフの背の部分をスパインと言いますが、そのスパインを木で叩き薪を割り裂いたり木に切込みを入れる方法をバドニングと言います。
スパインを叩く場所は柄から離れた場所を叩くようにします。柄の近くだとナイフが破損する可能性があるので危ないです。これが出来るようになるとナイフの使える場面がさらに広がります。

アウトドアナイフの種類とは

アウトドアの場面で使われるナイフにもいくつか種類があります。先ずは種類と特徴をしっかり理解して自分に合ったナイフや包丁を見つけましょう。
アウトドアナイフを大きく分けると、
①フォールディングナイフ
②シースナイフ
③十徳ナイフ
④アウトドア用包丁
以上の4種類になります。それぞれの使い方とオススメ商品を紹介します。

①フォールディングナイフとは

フォールディングナイフとは、アウトドアのシーンでは非常にポピュラーなナイフになっており、利便性の高いナイフです。何故なら、ナイフの刃と柄が可動式の折りたたみのナイフになるので、コンパクトに収納出来るので安全で携帯し易いからです。注意点としては、折りたたみ部分が錆びやすいので、しっかりとした手入れが必要です。

人気のフォールディングナイフのオススメ4選

オピネル No.9 ステンレス

オピネルはアウトドアナイフの定番中の定番で、コストパフォーマンスの良さとシンプルなデザインでお洒落な木のハンドルが特徴的です。その中でもNo.9はステンレス製は、錆びに強いのでメンテナンスがしやすくビギナーにも扱いやすいのがメリットになります。特に料理に使うにはぴったりなナイフになっており、軽くて幅が薄いので食材などの食べ物を切るのに使い勝手が良いです。

BUCK(バック) フォールディングハンターナイフ 110BRS

100年以上も前に創業を開始したBUCKナイフ社の人気と安定感は今も変わらず続いています。フォールディングナイフの代名詞とも言えるBUCKナイフ社のフォールディングナイフの特徴としては、シンプルで無駄のないフォルムが美しく、握るとずっしりくる重量に安定性と高級感を感じれるナイフになっています。メンテナンスを重ねて更に味が出るオリジナリティの強いナイフになっています。

ガーバー(GERBER) ベア・グリルス ホールディングナイフ

イギリス発の有名なフォールディングナイフがガーバーのベア・グリルス ホールディングナイフになります。このナイフの特徴としては、ブレードの材質がカーボンスチールになっており、非常に切れ味が良くてストレスなく利用出来ます。またハンドルの握り心地もよくて手に馴染むように、指をかけられるサムスタッド機能をブレードの両面に搭載しています。また、ブレードを開いた状態でロックもかけれるので安全に使えるフォールディングナイフです。

スパイダルコ(Spyderco) Dragonfly2 SALT LIGHTWEIGHT YELLOW

こちらは、アメリカの人気ナイフメーカーであるスパイダルコの代表的なフォールディングナイフになります。特徴としては、扱いやすいようにブレードに大きな穴が空いており、そこに指がかけれるので片手でも簡単に開閉できるので初心者にも優しいフォールディングナイフになっています。

またブレードの材質は非常に錆びにくいH-1鋼を使用しているので、メンテナンスが簡単なところも魅力的なナイフです。

 

②シースナイフとは

シースナイフは、フォールディングナイフのように折りたたみタイプではなくて、刃の部分と刃の付根部分が一枚の鋼材から出来ている刃物です。キャンプや釣りなどのアウトドアで持ち運びするときはナイフの刃の部分をシースと言われる鞘に収納します。構造はシンプルなので手入れしやすく、剛性と耐久性が強いのが特徴的なアウトドアナイフになっています。

失敗しない!シースナイフのオススメ5選

モーラナイフ MORAKNIV モーラ・ナイフ コンパニオン ヘビーデューティ

世界的にも有名なナイフメーカーでもある、モーラナイフの人気モデルがヘビーデューティーです。特徴としては、ブレードに炭素鋼ブレードを使用しており、これがとにかく良く切れます。また、握った時のフィット感も良くてしっくりとくるハンドルは特殊なラバーを使用しています。ハードに使えるナイフになっており、薪割りやブッシュクラフトなどで活躍してくれます。コストパフォーマンスも良くておすすめです。

G・サカイ | NEW SABI KNIFE 2 サバキ3寸

G・サカイのNEW SABI KNIFE 2 サバキ3寸はキャンプはもちろんですが、魚がさばきやすく釣りにもおすすめなナイフになっています。それもそのはず、元々は魚をさばく目的で設計されているからです。ブレードも錆びにくい材質になっているので気兼ねなくアウトドアで利用できます。ハンドルも馴染みやすく握りやすい材質や構造になっているので、長く愛用出来るナイフです。

コロンビアナイフ COLUMBIA KNIFE

高品質なシースナイフでおすすめなのがコロンビアナイフです。このナイフの特徴は、なんと言っても高級感のある良い天然ウッドハンドルのデザイン性としっくりと重量感のある握り心地です。細かな構造にもこだわりがあり、ブレード部分を挟んであるフルタングになっているので強度も強く剛性のあるナイフになっています。焚き火での薪割りやバドニングに最適なハイクオリティなシースナイフになっています。

 

シマノ shimano シースナイフ

この商品は、あの有名な釣りメーカーシマノのが出しているシースナイフになっているので、高品質で安心感があるナイフになっています。もちろん釣った魚をさばきやすく設計されているナイフになります。ブレードは錆びにくいステンレス製になっており、ハンドルが軽量化されているので持ち運びに便利なシースナイフになっています。その為、キャンプや登山などのアウトドアにも使えるナイフになっています。

 

Mora of Sweden | モーラ・ナイフ

この商品をおすすめするポイントは、リーズナブルな価格で使い回しの良いシースナイフである事です。その理由は、ブレードはカーボンスチール製になっているので木材や小枝を切るのに最適なナイフになっています。もちろんガシガシとハードにも利用できるのでアウトドアでは利便性の高いナイフになっています。アウトドアナイフでは定番で人気のあるモーラナイフになっています。

③十徳ナイフとは

十徳ナイフとは、ナイフの他に、工業工具のはさみやヤスリやドライバー、栓抜き、など便利な機能を搭載し1つのアイテムとしてもとまっているマルチツールになります。万能で便利ですが、ナイフに特化している訳ではないので、ナイフとしての切れ味や使いやすさでは劣ります。
サブアイテムの携帯用としては便利です。

便利な十徳ナイフのオススメ3選

ビクトリノックス クラシックSD

十徳ナイフの定番のスモールブレードをはじめとした、日常生活に必要な機能が揃ったモデルです。特徴としては、利便性の高いコンパクトさが魅力的なナイフになります。重量も軽いので持ち運びに最適な十徳ナイフになります。キャンプなどの場面で食材やパンをちょっと切り分けたい時に便利に使えます。サイズは小さくても切れ味が非常に良いので、ストレスなく使えます。

レザーマン WAVE Plus マルチプライヤー

有名なレザーマンの代名詞にもなるモデルになります。機能性にも優れており、機能数も多いので非常に使いやすくてハイスペックな十徳ナイフになります。特徴としては、ハンドルを閉じたまま、片手で直ぐに直刃・波刃・のこぎり・ヤスリを取り出すことが出来るので大変便利です。日常的なアウトドアの場面でも重宝しますが、少しハードな場面でも作業⽤多機能のオールラウンドナイフとしても利用出来ます。


 

ノースマンチタニウム キャンピンKT-525

こちらも便利で携帯用に特化したナイフになります。特徴としては、チタン製になるので非常に軽くてアウトドアの場面で非常に重宝します。特にキャンプや登山に持っていくのにぴったりです。また、スプーンとフォークも付いており、分離して使えるので使いやすいです。携帯用だとは思えないほど、スプーンもフォークもしっかりした物で使いやすい構造になっているのでおすすめです。

④アウトドア用包丁とは

アウトドア用包丁とは、一般的に料理で使われている包丁をアウトドアように加工したものです。基本的には食材などをカットする料理用になるので、アウトドアナイフと違って、他の用途では使用をしません。
また、アウトドア用包丁の大きさとしては、持ち運びにも便利な小さめの包丁がよく使われています。それに合わせてまな板も小さめが使いやすくて良いです。

 

お得なアウトドア用包丁オススメ4選

スノーピーク snow peak フィールド・三徳包丁

この商品は、アウトドアの場面でオールマイティーな万能包丁として重宝してくれます。切れ味が良くて重量もあり重心のバランスも良いので安定感は抜群の包丁になっています。自宅のキッチンでも使えるくらいのクオリティーの高さに仕上がっています。また、持ち運びに便利なカバーが付いていたり、腰に付けられるループが付いているので、アウトドアなどの野外に最適なナイフになっています。


 

スノーピーク snow peak マナイタ

スノーピークのまな板セットのアウトドア包丁になります。キャンプや釣りなどで良くあるのが家から包丁を持ち出す時の持ち運びに悩まされる事があります。この商品はまな板に包丁をしまうことができるので非常に便利になっています。包丁はもちろん、セットのまな板も強度がありしっかりと作られているのでこのセットがあれば野外での料理に困まりません。非常におすすめな商品になります。


 

G・SAKAI]SABIKNIFE1(サビナイフ1)

国産ナイフの老舗メーカージーサカイは岐阜県にある老舗ブランドになります。今回おすすめするサビナイフの特徴としては、ブレードに使われている素材になります。使われているのは、H1鋼と言ってステンレス素材と比較しても非常に錆びにくいです。その為、アウトドアでの野外の使用に適しておりメンテナンスが楽で良いです。利便性が高く魚を捌いたり食材をカットしたりとアウトドア包丁として活躍します。

関孫六 銀寿 ステンレス 和包丁出刃

有名な関鍛冶の職人包丁がお手軽にアウトドアで使用出来ます。キャンプや釣りなどのアウトドアに丁度良くて取り回しの良いサイズ感がおすすめです。またメンテナンスが楽なステンレス素材になっているので錆びにくいので使用後の管理が野外でも気兼ねなく出来るあたりもおすすめポイントです。そしてなんと言っても切れ味が抜群に良いです。サイズ的にも30cm前後の魚を捌くのにぴったりな包丁になっています。


 

アウトドアナイフまとめ

利便性の高いアウトドアナイフの魅力が伝わったでしょうか!アウトドアのあらゆる場面で使えるのがアウトドアナイフです。種類も多くあるので、自分のアウトドアスタイルにあったナイフを見付けることから始めましょう。そして基本的な使い方を覚えて少しずつ使いこなし、野外での遊びの幅を更に広げ、充実したアウトドアライフを満喫しましょう。

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